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阿部徳昭著『油と文明がかかわったら』(ガリ本)

160830 今年の夏の大会で手に入れたガリ本(個人が印刷・製本して研究会内で販売している本)を読みました。
 タイトルには「もしも油がもえたならⅡ」とあるように,これは,Ⅰの続編です。その後の研究成果が詰め込まれています。
 油の燃え方と分子模型の関係とは…というようなことから出発して,ろうそくの炎とススの話,そしてヨーロッパの風車の話や産業革命,蒸気機関の話,さらには,江戸時代の大蔵永常まで,話題は大変幅広いです。
 これは,著者が疑問を解決しようと,次から次へと,いろんな文書にあたって研究を進めているからです。
 いやー,こういう研究物語はおもしろいです。できあがった授業書やまとめの論文もいいけど,研究途上の内容を読めるのは,ガリ本にしかないよさです。
 本書には,授業書《あかりと文明》に使える分子アニメーションや油のもえる様子のビデオも付録に付いています。

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