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クローズアップ現代で「やなせたかし」さん

 今日のNHK「クローズアップ現代」は,やなせたかしさんの特集でした。
 先日も,以前,収録された「100年インタビュー」でやなせたかしさんの番組が放映されていました。
 94歳になるまで,現役を貫いたやなせさんの「正義感」は,本物だったようです。
 都市を破壊し,足下の子どもたちのことを気にしない「ウルトラマン」は,本当に正義の味方なのか? あのウルトラマンは,アメリカであり,破壊された町と子どもたちはイラクの人たち…と重ならなくもない。戦争とは得てしてそういうものです。

 飢えた子どもたちに食料を与えることこそ,大切だ。それをテーマにして書いたというマンガ「アンパンマン」。わたしの家にも,けっこう多くの録り溜めたアンパンマンのビデオがあります。うちの子どもたちも,「アンパンマン」を見て育ったんだけど,そんな深い意味は分からなかったでだろうなあ。
 YouTubeの「アンパンマンのテーマ」のところの感想欄に,次のような書き込みがありました。

この歌,改めて聞くと,先日,踏切におじいさんを助けに行って亡くなられた女性とオーバーラップしてしまう。
自分を犠牲に他人を助ける事なんてなかなか出来はしない。
歌詞には心に来るものがあるな。
やなせ先生と亡くなられた女性のご冥福をお祈りします。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

管理人さまがおっしゃっていることは、大東亜戦争を客観的かつ事後的にみたものではないでしょうか。ですから、当時の背景が文面から読み取ることができません。また、「八紘一宇」というスローガンは、平たく言えば「人類みな兄弟」という考え方であり、当時の植民地支配や奴隷制を用いた欧米列強にNoを突きつけるものでした。事実、東亜において独立していた国家は「日本」と「タイ」です。ただ、タイにおいては強国は植民地にするために兵力を消耗できない思惑もあり、結果的に独立を維持できた、という感じですね。

人が人を殺すことを絶対悪として受け入れるためには、他人を見捨てないという確固たる信念がなければできません。だいたい、人殺しは他人を見捨てているから相手を殺せるのであって、相手の事情や人間関係・社会的な立場などを考えれば、手を出すことなどできません。

投稿: salir | 2013年11月 1日 (金) 18:05

「国家の正義〉」と書いたのは,当時の人が,〈私の行動は正しいと考えていた前提となるそのもののこと〉です。で,それは国家そのものではなく,正しいと考えてしまっていた個々の人間の「正義」の総体です。
 その〈正義〉は,最初は「生き残るためには仕方ないのだ」というものが多数だったのかも知れませんが,そのうち,プロパガンダで「八紘一宇」などに変化していったのでしょう。でも,個人レベルとしてはやっっぱり〈私の家族を守る〉という〈正義〉の総体でもあった。だからこそ,ややこしい。
 個人的なやさしい思い,身内を思いやる思いが,同じ国民を非国民扱いしたり,仲間はずれにしたりすることにつながるのは,悲しいです。
 戦争がなくても他人を見捨てることができるだろうけれども,まずは,人が人を殺すことを絶対悪として受け入れる国際世論ができて欲しいなと思います。
 

投稿: 管理人 | 2013年11月 1日 (金) 05:19

そもそも、国家の「正義」とおっしゃいますが、当時の日本の「正義」とはなんだったのでしょうか?
真珠湾を攻撃せざるを得なかった背景はなんでしょうか?

角度を変えますが、国内では「復興予算」が別の用途に使われ問題となっています。
言うなれば、これは被災県の権益でしかありません。
「別に、どうでもいいじゃん」というのは、この復興予算が他の用途に使われても構わない、
という価値観と同様だと私は思います。
それで「住みやすい」って言えるのでしょうか?
もちろん、名目上うまく自治体がやりくりすれば、そのお金は、
自分たちの手元にやってきます。町の活性化に使えるかもしれません。

軍や戦争をしなくても、他人を見捨てることはどれだけでもできますよ。

投稿: salir | 2013年10月31日 (木) 23:20

 神風特攻隊も,「自分を犠牲にして,国家の〈正義〉を貫こうとした」ということも言えなくはない。ただ,あれは,やはり人を殺すことに違いはない。兵隊と兵隊の殺しあいは「国際法上」認められている…という話を持ち出すようなことになれば,それは別ですが…。
 人類が,生まれた国で分けられる理不尽さは,今のところ,なくなりはしないけど,どうにかして,そろそろ人間同士の殺し合いはやめられないだろうか。どの国にも「別に,どうでもいいじゃん」というノンポリが多くなると,この世の中は,もっともっと住みやすくなるかも知れません。
 そうなれば,私もsalirさんも出番はなくなりますがね。

投稿: 管理人 | 2013年10月31日 (木) 21:03

日本では簡単に「命は地球よりも重い」などと言われます。
もちろん、個人の命はかけがえのないもので、軽軽に自らの命を絶つ状態はやはり肯定的に受け止めることはできません。

しかし、私は命よりも大切なもの、自分の命よりも大切なものがあるような気がします。だからこそ、アンパンマンも、亡くなった女性を否定できない。
大東亜戦争で、特攻で戦地に向かった先人たちも、国家・国民というよりも、自らがいくことで母や家族が救えたら・・・と考えた方々が圧倒的だったそうです。

9.11が起きた翌日、アメリカの新聞には「Kamikaze」という言葉がおどりました。戦後の大半の私たち日本人の感覚は「特攻隊と良く似たことをしているな」と思った人も多いと思います。

しかし、日本人が日本人として伝えなければならないことが一つあります。それは、特攻をされた人は、何気ない日常を過ごす民間人が住む町に突撃・墜落したことなどない、ということです。
そういう意味では、当時の軍のみなさんにも武士道の精神が引き継がれていた、ということになります。

投稿: salir | 2013年10月31日 (木) 14:58

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