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四ヶ浦弘著『宮澤賢治サイエンスファンタジーの世界』

161119 待ちに待った本が出ました。
 「金沢・金の科学館」として,いろんなところで科学出前講座などをしている元高校教師四ヶ浦弘さんの2冊目の本です。
 今回もまた,細川理衣さんのステキなイラストがたくさん入っています。
 本書のテーマは,なんと,宮澤賢治。
 これまで,四ヶ浦さんの口からは出てこなかった人ですが,一度,四ヶ浦さんが追究し出すと,賢治が見ていたと思われる化学的な現象の一端が,私たちのシロウトにも見えてきます。それによって,難解だと言われている「春と修羅」「真空溶媒」などの詩が,これまでに感じたことのないイメージで迫ってきます。
 本来なら,賢治が体験したであろう化学実験を実際に見ながら,詩を読んだり,朗読会をしたりするのが一番でしょうね。でも,遠くはなれた私には,そんな機会はめったにない。
 だからこそ,こうして1冊の本にまとめてくれるのはうれしいです。続編になる内容もまだまだいっぱい生まれてきそうで,これからの発展が楽しみです。
 いつか,珠洲に来ておらって,講座をしてもらおうかなあ。

 賢治が大好きだという細川理衣さんの絵が,本書を芸術高い作品にしていると思います。まさに,文学と科学の賢治ワールドが,本書で繰り広げられています。

 興味のある方は,金沢・金の科学館のブログでコメントしてください。反応してくださると思います。
http://kanrininsitu.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-5b09.html

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