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谷岡一郎著『データはウソをつく』

 「科学的な社会調査の方法」-副題にこう書いてある新書版の本を読みました。
 読みながら…これは一度読んだことがあるような本だと思ったら,やっぱり…同じ著書の本が本棚にありました。『「社会調査」のウソ-リサーチ・リテラシーのすすめ』(下の本)です。
 いずれも,世の中にはびこる世論調査の眉唾さについて書かれています。
 こういう系統の本は,今までにも何冊も読んできましたが,今回も楽しく読めました。ノーミソが刺激されます。
 「やっぱり大切なのは自分の頭で考えることだ」と思いました。
 本書は,特に,いしいひさいちのマンガを参考にして説明しているところが,面白いです。わたしもちょっとだけいちいひさいちのファンですが,著者ももっとファンらしいです。おうちにいしいひさいちの本が100冊以上あるそうですから…。私の家ではせいぜい20冊かな。
 この4月に金沢の本屋で見つけて購入したんだけど,実は,ずいぶん前の本でした。
 読んで損は無し。
 文章も上手なので,この手の本としては,読みやすかったです。
 上げられていた参考文献も何冊か読んでみたい…と思います。

 下の本は,もっと前の本です。これについては,下記のブックレビューで読んだ感想を紹介してあります。ただし,2001年の再録です。

 

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コメント

WHOは、既にタバコが排斥された暁には、今度は「お酒」を規制すると、公言していますからね。

GHQが日本を占領していたときに「大麻取締法」をつくったように、自分の価値観を他人に押し付ける(理性的でなく感情的に)文化はあまり育てたくないですね。

投稿: salir | 2012年5月11日 (金) 00:16

 salirさんがおっしゃる,「副流煙の調査」ってどこに出ているんですか? 『禁煙ファシズムと戦う』という本も読んだことがあるのですが,出ていなかったような…
 個人的な嗜好でしかないものを,「社会正義」という御旗でばっさり切る風潮に危険なものを感じて読んだのでした。これは世界的な流れなので余計に気持ち悪いんです。

投稿: 管理人 | 2012年5月 9日 (水) 06:06

データがウソをつくというより、データを扱う人がウソをつくことのほうが圧倒的なんですけどね(汗)

たとえば、「国民総背番号制」について、
「よくわからない」と答える人が圧倒的なのに、
「個人情報が不安だ」という不安もまた、圧倒的です。

まさに、マスコミによる誘導的な質問の手法の典型なわけです。


たばこの排斥運動が国をあげて行われていますが、この調査も非常に感情的なものが入っていて、例えば、副流煙についての調査は昭和40年に行われており、事実だけをいうと、夫が喫煙している家の方が、喫煙していない夫の妻より生存率が高いのですが、なぜか、そうした側面は厚労省は明確にしようとしません。


前のめりにならず離れて物事をみるようにすると、不自然な点が際立ちますね。

投稿: salir | 2012年5月 9日 (水) 00:35

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