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鶴彬の句碑

 私の好きな反戦川柳作家・鶴彬の句碑を見てきました。
 鶴の生誕地は石川県高松町です。
 この句碑は,高松町の浄専寺というお寺の境内にあります。このお寺さんは真宗大谷派のお寺で,住職さんはなかなか骨のある人のようです。石川県内の真宗大谷派と言えば,珠洲原発建設に反対したり,平和運動に参加したり…と,親鸞の教えを今に生かす活動をしている方々…というイメージが私にはあります。
121110 浄専寺の門(花崗岩でできている)の左には「真宗大谷派浄専寺」の文字,右には「生きることを学ぼう」という文字が書かれていました。私が訪れた日には,今度,映画「人間」をやるよ~という呼びかけの看板も出ていました。
 さて,この鶴彬の川柳はキョウレツです。
 戦地に赴いている若い夫。内地で待つ妻が,自分が身ごもったこと知り,そして胎動も感じるころになる。一時もはやく夫に知らせねば…と思っていた矢先,家に届いた「白骨」。それを抱えながら,涙する若い母。
 これほど,戦争の惨さを鋭く指摘した歌も珍しいです。一度聞いたら,頭を離れなくなる句です。
 なお,この句碑は映画「鶴彬こころの軌跡」の完成を記念して建立されたものです。神山征二郎監督が常駐して制作にあたったのがこの浄専寺だそうです。

高松パーキングの近くにある公園の句碑については,2008年の記事に書きました。
http://suzutano.tea-nifty.com/blog/2008/09/post-902f.html

ついでに…鶴彬の川柳の一部は「珠洲たのしい授業の会>川柳>鶴彬」で読むことができます。

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コメント

 日本人が日本を語れないのは,明治からの政策(教育も含めて)が,そのまま続いているからだと思っています。
 音楽の授業でさえも日本の音楽ではなく,洋楽をやっています。民謡でさえ,もともとあったものじゃなく,洋風で教えられているのではないでしょうか?
 学校に来るALTたちが,みんな,柔道や空手,太鼓の演奏などに興味を持って余暇を楽しんでいます。
 伝統文化の尊重なんて教育で言わないといけないくらいに,社会は西洋化一辺倒なんでしょうね。
 色んな文化を取り入れるのが上手な日本は好きですが,もともと持っていたものも,失いたくないとは思います。
 軍隊について,私は「国家非武装,されど愛する者のために闘わん」という立場で考えています。そんなこと理想だけど,理想を言う人がいてこそ,釣り合いがとれるのではないかとも思います。

投稿: 管理人 | 2012年11月12日 (月) 20:34

私は、少し違った視点で見ています。
(「いつも、そうではないか」といわれそうですが・・・)

私は、あらゆることにおいて、異論や反論がでること・異論や反論を思うこと・することはとても大切なことだと思います。


日本では、戦後「経済優先」「平和」のレジーム(体制)のもとで、あらゆる政策が進められてきました。また、そのような教育もなされてきました。

もちろん、先の大戦で、総力戦研究所において無謀であると分かっていたにも関わらず、突入したことには、真摯に目を傾ける必要はあるでしょう。


しかし、現状のような、アメリカの青年に日本人と日本の領土や文化を託す状態も、異常に思います。

この手の話になると「ガンジー主義」が取り上げられることが多くあります。しかし、この思想も「命よりも大切なものがある」という概念がなければできない行動です。


私は、戦争を推す気はサラサラありません。
しかし、無謀で無意味な戦争をしないための軍は、必要であると考えます。

そうでなければ、私たち日本国民は、外国の軍による武力・威嚇に「逃げる」しかできない、ということになります。

学生時代、高校時代外国語を専攻していた子とよく話しをしました。
「外国人は日本のことを知りたいのに、聞いてばかりで、なにも話さないんだよね・・・日本人って」

私が、かねてから「日本人は日本のことを考えるべき」と繰り返し言うのは、もちろん、国防や安全保障のこともあるけれども、「日本はこんな国なんだよ」と誇り高く自信を持って話せる人になって欲しいからです。

国民主権である以上、私たちは、国の主人です。
主人が、責任を持たない、そういうスタンスでいることが本当に適当なのでしょうか。

投稿: salir | 2012年11月11日 (日) 19:08

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