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内田樹著『内田樹の大市民講座』

 内田樹先生の本は,面白いです。これで何冊目だろうか(^^;;

 著者が,『AERA』のために書いてきたエッセイを採録した本です。文章としては,2008年から2014年前のものが入っています。一つがたったの900字なので,読みやすいです。話題も,著者らしく,多方面にわたっていて,好奇心をくすぐってくれます。
 時事問題など,過ぎた話題を読むのは,余り糧にはならないのではないか…ということについて,著者は「そのときに僕が『これからこうなる』と予言したことが果たして当たったかどうか検証する楽しみ」があるといいます。そして「もし,自分の仮説が間違っていたら反証事例が出てくる,それが説明できるような仮説に書き換える。その繰り返し」をすることが,本物ではないか。
 こうも述べています。
「間違ったっていいじゃないですか。むしろ間違えるときはきっぱり間違える方が集団的な知の進歩と進化にとっては有用だと思います。」
 実際,予想は結構間違っています。ただ,余りにも具体的に予想していることがあるので,そこまでやるか?と,ビックリしてしまいます。

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