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「非情城市」

 台湾の映画を初めて見ました。
 とてもよかったので紹介します。

紀伊國屋書店
発売日:2003-04-25
 本映画は,敗戦を告げる昭和天皇の玉音放送から始まる。場所は台湾。
 日本の統治から解放された台湾の社会では,民主主義をめざす雰囲気が漂っている。しかし,同胞であるはずの中華民国政府は,強圧的な態度で原住民(本省人)を取り締まり,日本統治以上の不自由さと恐怖を住民に与えている様子が描かれている。
 2.28事件が出てくるのは,映画の中盤。この事件で,反政府的と感じられる住民や指導者や知識人が徹底的に排除されていく。2万8000人もの本省人がなくなったとある本には書いてあった。
 一家族の兄弟の生を描きながら,戦後の台湾の混沌とした社会を描く本作は必見の価値がある。
 子役も子役,赤ちゃん役の子どもが,とても上手でびっくり。もちろん偶然の仕草を映画に取り入れたのだろうが,なかなか自然だった。
 声が出なくなった四男の姿は,そのまま,2.28後の台湾の姿を現しているようで,悲しい。

 あと,2本,台湾映画を購入しました。また紹介しますね。

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