« 片田敏孝著『みんなを守るいのちの授業』 | トップページ | 4年に一度の閏日が必要なわけ »

「うるう年」とは

 今年は,閏年。せっかくなので全校の子どもたちに,閏年の人の誕生日の話をしました。うちの学校にはランチルームがあるので,昼食を食べながら私の話を聞いてもらいました。話は2回に分けて…。
 その1日目。
「1年というのは,なんの時間を元にして決まっているか知っていますか? 1年は,地球が太陽の周りを1周する時間をもとにしているのです。地球は,太陽の周りを365日でまわってきて元の場所に来るというわけです。でも,実はちょうど365日ではなくてちょっとだけ〈ずれ〉ています。本当は,365日では元に戻り切れていないんです。その〈ずれ〉を放っておくと,そのうちに冬と夏が逆転することになったりします。その〈ずれ〉は,4年で1日くらいですので,こうして4年に一度日を増やして2月29日を作っているんです。」
「実はこれでもやはり少しずつずれてくるので,さらに100年ごと,400年ごとに調節をしています。」
「では,2月29日に生まれた人は,誕生日をどうしているのでしょうか? 答えは明日言いますね。」
と言っておきました。

 その後,この話を機会に,5,6年生向き(私が理科を担当している)に「閏年」についての『科学かわら版』を書いてみました。
 その一部を紹介します。

 「うるう年」というのは「閏年」と書きます。「閏」というのはどんな意味なのでしょうか。「門」に「王」…???
 電子辞書の「漢和辞典」によると…
閏(ジュン,うるう)
  《解字》
  会意。「門+王」で,暦からはみ出た日には,王が門の中にとじこもって政務をとらないことをあらわす。定数からはみ出る。不正規なものの意を含む。

とありました。つまり,「閏」というのは,「王様が門からでない状態」=「王様が仕事をしない状態」=「いつもとはちがう日」をいうわけです。それで,意味としては次のようなものになります。
  《意味》
  ①(名・形)うるう。1年の日数,または月数が,決まった数からはみ出て平年より多いこと。「閏年(ジュンネン)」
  ②(名)正統でない天子の位。対→正
 ①は分かりますね。②で「天子(てんし)」というのは王様のことを指します。「正統ではない天子」というのは,本来なら跡(あと)継(つ)ぎにはならないはずの人が王様になることを指します。それは計画外という意味で「閏」なわけです。で,「閏」の対義語が「正」。なるほどですね。(以下,明日に続く…)

|

« 片田敏孝著『みんなを守るいのちの授業』 | トップページ | 4年に一度の閏日が必要なわけ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/105430/54123481

この記事へのトラックバック一覧です: 「うるう年」とは:

« 片田敏孝著『みんなを守るいのちの授業』 | トップページ | 4年に一度の閏日が必要なわけ »