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軍艦島観光で抜けていること

170831 夏の思い出。
 今年の夏は,長崎まで行ってきた。私の所属している研究会に参加するのがメインの目的だが,観光としてのメインは「軍艦島クルーズ」だ。
 軍艦島では,3名のスタッフが,当時の写真も見せながら,島の建物や住民のくらしについて詳しい説明をしてくれた。

170831_02 8月26日の『北陸中日新聞』「こちら特報部」に「軍艦島」を取りあげた韓国映画についての特集記事があった。
 その記事の中に,軍艦島が「世界文化遺産」に指定されたのは,大正時代に建設された日本最古の鉄筋コンクリートなどではなく,「明治日本の産業革命遺産」としてであることが強調されている。
 軍艦島の観光ガイドも,世界文化遺産としての対象物とそうじゃない物との区別がないまま,解説が行われているのではないか…という指摘に,実際にガイドの説明を聞いてきたわたしも,うなづかざるを得ない。
 まあ,ここに訪れるほとんどの人は,軍艦島総体を見に来ているので,それはそれでいいのかもしれないが,世界遺産として見に来ているというのであれば,少しは,説明に変化があってもいいだろう。
 記事は,もう一つ,軍艦島には,たくさんの朝鮮人が強制連行されてやってきたということも指摘している。これについても,しっかり触れる必要があるのではないか…というのだが。
 韓国で上映されている「軍艦島」という映画には,史実と違う点もあって,韓国国内からも批判を受けているようだ。
 お互いに歴史認識をすり寄せるためにも,もう少し,軍艦島について調べてみたいと思う。

 私の一夏の思い出でした。

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