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NHK取材班編『朽ちていった命-被曝治療83日間の記録』

JCOの被曝事故で犠牲になった人の医療日記風ドキュメントを読みました。本書のことはサークルで教えてもらいました。NHKで放映になったドキュメントの図書版です。こういう一部始終をマスコミや出版社に許可した家族に頭が下がります。決して繰り返さないでください…という強い思いから許可したものだと思います。
 この事故では,瞬時に致死量を浴びたのですが,今回の福島原発事故では,弱い放射線を受けています。長期にわたる内部被曝のことも考慮に入れると,今後のことが心配になります。

 人間はまだ放射能には勝てない。だから,私たちは,放射能に敏感すぎるとほど敏感にならないといけない…それを自らのいのちをもって示してくれた,JCOの社員と被曝治療に関わった医師や看護婦たちの物語です。
 福島原発事故が起きてしまった今,JCOの事故で気づいていればよかったのに…と思わざるを得ませんでした。
 医療チームのトップだった前川氏は,大内さんがなくなった後,こう言ったそうです。
「原子力防災の施策のなかで,人命軽視がはなはだしい。現場の人間として,いらだちを感じている。責任ある立場の方々の猛省を促したい」
 しかし,2011年,福島原発事故は起きました。
 それは2000年の段階で,責任ある立場の人たちが猛省しなかったから起きた結果だったのです。
 なぜ,このように,「責任ある立場の方々が猛省できないのかは,先に紹介した安富歩著『原発危機と「東大話法」』をお読みください。

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今日の一枚:ハクトウワシ

120530 またまたアドベンチャーワールドで撮影した一枚。
 金網が邪魔にならないように撮影するためには,金網に思いっきり近づいて,撮ることです。これは普通のデジカメでも同じです。特に自動ピントになる場合は被写体にピントを合わせておいて半押ししてからシャッターを押すのがいいですね。
 この写真は,全自動で撮影したのでちょっと金網が目立ちすぎですね。
 ISO400,f/5,1/100秒,55mm でした。

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安富歩著『原発危機と「東大話法」』

 世に「東大話法」と呼ばれている言論法?がある。
 人を納得した気にさせる方法,詭弁の別名。責任逃れの方法とも言えようか。別に東大出身だから…というわけではなく,立場で語る人たちにも一般的に見られる「言論」である。
 たとえば,教育界で言えば,なんでも「指導要領」を基準に語る人々がそうである。彼らは,「指導要領」が改訂されると,とたんに手のひらを返したように,今までの自分の言葉を否定して,次の「指導要領」に沿った話をする。「あんた,以前は違うことを言っていたじゃない」といっても,その言動に対する責任はとらない。それは「時代が変わった」ことにするのである。「立場だからね~」という言葉が如何に日本にはびこっているかは,下記の本を読んでほしい。それがどこから来ているのかも分かってくるかもしれない。

 
 しかも,この「東大話法」という呪縛は,わたしをも包み込んでいることがあるから,話はややこしい。気をつけて話さないといけないなあ。

 自分の本棚の分類では「原発問題」というカテゴリーに入れたけれども,本書は,モノの考え方に関するとても大切な視点を与えてくれる本です。
 特に,専門家という人たちの「傍観者の論理」「欺瞞の言語」を鋭く見破る眼を持たないと,もう一度,あの原発事故と同じような目に遭うかもしれません。
 先日の武田邦彦講演会で,原発村の社員らしき人が,「武田先生の講演は東大話法だ」なんて言って内容を批判していて,そのときは,この本を読んだのかなあと思いました。ま,新聞にも取り上げられていたのでそれを読んだのかもしれません。だって,本書を読めば,その質問をした電力会社の人は,自分の立場に立って,電力会社社員としての役目を果たそうとしている意見だったからです。そういう立場で考え行動することが,結果に対して如何に無責任になってしまうのか…も本書で述べられています。
 本書のタイトルにもある「東大話法」の話も確かに面白いですが,私は,第4章の「役と立場の日本社会」が特に共感できました。

 

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いろいろな5月21日

 先週の土曜日は,珠洲たのしい授業の会のサークルでした。
 そこでは,日食の話題がでました。
 その時間をどのように過ごしたのか…という内容です。

120528 SさんやNさんは,なんと全校児童分の日食グラスを作って「日食観測会」を開いたそうです。すべて自分で作ったSさん。作り方を教えて担任と子どもたちに作ってもらったNさん,という違いはあるものの,全員分を用意して上げるっていう意気込みは同じです。
 お二人は,前もって集会などで日食の話もしたといいます。観測会に来た子どもたちに感想を書いてもらったというところも一緒でした。その感想文集も持ってきてくれました。
 Nさんは,ビデオやカメラを用意したり,それを映し出す大型テレビまで準備したり…一方,Sさんは,ピンホールや木漏れ日などの観測など,小学校っぽく,しかもあまりマニアックにならないような対応をして楽しんだようです。
 学校勤務じゃないKさんは,通勤時に,近所のおばあちゃん方が肩寄せ合って天体現象を見ている姿をあちこちで見たそうです。学校に集まるのもいいけど,こうして近所の人たちが年齢を超えて空を見上げているのもいいものだ…と言っていました。
 私と言えば,家族3人で見ていたのですが,たまたま来たカップルと一緒に金環の瞬間を楽しむことができました。その女性は「○○ちゃん,ここに来て良かったね。スゴイの見せてもらったね」と何度も彼氏に言っていたのが印象的でした。
 上の写真は,Nさんが撮影した能登での部分日食です。きれいな黄色がいいですね。

 金星の太陽面通過が見られる6月6日には,学校にいます。
 今度は私も,学校で簡易観測会(というか観測コーナー)を設けてみたいと思っています。

追記:
 Nさんから,上の写真について,以下のような情報が届きました。太陽をカメラに収めることに興味のある方には参考になるでしょう。

 カメラは「パナソニック DMC-G3」です。
 マイクロフォーサーズタイプの一眼レフです。
 レンズは、ダブルズームキットを購入したので、そのレンズ(45-200mm)を使いました。

  この画像は、
  f値5.6   ISO(ASA)800  シャッタースピード1/80
 
 焦点距離200mm(35mm換算 400mm)
 で、撮影しています。

 アストロアーツで販売していた「日食観察プレート」をカメラの前にフィルターとして取り付けシャッターブレを防ぐために、2秒のセルフタイマーを使いました。
 そして、その画像をトリミングしてメールに添付できるようにリサイズしました。

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今日の一枚

120527 アドベンチャーワールドで撮った写真を紹介します。これはヒョウかな?
 うろうろしたあげくに,私の方を向いてくれました。
 距離は10mくらいかな。
 写真の情報を見ると,f/5.6 1/400秒 270mm となっていました。もちろん,自動で撮っています。
 いやー,これはやみつきになりますね。ミニデジではここまでキレイに写りません。

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マイフォトに「金環日食」の写真を追加しました

 このブログの左に「マイフォト」という欄があります。
 そこに南紀白浜で観測した「金環日食」の写真をアップしました。約5分おきの画像ですが,金環前後は1分おきにしてあります。また,カメラに詳しい人向けに,写真データーが分かるように表示しました。
 これらの写真は,露出時間がうまくいかずにちょっとぼけています。ND100000という太陽観測用フィルターを付けて撮りました。
 こうすれば,うまくいくよってことがあれば,教えてください。ぜんぶマニュアルでやるのは,むずかしかったです。いつも自動でやってきましたからね。

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安丸良夫著『神々の明治維新』

 国家神道に関する本を読みました。

 著者によると,「本書は,神仏分離と廃仏毀釈を通じて,日本人の精神史に根本的といってよいほどの大転換が生まれた,と主張する」ために書かれたものです。
 お寺を回っていると,高い確率で鳥居があったり,しめ縄があったりします。祠もあります。
 で,縁起などの解説を読んでいると,廃仏毀釈でここにあった仏像は…とか,神社が移転で…などという文章にもよく出会います。
 明治維新の時の神仏分離はどのようにしてなされたのか。そこには,神仏分離だけではなく,神神分離(私の造語)もあったのだということが分かります。民衆の中に位置付いていた土着の信仰さえも,国家神道と分けることで,人々の管理を強めていったんだなあということを感じました。
 真宗が生き残る道が結局は国家神道容認にあったのは,この時代では無理もないことだったのだと思います。

 民衆の心を国家が掴むためにやることって,やっぱり怖いです。私から見て,変だなあと思う宗教もあるけど,信教の自由ってとっても大切なんだなって思います。

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一眼レフで遊んでみた

 今回の日食観測を機会に,一眼レフを手に入れてありました。「観測するために…」ではなく,「観測を機会に…」です。以前から,一眼レフがほしいなあと思っていたのですが,小さなデジカメの扱いがとても楽で,しかも写真もキレイニ撮れるので,購入には躊躇していたのです。買ってもめんどくさがって持っていかないのではないか…と。
 でも,日食と結婚式を機会に手に入れました。
 日食観測が終わった後,白浜にあるアドベンチャーワールドへ行ってきました。アドベンチャーワールドへは,この一眼レフに300mmのズームレンズをつけて行きました。動物があまりに近くにいる時にはズームを広角にしても動物の全体が入りません。
120525_01 仕方ないので,全体を撮ることは止めて,望遠で思いっきり遊んでみました。
 するとなかなかいい写真が撮れることを発見。
 上の写真は,180mm。自動で撮りました(f5.6,露出1/500)。
 下の写真は,80mm。自動で撮りました(f8,1/250)。
 120525_02
 三脚も一脚もなしでも,これだけはっきりクックリと撮れるとは…。写真の画像も普通のミニデジとは比べものにならないくらい鮮やかです。パソコン上でもその違いがよくわかります。
 そんなわけで,このブログにも,単なる写真をテーマにした記事が増えそうです。そこで,「一眼レフ」というカテゴリーも設けることにしました。
 もともとアナログの時も一眼レフを持っていたので,写真は好きなのでした。

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記念に2枚

120524_02 日食観測を終え,部屋に戻ってテレビをつけると,いろんな地域で観測した金環日食の映像が流れていました。太平洋側は,雲が多いと言われていたけど,それなりにどこでも見えたようです。「天が味方した」と思ったことでしょう。私はそう思いましたから…。こりゃ,文字通り「天」ですよね。
 ホテルは和室部屋だったのですが,こんな大きなテレビでした。時代だなあ。120524_01記念に1枚,日食番組と一緒に撮りました。
 もう一枚,ホテルの窓から見える,白浜の景色も撮っておきました。
 天気もよくなって…いい景色でしょ。文字通り「白浜」ですね。

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超三日月の木漏れ日

 約4分間の金環日食が終わって,ふと我に返りました。
「あっ,木漏れ日の観察をしていない!!」
 時すでに遅し…金環の映像を見ることはできませんでした。
120523 ベランダから近くの木の影を見ると…ちゃんと超三日月型の木漏れ日がホテルの白い壁に映っていました。これもまた,感動的な風景でした。
 少し前までは,木漏れ日で太陽の形が分かるってことは,トレビアものだったと思いますが,今回の日食騒ぎで,この観察方法は結構有名になったんじゃないかと思います。

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日食観察…鏡の反射

120522_01 鏡に日光を反射させて遠くの壁に映すと,日食の様子を見ることができる…という実験もやってみました。
 私が観察していたのは,ホテルの2階ベランダです。この場所から,1辺約6センチの手鏡を使って,中庭のプールの壁に反射させてみました。プールには水が入ってみませんでしたので,好都合。鏡からは20m120522_02以上離れていたと思います。
 この像が映っている場所へ行って写真を撮ると,日食像と一緒に記念撮影ができます。「日食像と共に記念撮影する」という方法は,前回の日食の時にやっていますので,今回はその応用というわけです。
 なお,鏡の像は反転されますので,ご注意を。下の写真は,金環日食が終わって,少しずつ太陽が出てきている時の写真で,本当は,右上が明るいのです。
 実はこのベランダの下はレストランになっていて,みなさん,朝食バ120522_03イキングの時間でした。それで,プールのところを行ったり来たりする我が娘を見て,不審がっていたようです。プールに太陽が映っているのはレストランからは見えませんからね。

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見た! 金環日食

 6時15分を過ぎて,そろそろ太陽がかけ始めているはずだ。しかし,空は厚い雲に覆われていて,太陽が全く見えない。雲が光っているあたりに太陽があるのだなと想像できる程度の空模様が,30分以上も続いただろうか。
 その間,こんな事もあろうかと,せめて気温の測定だけでもしておこうと,気温を記録し始めた。
 6時10分…18.8度…気温を測ること約50分。
120521_700 そして,午前7時,待ちに待った太陽が,雲の間から顔を出した(上の写真,f5.6 露出時間1/10,ちょっと露出オーバー)。もうずいぶんとかけている姿だ。持ってきた資料によると,太陽の4割くらいが欠けているようだ。この時刻から,太陽はほとんど顔を出すようになってきた。こうなると,気温なんてどうでもよくなってきた。
120521_728 そして,7時25分頃。ついに金環日食の瞬間がやってきた。
 太陽の中に月がすっぽりと入った瞬間,ホテルの中庭にいた人たちからも歓声があがった。白浜では,7時28分頃にちょうど真ん中あたりに月が来ている(下の写真,f5.6,1/50,ちょっと露出オーバー…おしい!)。
 実は,この10分ほど前から,わたしたちの観測しているベランダに若いカップルがやってきたのだ。この二人は,今日の金環日食のことを知らずにこのホテルに宿泊することを1月以上前から決めていたらしい。私たちが「金環日食を見るために来た」というと,とても驚いていた。
 二人は遮光板も持っていなかったので,貸して上げると,感動して見ていた。特に5倍の双眼鏡の威力はすごかった。二人で,すごい,きれい,の連発。そりゃそうでだろう。
 わざわざこれを見るために来ている私たちに,「写真の専門家ですか?」だって…。
 専門家じゃなくても,来たくなるのが,天文現象なんだよなあ。

 6時半頃には半分くらいあきらめたんだったけど,結局,9時前の太陽と月が離れるまでしっかり観測できた。

 尚,最初,私たちも参加しようと思っていた旧白浜空港での観測会の様子は,下記のHPにちょっと出ていた。なんと2000人以上も集まったらしい。すごい!
 http://wakayamapr.ikora.tv/e766205.html
 

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いよいよその日

120521_01 朝,4時前から目が覚めて仕方がない。気になる空は,全天曇り。
 5時過ぎにホテルの部屋から東の方の空を撮ってみた(上の写真)。空には雲の隙間から青空も見えているが,この範囲が増えてきそうな雰囲気ではない。高度が上がるにつれて,雲の厚みもありそうだ。
 太陽の出ている方角が分かったので,私はホテルの周りを120521_02散策して,日食観測用の場所を調べてみた。すると中庭から観察できそうだ。他にも東向にベランダがつている宴会場が
あって,そのベランダもいけそう。さっそくフロントで交渉すると,「今日,宴会場は使っていなので構いませんよ」とのこと。結局,旧白浜空港の観測会には出かけずに,2階のベランダから観察することにした。
 下の太陽は,午前5時30分頃の写真。f5.6,1/2000秒での撮影。このときは,雲の間からしっかり顔を出していた太陽だったのだが…。

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ホテルの夜

120520_kinkan 三段壁を見て,山の上にある「ホテルグリーンヒル白浜」へ。
 このホテルを選んだのは,西側が海に面していて,夕日を見ることができる露天風呂があること。この近くに旧白浜空港跡地があって,そこで日食の日に観察会が行われる予定であったこと(ネットで見つけた)だ。それに,山の上なら,他に遮るものがないので,もしかしたらホテルの中庭からでも直接日食の観察ができるかもしれない…とも思ったからである。
 しかし,先にも書いたように,夕方は小雨がぱらついていて太陽を見ることができなかった。日没の時間を調べてお風呂に入ったのは初めてだったのに…。
 早めの夕食をいただいて,就寝。
 明日の天気予報はあまりよくない…とのこと。

 そうそう,ホテルについてから能登町の天文台「満天星」の職員さんから電話があった。
「明日,朝から観察会をやるので来ませんか?」
というお誘いだ。
 満天星の職員さん達は,今回の日食にあたり,能登町内・全児童生徒数分の遮光板を用意してくれたことは,前のこのブログでも紹介した。(2012年5月11日)
 記事は
http://suzutano.tea-nifty.com/blog/2012/05/post-74ee.htmlに書いてある。
「実は…」
と話そうとすると,私が言う前から…
「先生,もしかして,どこかに出かけていますか?」
と,鋭い突っ込み。
「そう,和歌山県の白浜に来ています。明日,曇りの予報なんです。」
「じゃあ,観光でもして帰ってきてください。」
だって…。
「そちらの天文台で撮影した写真なんかを,また,分けてください」
とお願いしたのでした。

 

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南紀白浜へ

 昨日は運動会。夜遅くまで飲んでいたが,今日は早めに起きて和歌山県は白浜まで行くことにしてある。目的は「金環日食を見ること」だ。
 能登半島でも日食は見れるのだが,部分日食に留まる。娘のいる京都(このブログによく京都が登場するのは,そういう関係だ)でも金環日食が見られるのだが,ちょっと2重円には見えない…。そこで和歌山まで行こうというわけだ。
 しかし,天気予報は,今晩は雨が降り,明日はくもり…本当に大丈夫なのだろうか…。
120520_01 朝,7時過ぎに家を出て,京都を経由して,娘を連れて,一路,白浜へと向かった。天気予報通り,夕方,少しだけ小雨が混じってきた。
 それでも,ホテルのチェックインまで2時間くらいあったので,白浜の千畳敷や三段壁,などを見学した。
 千畳敷へは降りることもできるので,時間をとって観察。一120520_02見,滑りそうに見えるのだが,砂岩で出てきている地層なので,結構ブレーキがかかって,ぬれていても滑らなかった。浸食を受けた自然の造形は,鑑賞に値する。途中,石英や長石っぽい礫が混ざっている地層もあった(下の写真)。
 
 

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秀吉の地震対策…太閤柱

120519 とっても大きくてかっこいい東福寺の三門。その4隅にあるちょっとみっともない柱が気になりませんか。右の写真を見るとわかりますね。2階から1階の屋根に向かって1本。1階の屋根から地面に向かって1本の柱が,すこしずれるような感じでついています。
 これって一体なんでしょう? 美的にはあまりよくないようですが…。
 これ,実は,地震に対する補強対策なのです。
 東福寺三門前の「解説」には以下のように書かれていました。

 大屋根の四隅の角柱は,桃山城崩落の天正大地震による三門の傷みを天正13年秀吉が行った大修理の際に補足した柱で,通称「太閤柱」と呼ばれている。

 そこで,三門の2階にいた係の女性(この日は三門特別拝観ができた)に,
「この柱って,科学的に見て,耐震対策として,意味あるんですか?」
と聞いてみました。
「それなりに意味はあるそうです。」
って答えでした。
「本瓦拭きの屋根がとても重いので,それを支えることができるそうです。」
って。なるほど…。
 さて,看板にある「天正大地震」というのは,天正13年11月29日(1586年1月18日)午後10時過ぎ,日本の中部で発生した巨大地震のことで,複数の活断層が同時に動き,広い範囲に大きな被害を及ぼした地震だっただろうと言われています。
 このとき,秀吉は,たまたま,琵琶湖西岸の坂本城にいました。大きな地震にびっくりして,大阪城に逃げ帰ったと歴史書には書かれています。
 そのとき,東福寺の三門にも被害があったのだと思います。

 しかし,看板にある「伏見桃山城」の建設が始まったのは1592年(文禄元年)であり,完成したのが1596年(慶長元年)なのです。その城が,それより前に起きた天正大地震に崩れるわけがない…。
 私が調べたところによると,伏見桃山城を崩した地震は,慶長伏見地震と呼ばれている地震で,それは1596年9月5日に起きています。このとき,謹慎中だった加藤清正が真っ先に秀吉の元に駆けつけたことが,歌舞伎にもなっています(地震加藤)。
 だとすると,この看板は間違いなのでしょうか? よくわかりません。
 あとで東福寺に聞いてみましょうかね。

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ジュースを飲みたければ空気を吸おう!

 2年生の生活科でやっている《空気と水》の授業。スポイト競争ももりあがりました。
 スポイトのところでは,「空気が出て行った分だけ水が入ってくる」ってちゃんと意見を言える子どもたち。偉いなあ。で,その体験をしてもらいます。
120518 ヤクルトを一本ずつ配って,ストローで飲んでもらいます-いや,ヤクルトを飲むのではなくて,ストローの中の空気を吸ってもらいます。
「ヤクルトを飲むんじゃないよ。ストローの中の空気を吸うんだよ。すると,そのうちどうしてもヤクルトが入ってくるから,口に入ったら,すぐに止めるんだよ。ごくごく飲むんじゃないよ~」
と言う私。子どもたちは素直に空気を吸っていました。そして空気のなくなったストローの中を上がってきたヤクルトも仕方なく飲んでいました。(^^;)
 写真は拡大しません。

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見所いっぱい,金いっぱい 東福寺

120517 京都の南の方にあるお寺・東福寺。紅葉で有名なあのお寺に行ってきました。山門が特別拝観できるってネット情報にあったからです。
 紅葉の季節には,紅葉を観ているのか人を見ているのか分からないくらいに人が集まる東福寺ですが,この日は,小雨が降っていることもあり,割とすいていました。山門見120517_02学の時なんて,十分間くらい説明を聞いていたのですが,私たちとあと4人(老夫婦2ペア)ほどしかいませんでした。
 これ,山門と書きましたが,東福寺では三門と呼んでいます。棟高は22m,禅宗の三門としては日本最古,最大のものです(現三門は,1425年に再建されたもの)。2階中央には宝冠釈迦如来像。その両側には16羅漢。そして天井画も色彩鮮やかに残っていました。
 本堂は,戸が閉まっていて,外から格子戸を通して見ることしかできませんでした。それで,ちょっとカメラの角度を変えて撮影してみました(撮影禁止看板がなかったので…)。蒼龍図はなかなか迫力がありますね。
120517_03 東福寺は見所いっぱいです。紅葉で有名な通天橋はもちろん,他にもきれいなお庭があったりします。方丈の東西南北にはそれぞれ庭があります。昭和の作家の作品だそうです。
 このように,見所いっぱいのお寺ですが,お金もかかります。
 この日は,三門,特別展,方丈,通天橋でお金を払いました。4人で行ったので,1万円近くになりました。お寺見学も安くない…。
 紅葉の季節にも行かないとね。
 

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通称:忍者寺=妙立寺

120516 お寺の話と言えば,私の最近の趣味の世界ですが,な,なんと『たのしい授業・2012年3月号』(仮説社)に,「金沢の忍者寺はおすすめです。心理作戦が感じられる…」というような感想が載っていました(p29~p31の「はみだしたの」)。
 このお寺へ行くには予約が必要です。それほど観光化しているということです。でも,電話が当日でも,空いてれば大丈夫です。
 通称忍者寺=妙立寺は,立派な日蓮宗のお寺です。
 20人くらいのメンバーでひとりの説明者が付いて回ってくれます。確かに説明する人がいないと,自分はどこにいるのか分からなくなる様な気がします。
 最近,私が行ったのは,去年の今頃でした。そのときは,午前中に電話をして,午後からの予約を取りました。
 高校生か中学生らしき子どもたちが先生らしき人に記念写真を撮ってもらっていました。ま,観光地ですね,やっぱり。

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The Scale of the Universe2

 『たのしい授業・2012年3月号』に出ていた記事から。
 『たの授』の「はみだしたの」という欄外コーナーに,「The Scale of the Universe2」というサイトの紹介がありました。アドレスが書いてあったのでさっそくこの目で見て見ました。

 マウスひとつで,素粒子から宇宙までの大きさを体験することができる映像がみれます。
 これとよく似たものは他にもありますが,このサイトのヤツはイラストがかわいくて,子ども受けすると思います。
 ≪もしも原子が見えたなら≫などのあとにいかがですか。

 サイトは,http://htwins.net/scale2/です。英語ですが,まあ大丈夫です。
 一度体験してみてください。

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龍馬ゆかりの宿・寺田屋

120515 伏見の酒蔵の並ぶあたりに,京都に来た坂本龍馬が宿にしていたという寺田屋があります。ここにいたお龍という女性と結婚したのでしたね。
 今まで,寺田屋の前を車で通ったことは何度があるのですが,中に入ったことはアリマセンでした。今回,歴史好きの娘(東京在住)も連れていたので,一緒に入ってみました。
 見学しての感想…ま,そこにいたんだよ。本物の場所だよ,という以外に,これといって別に何かあるというわけではありません。展示してある資料なんかも,どっかから集めてきたようなものだし。ただ,弾痕とか刀傷なんかは,この場所でしか観られませんけどね。
120515_02 そうそう,この日は,寺田屋について説明してくれるお父さんがいました。とても分かりやすい話でした。寺田屋事件と,龍馬が襲撃された事件をごっちゃにしている自分がいました(^^;)
 寺田屋はいまでも普通の宿として利用できるそうです。素泊まりですが…。まさか,お龍の入ったこのお風呂に入れるわけではないでしょうけれどもね。
 それにしても,宿泊施設とはいうけれど,一体どこに寝るんだろう?

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太陽を撮ってみました

120514 来週の月曜日の金環日食。とても楽しみです。
 それで,練習のために,今日,一眼レフで太陽を撮ってみました。
 カメラはニコンのD5100。
 焦点距離は,300mm。ASA100 F5.6 シャッタースピード1/800で撮ったのが右の写真です。黒点がよくわかりますね。1/2000までは,同じような写真が撮れました。もちろん明るさは少し変わります。
 300mmくらいだと,実際には,カメラのファインダーでは,太陽はこの半分の直径くらいの大きさに見えます。
 やっぱ,学校の望遠鏡の方がしっかり見えますね。
 当日は,望遠鏡でも観察しようかなあ。

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伏見城の見えるアパート

120513 娘が2年ぶりにアパートを変える…ということで,ゴールデンウィーク中にミニ引っ越しに行ってきました。そのアパートからは,写真のように伏見城が見えます。なかなか景色のいいところです。これは望遠でとったものなので,こんなに近くで見えるわけではありませんがね。
 ま,子どもたちのおかげで,休みの度に出かけるところがあるというわけです。あっちにとっては迷惑なことだろうけれども…(^^;)
 金環日食の時も,関西方面で観測する予定です。晴れてくれればいいけど…。

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石山貝塚

 石山寺の駐車場から山門に向かう途中に「大津市指定史跡・石山貝塚」という看板が立っていました。ツツジの間にあるのでちょっとわかりにくかったですが,私は見つけました!!
 その看板によると,この貝塚は昭和15年に発見されたそうです。

 合計6回の調査の結果,貝層が東西20m,南北50mにも広がり,最も厚いところで2mの厚さを持っていて,セタシジミを中心とする十種類の淡水産の貝で埋まっていたそうです。さらにその中から,屈葬人骨が5体出てきたといいます。縄文式土器もあり,琵琶湖畔~瀬田川にかけてのこの石山地区に縄文人が住んでいたのです。

120512 写真はそれを記念して建てられたらしいシジミ貝をイメージしたモニュメントです。台座に「石山縄文しじみ貝塚の塔」って書いてありました。穴の形が琵琶湖になっていますね(娘が気づいた!んだけど…)。
 写真の左端奥に写っている「洗心寮」というお店で,シジミ釜飯を食べました。このとき食べたシジミもセタシジミなのかな。お店の人に聞きそびれた(^^;)。
 お寺巡りの旅も,付け足しの楽しさがあって,それも旅行の楽しさの一つです。

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学校に届いた「遮光板」

120511 今日,全児童数分の「日食観測用の遮光板」が学校に届きました。
 これは,地元にある「満天星」(下記にリンクしておきます)という天文台の職員さんが手作りしてくれたものです。いくら田舎だとはいっても,相当な数を作成して頂いたことになります。うちの学校だけでも230枚は入っていましたからね。
 うちの学校は,天気がよければ,21日月曜日は代休となります。子どもたちはそれぞれの家庭で日食を見ることになるので,ちゃんと注意もしておかないといけません。
 来週,どこかで時間をとって全校に話をするつもりです。

満天星…http://mantenboshi.jp/index.html

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長谷川英祐著『働かないアリに意義がある』

 連休前に金沢の本屋「豆たち」で新書版を4冊購入していきました。これはそのうちの1冊。最後に読んだヤツです。
 以前から少し知っていた本だったのですが,目次を見て読んでみる気になりました。
 本書のタイトルは『働かないアリに意義がある』であって『働かないアリにも意義がある』ではありません。「働かないからこそ意義がある」というのはとても重要な視点だし,読者に「それって本当?」って思わせるに十分なタイトルです。
 内容はちゃんとした科学本です。アリやハチなどの社会性昆虫に関する最新の研究成果を読むことができます。

 2010年12月発行の本書は,私の購入したもの(2011年9月)で,なんと11刷です。ずいぶん売れたんですね。
 私も本棚を作成している「ブクログ」でも,今日の段階で1000以上の方の本棚に登録されていました。ブクログで本棚を作る人は,たぶんそれなりに本が好きな人だと思います。そういう意味でも,本書は,結構,読者を刺激する内容なのでしょう。

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岩間寺の木たち

120506_momi 
 岩間寺の話題を一つ。
 このお寺には,たくさんの大きな木があります。
 写真は右上がモミ,右下がイチョウ。そして下の写真がカツラです。
 どの木も本当に大木で,見応えがありました。特に桂の木はご神木にもなっていて,樹齢1000年を超えるそうです。
 モミの木には「お迎えの樅」と名前がついていました。
 大イチョウの前には祠があって,これもご神木という雰囲気満々です。一枚の写真には収められないくらい大きいです。名前は見ませんでした。
120506_icho 本堂を超えて行くと,さらに大きな桂の木が現れます。この大木の前にも祠がありました。縁起によると,泰澄という人が,この桂の木で千手観音を彫り上げてご本尊としたことになっています。
120506_katura

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谷岡一郎著『データはウソをつく』

 「科学的な社会調査の方法」-副題にこう書いてある新書版の本を読みました。
 読みながら…これは一度読んだことがあるような本だと思ったら,やっぱり…同じ著書の本が本棚にありました。『「社会調査」のウソ-リサーチ・リテラシーのすすめ』(下の本)です。
 いずれも,世の中にはびこる世論調査の眉唾さについて書かれています。
 こういう系統の本は,今までにも何冊も読んできましたが,今回も楽しく読めました。ノーミソが刺激されます。
 「やっぱり大切なのは自分の頭で考えることだ」と思いました。
 本書は,特に,いしいひさいちのマンガを参考にして説明しているところが,面白いです。わたしもちょっとだけいちいひさいちのファンですが,著者ももっとファンらしいです。おうちにいしいひさいちの本が100冊以上あるそうですから…。私の家ではせいぜい20冊かな。
 この4月に金沢の本屋で見つけて購入したんだけど,実は,ずいぶん前の本でした。
 読んで損は無し。
 文章も上手なので,この手の本としては,読みやすかったです。
 上げられていた参考文献も何冊か読んでみたい…と思います。

 下の本は,もっと前の本です。これについては,下記のブックレビューで読んだ感想を紹介してあります。ただし,2001年の再録です。

 

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昔からの観光名所

120507 石山寺の話題をもうひとつ。
 この寺の奥まったところに,紫式部の像が建っています。本堂の横にも「源氏の間」という一室があり,そこで紫式部が源氏物語を書いています(もちろん人形だけど…)。
 たまたま石山寺を訪れた紫式部が,琵琶湖を照らす名月を見て感動し,そこらあたりにあった般若心経の裏に,思わず「源氏物語」の一部を執筆したと伝えられているのです。
 もっとも,この言い伝えについて,国学者・本居宣長は,疑問符をつけてるそうですが…。
 ま,そんなこんながあって,石山寺は,江戸時代以前から,『源氏物語』由来の観光地でもありました。1500年代には,「石山寺で中秋の名月を見よう!」というツアーもあったと言いますから,おもしろいですね。(五木寛之著『百寺巡礼』より)。

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岩間山正法寺

 石山寺見学のあと,近くのお店(洗心寮)でお昼を頂き(シジミ釜飯),そのお店に置いてあった「観光パンフレット」に目を通していると,石山寺から車で15分ほどのところに「岩間寺」というお寺があるって書いてありました。
120506 そこで,ついでだから,その寺へも行ってみることにしました。石山寺は西国三十三所の十三番ですが,この岩間寺(岩間山正法寺)は,十二番でした。西国巡礼専用の御朱印帳などは持っていませんが…。
 結構高い山を登っていくと,その終点近くにありました。
120506_01 このお寺には,千手観世音菩薩だけではなく,ぼけ封じ観音もいます。もちろんぼけを封じてもらいました。
 本堂はなんとなく神道っぽい雰囲気がします。ここって本当にお寺?って思います。
 本堂の中に入ってみると,やっぱり神道っぽいんです。ご覧のように,しめ縄もはってありますからね。そういえば石山寺にも三十八社というお宮さんが建っていたし,巨木にはしめ縄もつけられていました。神仏混淆が当たり前だったんですね。

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珪灰石の上に立つ「石光山石山寺」

 東寺真言宗の大本山。滋賀県にある石山寺は一度は行ってみたいと思っていました。
 この寺が石山と呼ばれるのは,文字通り,石山の上に建っているからです。その石とは「珪灰石(けいかいせき)」と呼ばれるものです。説明看板によると次の通り。

 珪灰石は,石灰岩が地中から突出した花崗岩と接触し,その熱作用のために変質したものです。この作用によって通常は大理石となりますが,この石山寺のように雄大な珪灰石となっているものは珍しいものです。

120505_02 いわゆる変成岩の仲間と言うことでしょう。近づいて見てみると,ところどころに,プラスチックが一度どろどろに溶けた時のような跡が見られました。
 この奇岩の上に立っているのが写真の国宝の多宝塔です。珪灰石の白と新緑と古寺の茶色がなかなかかっこいいコントラストを見せてくれます。

120505_01 また,石山寺は花の寺でもあります。それぞれの季節でいろんな表情を見せてくれるようです。今回は,霧島ツツジが満開でした。ボタンの花もきれいでした。サクラもたくさんあるし,紅葉の季節も又見応えがあるそうです。もう一度来てみたくなるお寺さんでした。

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『心で知る,韓国』

 新年度が始まってやっと1ヶ月。毎年のことですが,今年は特に慌ただしく過ごした1ヶ月でした。で,この連休でやっと自分のペースがつかめていく感じです。
 ちゃんと自分のリズムになったかどうかは,家で時々,韓国歴史ドラマを見る時間が確保できているかどうかで判断できます。やっとその時間が生まれて来つつあります。
 2月頃から読んでいて途中になっていた本を読み終わりましたので紹介します。

 本書は,韓国の一般的な国民性の現状とその歴史的な背景について書かれています。儒教の考え方が生活の隅々にまで浸透してる韓国。その一方で,インターネットを中心とする若者文化が日本よりも進んでいたりします。渾然一体となって現代社会があるというのは日本だって同じだとは思うのですが,韓国の場合は,近代化が遅れた分,その渾然さが際立っているのかもしれません。
 韓国に興味のある方は,是非手にとってご覧下さい。となりの国を理解しないことには先に進めませんからね。

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「世界を変えた書物」展

120503_00 今日は,金沢21世紀美術館で開催されている「世界を変えた書物」展を見てきました。
 これは,金沢工業大学(KIT)が所蔵している著名な科学者の初版本などを一挙展示した展覧会です。
 ガリレオやニュートン,ガルバーニやボルタ,コペルニクス,ゲーリケ,レントゲンにフック…など,高校~大学時代に耳にした科学者の書いた書籍の実物を見てきました。実物を見て「昔の本って大きかったんだなあ」というのが感想です。
 先にも書きましたが,今回の展覧会は金沢工業大学の蔵書をもとにしています,金工大では,『工学の暁文庫』と称して,なんと2000冊もの蔵書があるそうです。すごいですねえ。
120503 表紙や内容の一部などはすでにネットで閲覧できる世の中です。でも,書籍の大きさや絵の精密さなどはやっぱり実物を見ないと分かりません。
 今回の展覧会は,なんと「撮影OK」でした。フラッシュと接写は禁止でしたが,撮影OKの展覧会というのも珍しいです。ピントが合いにくいだろうなと思いながらも,たくさん写真を撮ってきました。でも,やっぱり私の撮った写真でも大きさは分かりませんけどね。
 写真はガリレオ・ガリレイの「世界二大体系についての会話」(1632年,初版本)です。

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メーデーも年中行事

 

120502 今年もメーデーの季節がやってきた。
 メーデーは労働者の祭典。
 組合員である私は,毎年のように参加している。以前は全員参加だったけど,最近は,5割動員とかになっていて,「みんなで団結」っていう雰囲気がなくなってきているような気もするのが寂しい。まあ,日本の労働運動自体が下火になっていて,「本当にコレデ大丈夫なのか…」と心配になるくらいの労働組合の状況だから仕方がないのだろう。しかし,「仕事が忙しくて労働組合どころではない」という現状は,決していいとは思えない。
 さて,今年も,分会でプラカードを作って参加した。プラカード審査があって,賞に入るとそれなりの現金?があたるのだ。で,例年,劇を取り入れたプラカードでがんばっているのである。今回は,桃太郎を取り入れた劇で,最優秀賞をゲットした。やった~。
 現場は確かに忙しいけど,こういうものを準備したり,みんなで練習したりして,少しでも楽しむ時間を大切にしたい。それが労働組合の原点でもあるだろう。

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高岡山瑞龍寺

 お隣富山県高岡市には,前田家ゆかりの建物がたくさん残っています。
 前田家と言えば「加賀百万石」で有名ですが,ここ高岡にも高岡城なんて城を作って前田さんが住んでいたのです。
120501 この瑞龍寺というお寺は,加賀藩第2代藩主・前田利長の菩提を弔うために3代藩主利常によって建立されました。20年以上もかかったといいますからすごいです。七堂伽藍を有する禅寺として建てられました。
 当時の加賀百万石の力を見せつけるような,まるで城のような構えにも見え,なんともすごい迫力でした。ここへ来るのは2度目ですが,倶利伽羅不動尊と同じように,以前来た時には,たんなる旅行の一環だったので,今回はじっくり見て回りました。
120501_02 山門をくぐると仏殿の大きな屋根がどど~んと現れます(上の写真)。この屋根は鉛瓦で出てきて,これは金沢城の石川門と同じです。屋根の重さが何トンにもなるため,それを支える内部の構造もなかなかのものです(下の写真)。総檜造りの国宝です。
 瑞龍寺の参道にあるお店に入ったら,なんと,サークル仲間が家族でいらっしゃるではありませんか。偶然ですね。
 

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