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宮崎学著『死を食べる』

 この写真本のことは,『たのしい授業』誌上で知りました。仮説実験授業《たべものとウンコ》にピッタリです。是非,ご覧下さい。

 動物の死体を放っておくと,どのようにしてその姿がなくなっていくのか…それを定点カメラを使って写真を撮り,私たちに教えてくれます。
 宮崎学さんは,その過程を「死の時間を撮影する」と呼んでいます。
 前半はキツネ。キツネの死体が冷えると,それまで血液を吸っていたダニが毛の中から出てくる場面から始まります。うちの愛犬にも,ときどきかみついているあのダニたちは,愛犬が生きているからこそかみついているのだということを改めて感じた写真でした。いろんな生きものがやってきて,死体をどんどん分解していく様子を写真で見ていると,気持ち悪さを通り越して,命のつながりを感じてくるからフシギです。
 後半は,いろんな動物の死骸に集まってくる生きものの写真です。これもまた,すばらしい。
 「生きもののつながり」ということを示すのに,とってもいい写真絵本です。
 最後の写真は,私の大好きな死体たちでした。最後にこれを持ってくるのがニクいですねえ。
「死が,いのちをつないでいる」…その通りですね。

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