授業のネタ

「月の満ち欠け」を考える…平面から立体への橋渡し

181005_01  太陽と地球と月の位置の三者関係から,月の満ち欠けを予想するってことが,小学校の理科で出てきますが,なかなか苦手な子がいます。平面に書かれている図は,太陽側が半分光っている図で,宇宙から地球と月を見下ろした図になります。この同じ図を,円の中の地球の場所から覗いてみると,球体である月はどう見えるか…を予想するのですが,「そんなん,みんな半分見えるだろう」という子がけっこういます。ま,実際にやってみればいいのですが,少しでも予想を立てやすいように,次のようなグッズをつくって見ました。
181005_02  フラフープに月の模型をつけるのは以前からやっていますが,今回は,これを黒板にぶら下げてみました。さらに,真ん中に,くまさんを置いて,
「このくまさんから月をみるとどんな形に見えるかな…」
と聞いてみました。
 平面から立体平行するときに,このワン・ステップを置くことで,たぶん,分かりやすくなったのではないかと思います。子ども達の反応もなかなかよい感触でした。
 こうやって見ると,フラフープの黄色は使わない方が見やすいですね。改良の余地あり。

| | トラックバック (0)

子どもにうけた宿題

Img_5180_640x373 3学期,小学校の算数では立体を扱います。
 子どもたちにとっては,展開図を書いて立体を組み立てるのは,難しいです。展開図から,立体にした時にどの辺とどの辺が重なるのか…というようなことも,分かる子には分かるのですが,分からない子には分からない。

 昔は,子ども向け月刊誌の付録に,紙工作があって,切り取ってはめていくと家になったり滑り台になったり車になったり…。幼い頃からのこういう経験って,立体感覚を養うためには,けっこう大切なのではないか…それなのに今の子どもはゲームばかりで…

 と嘆いているくらいなら,そういうペーパークラフトを渡そうじゃないかとググってみると,ちゃんとありました。
 そこで,それを宿題にして渡してみると,ごらんの通り。みなさん,よろこんで作ってきてくれました。「2種類のうち1つは作ってね」とお願いしたのですが,2つとも作った子がほとんどでした。
 来年度は,立体の学習の前から,これに近いものを体験させておけば,直方体づくりも怖くないかも…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

財産と借金ゲーム

 6年生と〈正負の数〉を始めました。
Img_5167_480x640 教科書の問題は,すべて終わってしまい,まとめのテストも終了。あとは,数学パズルをしたり,プリントをしたりして過ごしていました。
 ただ,子どもたちと,もっとちゃんとした授業をしたかったので,担任と相談して,久しぶりに〈正負の数〉をやることに。ふり返ってみると,この授業プランをやるのは,20年ぶりくらいかも。それくらい,授業時間に余裕があるって事です。
 「正負の数」は,中学校へ行くと真っ先に取り扱う数学の内容ですが,ここでは勿論,それをそのままやるのではありません。小学生向けに,楽しんでできるようにアレンジしてあります。
 今日は,まず,「〈酸性とアルカリ性〉〈上と下〉のように性質が反対のもの」を揚げてもらいました。出るわ出るわ…。中には,「それって反対と言えるかよ」というようなものも沢山ありましたが(^^;;
 その後,トランプを使った「財産・借金ゲーム」をしました。とっても楽しんでやってくれました。今日,休んだ子もいたので,これからは,毎時間,まずは,このゲームをしてから,授業内容に入っていくことにします。

| | トラックバック (0)

折り染めと「名前の漢字」

Img_1992_474x640 2学期の取り組んだ書写のネタです。
 折り染めで染めた習字紙を使って,自分の名前にある一文字の感じを書きました。その文字の形は,隷書体に近いかな。ネットから探して,渡しました。
 ただ,地区の図書館に書架にあった「毛筆の指南書」を読むと,こういう指導は毛筆指導の邪道のようです。「楷書からしっかり書くことが大切」と書かれていました。
 が,楽しさを追求して,習字が好きになることを優先する私は,そういう習字の先生の意見はどうでもいいんです。好きこそ物の上手なれですから。実際,子どもたちは,教科書の楷書の文字も喜んで書いていますからね。

Img_1991_474x640

| | トラックバック (0)

たのしい毛筆(干支毛筆編)

Img_1981_640x402 新年になって書き初めが終わったら,干支(いぬ,犬,戌)を毛筆で書こうかな,と思っていたところ,『たのしい授業・2018年1月号』に実践記録が載っていました。そこには,文字だけではなく,簡単な犬のイラストも添えてデザインしたもので,なかなか正月らしい感じがします。
 そこで,さっそく,子どもたちと取り組んでみました。
 右にあるのが,子どもの作品の一部です。
Img_1982_640x442 字も絵も,習字紙を4分の1にして数枚書いてもらいます。それを色画用紙にデザインして貼ってもらうだけです。図工やデザインの世界です。
 先に紹介した「名前の文字」とこの「干支毛筆」を廊下の掲示版に貼ると,とても華やかな掲示になりました。

Img_1979_640x429

| | トラックバック (0)

倉本大資著『小学生からはじめるわくわくプログラミング2』

 子どもたちの方が進んでいます。1もありますが,2を見れば十分でしょう。WEB上でも体験できるようになっています。

 フィールドにパーツを入れていくだけで,プログラムが出来上がり,それに従って,キャラクターや画面が変わるという,プログラム製作用プログラムのマニュアル本です。
 2017年の夏,校内の夏休みの研究作品としては初めて,プログラミングが出品されました。パソコンではないと見えない「ファイル」が出品されたので,これはカルチャーショックです。小学生もここまできたか…という感じ。その子に教えてもらったのが,この本です。
 わたしもやってみましたが,わりとたのしくできました。プログラムの基礎が学べそうな予感もしています。
 壁にぶつかって困っているキャラクターに,新しい指令を入れると,ちゃんと逆方向に進んでくれますしね。
 義務教育では,新教育課程からプログラミングが入ってきます。楽しんでできるものもありそうです。

| | トラックバック (0)

昭和15年の葉書(入隊するときの知人への挨拶)

171208 小松の講演会の際,能登に住んでいるKさんから,右のような葉書を見せてもらいました。裏面に文章が印刷されている葉書です。家の蔵から出てきたようです。
 内容は,自分が入隊するに際しお見送りをしていただいたことなどへの感謝の気持ちが書かれています。
 現代仮名遣いで,句読点も打っておきます。
 謹啓
 身不肖なれども,幸福に世界に燦たる神州に生をうけ,しかも,男子最大の名誉たる皇国の兵士として今回入隊するにあたり,ご多忙中貴下のお見送りの栄に浴し,かつ種々のご配慮賜り感激の至りに存じ候。
 時局柄,入隊の上は死生もとより不足論一死以て,この光輝ある君国擁護の任にあたる覚悟に御座候

 当時の日本男児の心意気が感じられて悲しくなります。教育の怖さを感じました。

| | トラックバック (0)

火山灰の観察

171018 今日は,市の理科部会でした。内容は,火山灰の観察と標本づくり。
 研究会員のはからいで準備された火山灰は,桜島・新燃岳(2種類)・阿蘇山・古琵琶湖層から採集したものの5種類です。特に,新燃岳のものは,今噴火しているものを,知り合いが採集して送ってくださったものです。
 桜島の火山灰(写真)は,粒も大きくて,そのままでも観察できるので,小学生向け。

171018_02 火山灰と言っても,粒の組成比が違うので,火山の特徴にもつながるかも知れません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

のと鉄道の運行日程グラフ

170927 奥能登国際芸術祭めぐりで,旧飯田駅に行ったところ,黄色い部屋のヨコのカベに「列車の運行表」が貼られているのを見つけた。
 6年生の算数の教科書だったかに,こういうグラフが出てきて,「グラフが交差しているのはどういう意味でしょう」なんて,考えさせるのがあることを思い出した。
 実際に使われていたんだなあ。
 今年の授業の時に使うとしよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

たのしい毛筆「花」

170921_00 2学期の毛筆の授業の第1弾は,「花」です。
 ネットから集めたさまざまな「花」を用意して,子どもたちに選んでもらいます。
 その後,4枚練習。そして,清書です。
 今回は,清書の紙は,1週間前に自分で折り染めをした習字紙を使って書きました。
170921_01 折り染めで,きれいにできて自分でも気に入った模様になっている,その用紙に書くので,とても緊張します。それがまた,心地よい緊張でたのしい。
 ただ,練習中の文字にもいいのがあったので,今度は,それを折り染めすることにしました。
 いろんな花は,裏打ちして飾ってあげるつもりです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧