« 一眼レフで遊んでみた | トップページ | マイフォトに「金環日食」の写真を追加しました »

安丸良夫著『神々の明治維新』

 国家神道に関する本を読みました。

 著者によると,「本書は,神仏分離と廃仏毀釈を通じて,日本人の精神史に根本的といってよいほどの大転換が生まれた,と主張する」ために書かれたものです。
 お寺を回っていると,高い確率で鳥居があったり,しめ縄があったりします。祠もあります。
 で,縁起などの解説を読んでいると,廃仏毀釈でここにあった仏像は…とか,神社が移転で…などという文章にもよく出会います。
 明治維新の時の神仏分離はどのようにしてなされたのか。そこには,神仏分離だけではなく,神神分離(私の造語)もあったのだということが分かります。民衆の中に位置付いていた土着の信仰さえも,国家神道と分けることで,人々の管理を強めていったんだなあということを感じました。
 真宗が生き残る道が結局は国家神道容認にあったのは,この時代では無理もないことだったのだと思います。

 民衆の心を国家が掴むためにやることって,やっぱり怖いです。私から見て,変だなあと思う宗教もあるけど,信教の自由ってとっても大切なんだなって思います。

|

« 一眼レフで遊んでみた | トップページ | マイフォトに「金環日食」の写真を追加しました »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/105430/54804528

この記事へのトラックバック一覧です: 安丸良夫著『神々の明治維新』:

« 一眼レフで遊んでみた | トップページ | マイフォトに「金環日食」の写真を追加しました »