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金大附属小の発表会に参加してきました

161120_01 2年ぶりに,金大附属小の発表会に参加してきました。今回は,全日程に参加したので,けっこう疲れました。が,とても有意義な会でした。
 ちまたの公立学校では,「学力,学力…」の嵐ですが,附属小の研究テーマは「考える子を育む-学ぶ楽しさを味わう授業」というもので,一線を画します。そして,私は,こっちの方が本当の学力だと思います。
 よく「附属の子どもはもともと学力があるから…」とか「私たち普通の学校と,子どものできが違うから…」などと大変失礼なことを言う人もいますが,そういう方は,一度,附属の子どもたちを見てみればいいと思います。私が2年間で見た150人くらいの子どもたちは,発表大好きで博識な子もいれば,1時間の授業に集中できない子もいる…普通の学級の子どもたちでした。ただ,公立校よりも「素直に自分自身を出せているな」と思います。やりたいことはやる,つまらないことはやらない…無理やり姿勢を正しくしようなんて思わない…みたいな…。その点でいうと,まずは見映えだけをしっかりさせようとする私たちの現場とは,授業に漂う雰囲気が全く違います。これは私だけの感覚かなあ。
161120_02 学ぶ楽しさを味わうことなく,テスト・テストで追いまくられ,目の前の点数だけ上げさせらている公立学校「学力」日本一の石川県の子どもたちは,将来,本当に,自ら進んで考える大人になっていくのでしょうか? わたしは,「テストがなくなったら学ぶのをやめた!」という大人ばかりを輩出することになるのではないかと,老婆心ながら心配になるのです。
 附属小では,一人一人の教師が,しっかりと個人のテーマをもってい授業研究をしている様子を見て,とても頼もしく思いました。そして,羨ましく思いました。夜遅く残ることも多々あるようですが,それは,何かの書類に追いまくられて…というよりも,明日の授業の展開について考えているからのようです。今日の子どものあり方を見て,明日の授業を軌道修正するのです。
 「子どもと共に授業を作っていきたい」…そんな教師の姿に,教師本来の生き様を感じました。「そうそう,だからこそ,私たちは教師になったんだよね」って。
 やっと先生になれたのに,1年目でやめていく新採者がたくさん出る今の教育現場。希望を持って先生になった子が,そのまま希望を持って働ける職場にしていきたいものです。
 写真の植物は,校地にたくさん植えられている附属小のシンボル・かしわです。ちょうどどんぐりをつけていました。欲しかった(^^;;

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