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北野武著『新しい道徳「いいことすると気持ちがいいのはなぜか」』

 サークルで教えてもらい読んでみた。道徳教育のうさんくささがよく分かる。

 やはり,ただの芸人じゃない。といったら武さんに失礼かな。
 道徳と良心というもののもつ本質をズバリ言い当ててくれて,ホントにそのとおりだと思う。
 道徳なんて,時代によって変化する物。権力者こそ,それまでの道徳なんて無視する物…ということも,時代を超えて言えることだろう。
 それでも,道徳が必要に感じるのは,集団が上手に生きていくための処方箋としてだし,それはそれで意味がある。でも,外から強制されて自分を規制するのではなく,「自分自身の道徳を持て」と励ます。「自分自身の道徳を持て!」というのは,換言すると,「自分の人生は,自分の基準で生きろ!」ということになるだろう。
 人に合わせて生きることを否定するわけではないが,自分の人生を自分らしく生きるときに必要になることこそ,自分にとっての道徳なんだろう。
 今,お上から,道徳教育の強制化が激しくなっている。そんな今だからこそ,すべての教師・大人たちに読んでもらいたい。

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