« 小林秀雄著『ゴッホの手紙』 | トップページ | ジオラマとホンモノ »

こうの史代著『この世界の片隅に』

 映画を観たときには,「戦争当時であっても,その時代を有意義に生きるために,前向きな考えを持っていればよい」というメッセージ=「人の主観的な考え方次第でどうにでもなる」と取れなくもないような雰囲気もあったのですが,元になった本書を読むと,戦争に翻弄され,でも,元気に生きようとする主人公すずの姿が浮かびあがってきて,決して,当時をそのまま受け止めるしかない…というような雰囲気ではありません。
 映画を観た人は,是非,この原作も読んでください。

|

« 小林秀雄著『ゴッホの手紙』 | トップページ | ジオラマとホンモノ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/105430/65092635

この記事へのトラックバック一覧です: こうの史代著『この世界の片隅に』:

« 小林秀雄著『ゴッホの手紙』 | トップページ | ジオラマとホンモノ »