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内田樹・白井聡著『日本戦後史論』

 内田樹さんの本は,これまでに何冊も読んで,今じゃ,すっかりファンになってしまったが,対談相手の白井聡さんの論調も新鮮でした。

著者 : 内田樹
徳間書店
発売日 : 2015-02-28
 とても刺激的な本でした。
 たとえば…。
 日本人が,今,選択している道は「一度,全部チャラにして,一からやり直そうという道ではないか」というような話。たしかに,東日本大震災と原発事故という大きな災害があったのにもかかわらず,原発推進に向かう政府を見ていると「何をやっても,この日本はダメか?」と思ってしまう。原発再稼働に対して,世論は,概ね反対なんだけど,「世論なんて力にならない」と思っている人たちの世論は,当然,政府を動かす力にはならない。本気で止めようとしない…というか,もうどうせ,私の力じゃダメだわ…と思わされてしまうほど,操作されてきたんでしょう。
 また,「愛国者」と名乗る人たちが行う,「国策」に反する行動は,どう考えればいいのか? 「国策」よりも「自分のしたいこと」を優先している自分の姿が見えていない政治家たち。ほんと,不思議だね。

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