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一刀斎=森毅 という人

 久しぶりに森毅さんの本を読んだ。
 森毅さんは,2010年7月24日に亡くなった。火傷が原因だという。
 わたしは,学生時代から森さんの著書を読んでいて,ある程度の影響を受けていると思われる。京都にいた頃,京都大学の森さんの授業をもぐりで聞いたこともあるくらい,一時,ファンのようになった。カタッ苦しい世界を笑って過ごせるように導いてくれたのが森さんだった。
 今回読んだ本は,そんな森さんの著作から森さんらしいメッセージを編集した本だ。編者は,森さんを師匠としてきたという方。

 本書巻末の年表によると,森さんは1977年頃から,数学から教育論へとその言論の場を広げたようだ。
 本書はそんな森さんの著作からピックアップした名言集だ。原典も示されているので,興味を持ったら,その原典にもどって読書を広げるのも一興だろう。
 ゆとりだ!学力だ!と振り子のようにゆれる教育界を自信を持って生きていく羅針盤として,森さんの一言は生きている。 

 『一刀斎,最後の戯言』というからには,最後の著作だと思って読んだけど,違っていた。本の題名だけで判断してはいけないな。
 この本を本棚に入れようと森毅の本の場所を見たら,他に8冊あった。やはり少しは影響を受けているはずだよなあ。

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コメント

bird様
 やはりあこがれましたか。
 ま,あれだけ自由に謳歌できるのは森さんにはそれなりの基礎基本がシッカリあったからだと思うのです。
 が,現代でももっと価値観の多様性が認められてもいいのに…と思います。学力学力…で,今の子どもたちはかわいそうです。

投稿: 珠洲たの管理人 | 2012年3月24日 (土) 21:49

富山から失礼します。
私も、浪人時代に森毅先生の本を読みました。
名著「数学受験術指南」です。
まじめな話、森先生ののほほんとした人柄にあこがれ、力もないのに京大を受験しました。(もちろん、あっけなく落ちました)
一刀斎、久しぶりに見たもので、コメントさせていただきました。

投稿: bird | 2012年3月24日 (土) 21:41

キヨ様
見るのが遅かった。おはぎは食べにいけない。あーあ。
ところで浅川マキって誰??

投稿: 珠洲たの管理人 | 2012年3月21日 (水) 20:34

森さんは京大の名誉教授だったのですか?
数学はまるっきしダメだったから、浅川マキを見に行ってました。
お彼岸のおはぎを食べに来てくださいjapaneseteahttp://ameblo.jp/ki-yo52

投稿: ki-yo | 2012年3月20日 (火) 21:21

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