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サリンを知った『毒のはなし』

120721 NHKスペシャルで,地下鉄サリン事件を起こした「オウム真理教」のドキュメントをやっていました。タイトルは「オウム真理教17年目の真実」というものです。
 1995年3月20日に起きたこの事件。実行犯として逮捕された「オウム真理教」の幹部たちの中には,医者や科学者といったエリートたちもたくさんいました。日本の科学教育の何が欠けていたのか…とても衝撃的な事件と事実でした。
 さて,その事件の再現フィルムなどをみていると,サリン製造を呼びかける際に差し出した本が出てきました。その表紙を見てびっくり。これ,オレの本棚にもあったはず…。
 あわてて本棚を見ると…ありました。『毒のはなし』。この本の248ページにサリン・ソマン・Vガスといった有機リン化合物の毒物の構造式が載っています。
 わたしの本は1988年11月第2刷です。9月に発行されたばかりだったので,結構売れたのかも知れませんね。
 下のブクログでは,ノーイメージでした。昔の本だからねえ。

 著者はブルガリア人らしい。だから訳本。毒の定義から,自然界にある毒,人間が作り出した毒など,さまざまな毒の作用と解毒方法を解説してくれている。
 最近の『元素図鑑』のように,毒の出所の動植物・鉱物や,その結晶,さらには分子模型の図などを載せてくれると,もっと楽しく読めると思うけどなあ。

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コメント

salir様
おっしゃるとおりですね。
クリアした人たちには,さらに「責任感」を感じてもらいたいです。自分の幸せと同じくらい,となりの人や遠くの人の幸せも感じ取れるような倫理観をもって欲しいですね。
運転免許を持っていない人は,交通事故を起こしませんからね。
学校でも「泳げると思っている人ほど,おぼれる可能性が高いと思っていろ!」と教えています。

投稿: 管理人 | 2012年7月21日 (土) 19:59

日本には多くのダブルスタンダードが蔓延っています。


例えば、地球温暖化すると南極の氷は「増える」のに、ほとんどの国民は「南極の氷が解けて海水面が上がる」とおびえています。

原発でもそうですね。震度7に耐えうる原発をつくること、多重防護をして津波にそなえた原発を作ることはいますぐにでもできるのに、それをしないし、反対派からも「しろ!」という声もない。

私は「出来る人ほど高い倫理や責任が求められるもの」と学生時代から思って来ていますし、いまでも、そうした話をしたりすることがあります。
差別的な意味ではなく、何もできない人は、何も出来ない変わりに誰かを傷つけることもできない。しかし、難しい論文や高度な研究ができる人は、容易に人を傷つけるものをつくりあげられるし、原発だって作られる。

日本の学校では、ある課題を与えて、それをクリアした人は、「自由時間」なんていうパターンが多いですが、クリアした人にはさらに「倫理」「正義とは何か」を考える時間を設ける必要があるかと思いますね。

投稿: salir | 2012年7月21日 (土) 17:00

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