有田和正著『教え上手』
ひさしぶりに有田さんの本を読みました。法則化が始まったころの有田さんの本はよく読みました。「授業のネタ」の大切さを教えてくれました。もともと変わったことが好きでしたが,それまでにもまして「どこかにネタはないか」といつもアンテナを張っている状態が普通になりました。
だから,地域教材などは,授業化するのがとても楽しいです。地域ネタから日本や世界につながる(元々つながっているはず)授業ができれば楽しいですね。それを子どもたちがどうとらえてくれるのか,ドキドキするのです。
著者は,教育界では著名な元社会科の教師です。教育法則化運動にも関わり,数々の実践を著書やビデオで示してくれました。
「授業のネタ」を手に入れることが,授業づくりの7割を占めるという言葉に刺激されてきました。
本書は,出版社を見て分かるように,教育界への著書というよりも,一般的なビジネス書といった感じでまとめられています。
しかし,そこはやはり元小学校教師ですので,さまざまな失敗談や教室での対応の仕方などが織り込まれており,大変読みやすくなっています。
特に,若いころの失敗談には,有田氏もふつうの人だったことがわかって安心します。今の有田氏を作ったのは,その失敗談からシッカリ学んで生かしたことにあることが分かります。
「授業のネタ」を手に入れることが,授業づくりの7割を占めるという言葉に刺激されてきました。
本書は,出版社を見て分かるように,教育界への著書というよりも,一般的なビジネス書といった感じでまとめられています。
しかし,そこはやはり元小学校教師ですので,さまざまな失敗談や教室での対応の仕方などが織り込まれており,大変読みやすくなっています。
特に,若いころの失敗談には,有田氏もふつうの人だったことがわかって安心します。今の有田氏を作ったのは,その失敗談からシッカリ学んで生かしたことにあることが分かります。
あと10年ほどで定年を迎えます。だから,ついついマンネリ化してしまいそうになります。
こうしてブログを書いているのも,自分のノーミソの活性化(というか老朽化を防ぐ)ための手立ての一つです。
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