百寺巡礼

日光山輪王寺

190816_01  ここもまた,今までに訪れたことのないお寺さんだ。日光に来ても東照宮を見て中禅寺湖を見て華厳の滝を見るというパターンを2度くり返していただけだったことを思い出す。個人的に回ると,時間に自由があるのでうれしい。でも,そろそろお腹も減っているんだけどね。
 さて,日光山輪王寺。大きな大きな本堂(金堂と書かれている)がそびえ立っている。ここは別名「三仏堂」と呼ばれているように,千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音の3体の仏像が座っていらっしゃる。けっこう大きな仏像だ。中でも馬頭観音はなかなか珍しい仏さまだ。
 いわゆる十二支で言うと,わたしが阿弥陀如来,神さんが千手観音ということで,二人が横に座っていることを素直に喜んでいる神さんには笑ってしまう。

190816_02  実は,先に紹介した家光の「大猷院」も,一応この日光山輪王寺の一部らしい。また,宝物館もあった(し見たかった)のだが,さすがにここを見る時間はなかった。でもこれでまた,ここに来る目的を作ることができた。

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平成の大修理を終えた日光東照宮

190815_02  さて,あとは娘のところによって帰るだけ。せっかく福島まで来ているので,栃木県の日光東照宮あたりを散策することにした。
 東照宮にも,これまで2度ほど来ているが,若い頃だったので,ささっと見ただけ。今回も,よく似た行動パターンだけどね。それでも,ちょっとは彫り物などを真剣に見たりした。
 東照宮陽明門は,ちょうど平成の大修理が終わりとてもきれいになっていた。50年に一度は修理しているらしい。東照宮の本殿そのものはまだ塗っている途中のところもあって,それもまた違いが分かっておもしろい。帰り際,小雨が降ってきたので陽明門で雨宿り。なかなかできることではない(^^;;

190815_01_20190816214401  今回は,家康が眠っている所まで行ってきた。これも,集団行動ではなかなか行けない場所。大抵,眠猫を見てさっさと帰ったりする。

190815_05  また五重塔(重要文化財)も特別公開していたので見てきた。外から見るだけだけど,こういう機会は大切。この五重塔の心柱は,なんと空中に浮いている(懸垂式)。これが地震にも強い構造らしい。その仕組みがそのまま東京スカイツリーの制振システムにも用いられている技術らしくて,五重塔参観記念に頂いたファイル(右の写真)には,そんなことが書かれていた。

190815_04  今回,はじめて,家光の公廟「大猷院」にも行ってきた。といっても,奥まで行ってみる時間はなかったので,夜叉門の手前で引き返した。夜叉門は,陽明門よりも質素だが,それは陽明門が派手すぎるからだな。もっと奥にも本殿や面白い門があるようなので,次に機会があったら,こっちの方をメインにいってみたいものだ。それにしても,国宝の本殿を拝まないで帰るなんて。

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国宝・白水阿弥陀堂

190812_01  さて,お目当ての白水阿弥陀堂は国宝です。とてもきれいな庭園とこじんまりした阿弥陀堂がお似合いの願成寺というお寺のお堂でした。ご本尊の阿弥陀如来さんは黒くて時代を感じて,なかなか渋いです。脇士の勢至菩薩,観世音菩薩もきれい。藤原清衡の娘徳姫が建立したと言われているそうです。「白水」という地名も,徳姫の故郷である奥州平泉の「泉」を「白」と「水」に分けたという話があるくらいです。

190812_02  ここには「浄土庭園」があります。「浄土庭園」というのは,平安時代中期から阿弥陀堂などの仏堂の前に造園されたお庭のことです。先に紹介した毛越寺の庭園も「浄土庭園」です。これまたゆったりとしてとてもきれいでした。

190812_03  ハスの花がとってもきれいで,まさに極楽浄土の世界。中央の橋の横には,中尊寺から持ってきたというハス(中尊寺蓮)が元気に育っていました。本家本元の中尊寺よりも,その姿が立派に見えます。

190812_04  池にはカワウやサギ,カメ,大きな鯉などがいて,近くの子どもたちがかっぱえびせんを投げていました。こんな場所を遊び場にしているんですね。

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平泉・世界遺産 中尊寺

190804_01  記録に残っているだけでも三度目となる中尊寺金色堂。金色堂とわざわざ断ったのは,前2回は,ほかの場所などほとんど回らなかったから(記憶にもない)。今回は,ちゃんと本堂も見てくるよ~。前回も,仮説実験授業の全国大会の前日に来たのである。今回も同様となった。神さんが行きたいと言ったのである。
190804_02  月見坂をへーこら登り,まずは,これまでスルーしてきた本堂へ向かった。ご本尊は,丈六の釈迦如来さん。ちっちゃいのも大きいのも好きだけど,丈六大好き。お近づきになれる気がして,しかも圧倒されないし。守ってくれそう。ここにも不滅の法灯があることを初めて知った。比叡山から持ってきたのだろうか。1200年間灯っているらしい。
 本堂に限らず,中尊寺のお堂内には「撮影禁止」と書かれていない。なんでかな~と思っていたが,おそらく讃衡蔵(さんこうぞう)という宝物館に仏像のホンモノが全て収められているからなのだろう。讃衡蔵には,丈六の3体の仏像がいた。薬師如来座像(2体)・阿弥陀如来座像だ。いずれも,元は中尊寺の堂宇にいらっしゃったものらしいです。

190804_03  そしてやっぱり金色堂。何度見てもため息が出るだけ。そして何度見ても,ちっちゃなお堂によくもまあこれだけの細工や仏像を並べたことか。ほんとすごいです。藤原清衡・基衡・秀衡すごいね。

190804_04  そうそう,今回は,中尊寺蓮も見たかったのです。これは五木寛之の『百寺巡礼』に出てきたので知ったのでした。4代泰衡の首級が入った箱から蓮の種が出てきたらしい。それを植えたら芽が出てきたとか…その蓮が,白水阿弥陀堂(福島県)にもあるらしい。ま,ぞれはさておき,一所懸命探すのだが,どこを見てもお池らしきものがなく…。受付で頂いた地図を見ると…あ,あった。左下のところ参道から大きく離れた場所に「中禅寺ハス」の文字とイラストがある。人々の流れから大きくそれて行ってみると,見つけた!! なんか,人知れずの場所にある。ここには大池が会ったらしいので,ま,本来の場所と言えば場所なのかもしれないが。

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理智山薬師院長福寺

180109_01 「生島足島神社」のお隣に「長福寺」というお寺さんがあるという看板を発見。寄ってみることにしました。拝観は無料らしい。
 まずは,本堂より先に「信州夢殿」と呼ばれている建物へ。
 夢殿へと続く小さな門の前には「パワースポット」という幟まであって,なんというか…。ちょっと興ざめ。その夢殿に行ってみると,扉は閉まっていて中の仏像には会えず。この夢殿は奈良にある法隆寺の夢殿を模したものらしいです。ちょうど2分の1に創られているとか。
180109_02 次に本堂の方にまわり,お参り。
 こちらの方は,なかなかの構えで,中には入れなかったけど,遠くから薬師如来を拝見しました。
 このお寺も「目指して」行ったわけではないので,あとでHPを見てみました。
 この長福寺は,もともと,「生島足島神社」をはさむようにして建っていた2つの寺の一つだったのです。もうひとつのお寺さんは「神宮寺」という名前で,このお寺は廃仏毀釈の際に廃寺になってしまったのです。廃社になった「神宮寺」は生島神の別当,「長福寺」が足島神の別当なのだそうです。なるほど,ここにも明治の廃仏毀釈の影響があったわけだ。

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臨済宗大本山円覚寺

171101_02 お友だちが「円覚寺に行って来た」って,FBに書いていたので,私も自分が行ったときのことを思い出そうと思って自分のブログをググってみても,それらしき記事はなし。そうか,あのときは,円覚寺について書かなかったんだ…。
 そこで,2年前のことを思い出して,書いておきます。

 鎌倉にある円覚寺は,その山門が夏目漱石の『門』の題材になったことでも有名です。
 その門の風格は,さすがです。山門といいますが,正式には三門(三解脱門)。禅宗では,山門と言うより三門ですね。

山門を入ると、左右には大きな杉があって、高く空を遮っているために、路が急に暗くなった。その陰気な空気に触れた時、宗助は世の中と寺の中との区別を急に覚った。

171101_03 漱石は,このお寺さんで座禅をしたりもしていたようです。

171101_01 北鎌倉駅で降りて,線路を渡ると参道です…というか,参道を線路が横切っている感じです。
 そうそう,駅前には,その名も「門」という名前の喫茶店がありました。

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和尚さんはおもしろい人に違いない

171009 こくぞうさんの山門には,仁王像が鎮座していて,なかなか立派です。その山門のカベに,右のような張り紙が…お寺を散策して分かりました。わたしも,カメラ片手に,なかなか本堂へは行きませんでしたから。しかも,季節が季節だと,もみじやヒガンバナがキレイなんだろうと思われます。
171009_01_2 山門をくぐると,和尚さんのご家族が住んでいるらしい家の前に,写真のような三輪車が。手作りのナンバープレートが可愛いです。
 ここの和尚さんは,たぶん,たのしい方でしょうね。

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金生山明星輪寺(こくぞうさん)

171008_01 金生山の山頂近くに,地元民から「こくぞうさん」と呼ばれている小さなお寺があります。実は,化石館もこのお寺の境内だった土地に建っています。
 このお寺は真言宗のお寺で,686年,役小角(えんのおづの)の創立と伝えられています。ご本尊は,虚空蔵菩薩。だから,「ごくぞうさん」と呼ばれているんですね。
171008_03 さて,化石館の時に説明したとおり,ここは,石灰岩だらけの地層です。当然,このお寺の境内も石灰岩に覆われています。科学好きのみなさんも,是非,足を伸ばしてほしい場所です。

171008_02 ご本尊の虚空蔵菩薩さんも,自然の石灰岩のカベの中の厨子に鎮座しているそうです。内陣まで入れて,その岩窟の真ん前まで行くことができます。なんとも,うれしいお心遣いです。
 

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壬生寺と八木邸

170820_01 久しぶりのお寺さん。今回は,京都の壬生寺です。新撰組関連の寺として有名です。
 お寺さん自体はこじんまりとしていて,大きな寺ではありません。
 境内に入るのは無料なのですが,新撰組に関連する場所だけ,いろいろな塚が集められていて有料になっています。ま,地下にある資料室も見れるので,いいんですがね。
 今回は,御朱印帳を忘れてきました。で,仕方がないので,壬生寺のものを購入して書いてもらいました。

170820_02 隣接する八木邸は,新撰組のメンバーの屯所です。仲間割れして殺生があった場所でもあり,刀傷などもしっかり残っていましたた。
 ここ八木邸では,おじさんが,30分ほどしっかり歴史話を聞かせてくださいました。お陰で,新撰組がどのようにできたのか,なぜ,仲間割れしたのかなど,よく分かりました。
 入場料は結構高いですが,おじさんの説明と抹茶付きなので,いいかなと思います。

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東明山興福寺

170801_01 久しぶりのお寺さん訪問です。
 風頭公園から,龍馬関連施設を見ながら坂を下りて,しばらく道路を進むと,やや中国風の構えをしたお寺さんが見えてきます。東明山興福寺といい,このお寺は,国内最初の黄檗禅宗(おうばくぜんしゅう)の唐寺だそうです。
170801_02 興福寺は,明の商人が長崎と行き来を始めた頃に渡来した中国人が,航海の安全を祈願して小庵を建てたのがはじまりだそうです。1620年頃です。
 そのあと,あの,隠元が住職ともなったそうです(山門には,その隠元和尚の肖像画が飾られています)。170801_03京都にある萬福寺も黄檗宗でしたが,萬福寺よりも興福寺の方が古いようです。知らなかったなあ。
 一応,御朱印帳も持っていったのですが,どこにも,それらしき場所はない…で,庫裡の方のインターホンを押してみると,ちゃんと出てきてくださり,書いてもらいました。
 仏像は,なんか,蓮の葉などがピンク色にきらきらしていて,独特の雰囲気を醸し出していました。

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