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見応え十分 いわき市石炭・化石館

190813_01  いわき市で泊まることを決めていたので,この辺りに何かないかと探してみたら見つけたのが,いわき市石炭・化石館「ほるる」という施設。そういえば,同僚の先生がいわき市から能登に嫁いでいて,その方が自分の父親からもらったという貝の化石を,その先生が定年になるときに譲り受けたのを思い出した。その貝の化石は,石炭を掘っているときに見つかったとも言っていた。これは,なかなか面白い訪問になるかもしれない…と期待がふくらむ。フタバスズキリュウにも興味があるし。

190813_02  さすが,この施設のメインは,フタバスズキリュウ。正確にはフタバサウルス・スズキイと呼ばれることを初めて知った。1968年に当時高校生だった鈴木直さんによって発見された首長竜だ。骨格標本もあって,それだけで興奮してしまう。フタバサウルスよりも首の長いイワキリュウや,海トカゲのモササウスルの化石も発見されているらしい。ありゃま~,これりゃすごい地層があるんだろうな。アンモナイトの仲間の化石もたくさん発掘されたようだ。

190813_03  展示場はどこも撮影OK。しかも直接触れる化石コーナーも何カ所もあって,恐竜老年は触れているだけで幸せ。2Fには,いわき市で発見された化石や岩石の標本がたくさんあって,見応えばっちし。

190813_05  また,石炭館とも銘打っているだけあり,エントランスには常磐炭田から採掘された約1tの石炭の塊があった。常磐炭田は,約3500万年前のメタセコイヤの化石らしい。
 奥に行くと「模擬坑道」行きのエレベーターがあった。地下600mにあるって書いてあるからそんなに潜るのかと思ったけど,それは違っていて,降りたつもりで坑道へ進めるようになっている。ここでは,ちょうど学生みたいな人たちに説明しているこの施設の方がいて,わたしたちは,図々しくもその方の説明を一緒に聞きながら回ったので,とても勉強になった。

190813_06  見学が終わった後,わたしは,最初に述べた貝の化石のことを聞いてみた。
「こんな化石を頂いたのですが,こういうのは,掘っている人が持って帰っていいんですか?」
「2階にも展示してありますが,そういう化石などは石炭を掘っている途中でたくさん出てきます。でも,石炭を掘っている人にとっては不純物でじゃまなものでしかないので,大抵は捨てられます。持ち帰るなんて,よほど好きな人だったのでしょうね。」
「この方が書かれたこの住所が消えてよく分からないのですが,これって坑道の名前ですか?」
「あ,そうですね。泉田第2立坑ですね。このあたりですわ。」
と言って,近くにあった地図を指してくれた。おお~,やっぱりあったんだ。ありがたいことだ。

 これらのことを,夏休み中に元同僚にお話ししたところ,もっと興味深いことも教えてくれました。が,それはまた後ほど。

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