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昆虫は6本なの!と叫んでみたけど

 2学期に入ってから,2年生と一緒に仮説実験授業《足はなんぼん?》をやっていることは先に紹介しました。

 「チョウの足は何本でしょう」という授業の一コマ。
 「足は2本」が2人。「4本」が7人。「6本」が11人という予想分布となりました。
 足4本の人曰く。
「もし6本あるのだったら,真ん中の2本はどんな役目をするの?」
「足が2本しかなかったら,前のめりに傾いて蜜を吸えない…。」
 6本の人曰く。
「昆虫は6本なの。」
「ムシは6本なの。」
と言い切る,虫の知識のある男の子たち。さすがです。余裕まで感じます。
 が,しかし,30分間の討論の末,「6本」から予想変更する子たちが6名にも上りました。先ほど「昆虫は6本です」「ムシはみんな6本です」と言っていた子までも,「足4本」に予想変更するんです。さんざん,4本に対して反論していたのになあ。
 正解の絵が出ているプリントを裏返して配ります。
「せーの」で一斉に絵のチョウの足を数えてもらいました…「え~,6本もある!」
 今回は,この授業中に全く発言しなかった男の子のガッツポーズが印象的でした。彼のガッツポーズを見たのは,4月からの半年間で初めてかも。
 「昆虫は足6本」と言い切っていた子たちも,とうろんをする中で,「どうも真ん中の足2本は邪魔だなあ」とおもっちゃったようです。
 いやー,授業って面白いですね。子どもたちに教えられること,たくさんです。

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コメント

 以前,大学時代に蝶の研究をしてきた若者教師に会った時,その人が,チョウチョのことを「○○頭」と数えていたことにビックリしました。チョウチョは「匹」でしょう,普通は。あまり専門的になると一般人は離れていきます。
 蝶の足が退化して4本になっている種類もいることは教師的には興味があることですが,子どもたちには,本人が自分の目で見るまで言わない方がいいかもね。東大寺の大仏殿にいるチョウチョは8本も足がアリアスしね。
http://suzutano.tea-nifty.com/blog/2009/09/post-62a9.html

投稿: 管理人 | 2012年10月 4日 (木) 20:54

http://www2u.biglobe.ne.jp/~gen-yu/cho.html
蝶の足の話は面白いです.

投稿: akaishi | 2012年10月 4日 (木) 09:22

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