県教研理科分科会
石川県教育研究集会(県教研)に参加してきました。 私は5年前から理科分科会での役を引き受けていて,今年で5年連続の参加です。年々,提出される実践記録(レポート)が薄くなってきているのが心配です。現場は,年に数回,授業実践をまとめられないくらい多忙化しているのでしょうか。教員の要である〈授業の工夫〉よりも,〈如何に点数を上げるか…〉ということが求められている世の中にむなしさも感じます。
そんな中にあって,今年もまた,元気な高校の先生の発表がありました。
『水俣病は終わっていない』と題されたその実践は,ブラックジャックに始まり,40年近く前のビデオを見て,そして,水銀,有機水銀などの化学の話題へ。そのあと,実際の下水処理場へも生徒と一緒に見学するというフットワークの軽さも。実験の準備や片付けを生徒にさせることで,廃液にも注意が及びます。今後は,生物で生物濃縮の話を取り上げる時にも,水俣病を理解するために教材化していきたいと言っておられました。
その高校の先生・通称「まるよね」さんのHPはこちらです。http://web1.incl.ne.jp/oyone/
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