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善光寺地震の傷跡

 弘化4年に起きた善光寺地震と呼ばれる内陸型直下地震。ちょうど善光寺界隈がご開帳で賑わっていた3月末に起きたこともあり,甚大な被害をもたらしました。
 この地震についてまとめた本を読みました。おもしろかったです。

赤羽 貞幸
信濃毎日新聞社
発売日:2003-07
 弘化4年(1847年)に長野盆地の西縁部で発生した内陸型直下地震=善光寺地震について,書かれています。著者の一人である北原糸子氏は,あとがきにあたる紙上座談会で「災害史研究は,綜合的な視野からの理系,文系の双方の協力が必要」と延べ,「それを本書で実現させた」と自信を持っています。
 地震と言えば理科系の話…と思いがちですが,地震の被害から自らの身を守ったり,復興にあたって注意すべき部分を学んだりするときには,自分の住んでいる土地には過去にどんな地震があったのかを知る必要があります。地震は繰り返されるからです。そのときに役立つのが歴史学というわけです。
 本書は,自然科学の立場からの「善光寺地震と災害」と歴史学の立場からの「善光寺地震と社会」の2部構成になっています。

120412 そしてまた,ちょうど長野市へ行く用事があったので,善光寺に行って,その本で紹介されていた傷跡も見てきました(というか善光寺方面に出かけるから,この本を読んでいた訳ですが…)。
 その傷跡は,本堂の正面左側の柱にあります。この柱の近くのろうかの上に小さな釣り鐘がぶら下がっていますが,その釣り鐘が大きな地震の揺れで落下したときに,この柱にぶつかった痕だそうです。
 境内には他にも「地震横死塚」もあるそうですが,時間がなくて探せませんでした。
 

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