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石川英輔著『ニッポンのサイズ』

 先週日曜日の新聞の書評欄に,新刊の文庫本として紹介されていた『ニッポンのサイズ』の単行本を読んでみました。文庫本はちょっと字が小さくて読みにくいんです。アマゾンでは,古本も扱っていて,新しい文庫よりも安くてに入ることがあります。本書も,たぶん,誰も読んでいないくらい新しい本でした。送料が250円かかるので,文庫本よりも数円高くなったけど…。眼のためにけちっていちゃいけないからね。

 面白い本でした。単位にはむかしから興味を持っていて,いろいろな本も読んできたのですが,本書の内容は,そんな私にもとても刺激的なものでした。
 普通,単位というのは,絶対的に確定したものであり,それが揺らぐと,単位そのものの存在価値がなくなる…というようなものです。
 ところが,日本などでむかしから使われている単位は,同じ名称でありながら,その大きさが時代や場所で変わってしまうのです。そんないい加減なものが単位として成り立っていたのは不思議と云えば不思議です。しかし著者は「そういう違いがあった方が便利だったからこそ,そんなことになったのだ」と云います。なるほど,不便だと感じてしまうのは,今のわたしたちがメートル法になれているからでしょう。
 日本の単位の話だけではなく,西洋のことも比較するために出てきます。少しでも単位に興味がある方は,面白く楽しく読めると思いますよ。

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