月間『たのしい授業』関連

ゴッホの絵画にみるイスラム

51onzfetzjl 月刊『たのしい授業』の2017年2月号の「はみだしたの」に東京で開かれた「ゴッホとゴーガン展」を見に行った時の話が載っていました。この展覧会を,私も名古屋で観たことは,このブログにも書きました。私は,それ以来,「ゴッホの手紙」に興味を持って,読んでいます。
 さて,この記事には,赤い帽子をかぶったズアーブ兵の絵について紹介されています。ズアーブ兵というのは,アルジェリア人によるフランス兵のことらしく,確かに私も読んだ覚えがあります。で,その同じズワーブ兵らしき絵に「ミリエ少尉の肖像」(写真)があります。この絵の右上には,イスラム教徒のシンボルである,〈三日月と星〉が描かれています。イスラム教の国ぐにでは,国旗に三日月や星を用いることが多いのです。ゴッホも,イスラム教徒と三日月や星の関係を知っていたんでしょうね。わざわざこんな所に書き足しているのですから。
 右の写真は,アマゾンのページから転載しました。

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カルピスゼリー1/2(ハーフ)

160716_01 今日は,サークルの例会でした。参加者は5人。
 最近の職場環境の話から,なんとなく重々しく始まったのですが,そこは「たのしい授業の会」と言うだけあって,子どもたちとの話になると,楽しい話や,工夫がいっぱいです。
 暑い日にピッタリ…と,今月号の『たのしい授業』(仮説社)で紹介されていた「カルピスゼリー1/2」を作ってみました。
 160716_02確かに,手軽で,簡単にできて,しかも美味しかったです。1学期はあと2日しかないので,登校日にでも食べさせてあげればいいかも…と思いました。ただ,私は担任していないので,担任さんに了解をもらってのことですがね。
 メンバーが紹介してくれた本も,おもしろそうでした。『よあけ』という絵本も,元気が出る絵本として紹介してくれました。色彩の持っているエネルギーを感じる絵本でした。

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小川洋著『空見上げて』

 『たのしい授業』(仮説社)誌上で連載されていた『「新人育成教員」日記』が単行本になって登場。老若問わず,すべての教師に読んでもらいたい本です。

 著者の小川は,定年退職後,再任用で小学校現場につとめている教師である。仕事は,「新人育成教員」という「新しく先生になった人を一人前にするための副担任」という仕事。新人側にしてみれば,ありがたいのか,迷惑なのか,わかんないような立場の仕事だ。
 さて,その小川は,新人さんが〈要求していること〉に対して,あるいは〈今求めているだろうと思われること〉に対して,実に,タイミングよく,関わり,アドバイスをしている。これだと,新人さんも,安心して授業に取り組んだり,子どものことを理解したりできるであろう。まさに「啐啄の機」である。
 本書に,新人育成教員たちが集まったときの話も出てくるが,そこでは,「新人への愚痴花盛り」といった感もあったそうだ。でも,小川は,新人さんの愚痴なんていわない。我慢して言わないのではなく,言う必要がないのだ。
 このことを裏がえして言うと,新人ばかりの集まりでは,おそらく「育成教員への愚痴ばかり」となっているではないか。そして,小川が担当している新人さんは,「俺って,なんていい人に巡り会ったのだろう」と思っているのに違いない。
 小川の子どもや新人さんへの指導の〈優しさ〉〈的確さ〉は,彼が現役時代ずっと取り組んできた仮説実験授業をはじめとするたのしい授業や子ども中心の考え方が根底にあって、醸し出されてくるものだ。
 本書のことは,月刊誌『教育・2016年4月号』掲載の子安潤の論文にも取りあげられている。以下引用して,本書の紹介を終わろう。
「かかわりすぎないようにしつつ,子どもにも新任教師にも小さな達成感を積み重ねていく。その〈ゆるさ〉は新任教師への優れたガイドであるだけでなく,スタンダードへのやわらかい向き合い方を示唆している。」(p.34 子安潤著「授業のスタンダード化に向き合う」『教育・2016年4月号』かもがわ出版)

 私の現場にも若い人たちが多くなってきた。
 小川のように,若者たちとは,余り関わりすぎず,しかし,小さな達成感が感じられるような,そんな人間関係を作っていきたいものだと思う。

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NZの新国旗候補…4つに絞ったが

Newzealandflagnewdesignsexlarge169 以前,紹介した,ニュージーランドの新国旗の候補についての続編。
 先に紹介したサイトでは,国民投票によって絞られるって書かれていたような気がしていたが,そうではなかった。今回は,財界人などによる検討委員会で,写真の4つに絞ったらしい…が,ニュースサイトによると,どのデザインも人気がないとか…。
151219 ともあれ,これらの旗に見えるシダは,NZ原産のもので,シルバー・ファーンというものらしい。
 シルバー・ファーンの画像をWikipediaから転載しておこう。シルバーファーンは,木生シダで,木のように大きくなるという。先に紹介したNZの国章にも使われているし,オールブラックスなど,いろいろなナショナルチームの旗にもデザインされているようだ。渦巻きもシダの小さいときの模様。

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ニュージーランドの新しい国旗

151102 ニュージーランドの新しい国旗が決まるかも知れない…という情報を聞いたのは,今年の夏頃だっただろうか? イギリスのユニオンジャックが入っているアノ国旗(右の国旗)は,なんとなく植民地臭いなあって思っていたので,もしかして,ニュージーランドの国民もそんな気持ちになってきたのかなって思っていた。

 ここに来て,国旗の候補が絞られてきたらしい。

 研究会の友人からの情報で覗いてみたサイトに,新し国旗が決まるまでの手続きが書かれていたので紹介してみる。「オークランド日本人会」のサイトから…。ここには,すでに,一般から応募されたデザインの中から選ばれた40種類が紹介されている。(国旗デザインの画像も,このサイトから転載)
http://jsa.org.nz/nz-flag-mayb-chaged/

Nzflags2bchanged 今年(2015年)の11月~12月に第1回目の国民投票によって、この40候補の中から1人につき気に入ったデザインを4つ選び、その結果から1つに絞り込まれます。
 そして、来年(2016年)の3月に2回目の国民投票によって、現在の国旗か新しい国旗かを選ぶことになります。

 だから,本当に国旗が変わるのかどうかは,来年の3月まで,どうなるのかはわからない。
 他人の国のことだけど,予想してみるのも楽しい。
Coat_of_arms_of_new_zealand_svg ちなみに,ニュージーランドの国章は,以下のようなデザイン。これに入っているデザインは,大切にされるのかも…。
 日本では,東京オリンピックのロゴで,ウジャウジャ言っているけど,この国では,国旗そのものを議論しているんだなあ。

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「創造性」という名の呪縛

 今月号は「図工・美術」の特集でした。
 まねのできるあたらしいネタがたくさんありました。中でも,「グラデーション」を使った作品はおもしろいです。色の変化を楽しんだ後で,それらを切り抜いて,コラージュする楽しさもあります。図工を持ったら絶対やってみたいです。以前,同誌で紹介されていた「アフリカの夕焼けと木」みたいに,絶対にいい作品ができると思います。
 また,「〈創造性〉という名の呪縛」という論文は,よかったです。模倣の大切さと「模倣と創造性」との関係がよく分かりました。
 小さい頃にはみんな絵を描くのが好きだったのに,ほとんどの子は,いつの間にか,絵を描くことが嫌いになっていきます。それは,たぶん,学校でしっかり絵の描き方や道具の使い方を教えてもらっていないからでしょう。「絵は才能」とどこかで思っている大人たちが多いのです。
 でも,ルネサンスの頃の子どもたちは,師匠からしっかり習うことによって,技術や技能を磨いていったという話を聞いて,「やっぱりちゃんと教えられてみんなできるようになっていくんだな」と思いました。そして,教室では,その作業に「楽しさ」を組み込んであげればいいわけです。
 この論文は,お薦めです。

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カメラオブスキュラ

150522_01 今月のサークルに,カメラオブスキュラを紹介してくれた人がいました。
 このカメラオブスキュラは,コクヨが作っています。
 題して「フェルメールのカメラオブスキュラ」。実際,フェルメールは,カメラオブスキュラを使って,絵を描いていたそうです。この情報もまた,別のサークルメンバーからの情報。みんなよく知っているなあ。
 150522_02紙製のこの製品。800円前後で手に入るようです。
 上の写真は,外側から見たところ。下の段の左の方から光が入ってきて(レンズを通って),上の口から覗くと,下の写真のような景色が写ります。このスクリーンには,縦横のマス目が入っていて,これをもとに,実際の画用紙に絵を描くのです。すると,本物そっくりに描けると言うわけ。
http://www.kokuyo-shop.jp/shop/ProductDetail.aspx?sku=4901480275864#.VWOHt6Yw-9I

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スカイダイビングの行き着く先の映像

 高度39キロの成層圏からのスカイダイビングの映像を見てみました。なんか,変な気分です。この映像にあるみなさんからのコメントを読むと,これは,単なる冒険ではなくて,「宇宙船での帰還中に成層圏で宇宙船が破損。船員達が脱出しなければならなくなった時に人体に与える影響を調べる為のプロジェクトらしい」です。ほんとのところは知りませんが…。
 『たのしい授業』のはみだしたの(欄外のおもしろ記事)から得た情報です・
 「YouTube」には複数の関連映像がありますが,一つだけ紹介しておきましょう。

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子どもと一緒に歌う絵本『ねこのピート』

 楽しい絵本を知りました。エリック・リトウィン著/ジェームス・ディーン絵/大友剛訳『ねこのピート』(ひさかたチャイルド)という本です。
 低学年の子どもなら,喜ぶこと間違いなし。子ども達と一緒に読みながら歌いながら読み進めていけます。
 YouTubeにも,いくつか読み聞かせをしている動画があるので,見て見てください。絶対やりたくなりますよ~。
 このネタは,『たのしい授業・2015年2月号』(仮説社)に出ていました。
 かなりさいこ~な絵本です。

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〈真の○○〉は幼児期に下記のような性質を示す

 『たのしい授業11月号』の通称イエローページ(巻末にある)に,オノケンこと四国大学の小野先生の書かれた記事が載っていました。私は小野先生の仕事の大ファンなんですが,今回の「本の紹介」の記事も,コンパクトにまとめられていて,しかも,おもしろかったです。。
 さて,その小野先生が紹介している本(2冊のうちの1冊)は富塚清著『科学日本の建設』(文藝春秋社,1940年)という本です。
 富塚は「〈真の○○〉は幼児期に下記のような性質を示す」といって,いくつかの「子どもの性質」を上げているそうです。さて,みなさんも,下記の性質を読んで,この○○にはどんな言葉が入るか考えてみてください。

・学問が嫌いだというのではないが,自意識が強く,他人から詰め込まれることは大嫌いである。
・理解力がまるでないのではないが,上すべりでは承知出来ず,納得の行くまで,くどく尋ねたりするので,進みが悪い。
・凝り性であり,好きなものはいくらでもやるが,やりたくないものは放り出しておく。
・或る才能を普通以上にあらわしても,全体としては子供っぽさがぬけない。
(以下略)

 みなさん,このような性質をもつ〈真の○○〉とは何だと思いますか?
 その答えは,CMのあとで…。

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より以前の記事一覧