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高橋哲哉著『犠牲のシステム 福島・沖縄』

 野田総理も沖縄へいって謝罪をしています。前衆議院選で政権交代を実現した民主党政権が解決しようとした普天間問題は完全に暗礁に乗り上げています。
 首都圏で使うデンキを作ってきた新潟や福島。その結果としての原発事故。被害をうけるのは福島の人たち。脱原発の方向を目指そうとした管政権は,志半ばにして去らざるを得ませんでした。

 「経済成長も安全保障も「犠牲」の上に成り立っている。『靖国問題』以来の6年ぶりの書き下ろし新書!」と本の帯に書かれています。

 日本国にあり,国民全体がその恩恵をながら,それを維持していくときにある人々の犠牲の下でしか維持できていないもの…それが,沖縄の米軍基地であり,地方に任された原子力発電所です。
 ここで恩恵と言いましたが,本当に恩恵を受けているのか,あるいは恩恵と呼んでもいいのかどうか,はなはだ疑問ですがね。
 「福島と沖縄」とタイトルにありますが,本書の4分の3は福島のことについて書かれています。
 二つのことは,政権交代後の内閣でどうにか解決しようとしましたが,結局「玉砕」してしまいました。米軍基地も原子力発電所も,それほどわたしたちの社会の内部の奥深くにまでしみこんでいるのでしょう。

 高橋氏の本は,わかりやすくて読みやすいです。引用されている本も多数あり,それらの本も読んでみたくなります。読書のはばを広げてくれる本でした。
 それにしても,犠牲になっているのは,わたしたちの能登も…なんでしょうね。

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ついに活字中毒か?

 2月に入ってから,どうも活字が読みたくて読みたくて,どんなことをしている時にも本を持って出歩いてる気がします。お鍋を作りながら,湯が沸く時間も読んでいたり…。これはたぶん,本来ならある程度自分の時間のある年末・年始に,いろんなことがあって,余裕がないまま三学期に突入してしまったことの揺り戻しかもしれません。
 学生時代は時間があったので,ある作家を見つけるとことん読むということをしていました。今はそんな時間なんてないのにねえ。
 3月に入ったら,そうも言っていられない…。そろそろいつもの生活リズムに戻さないと,事務がたまってしまいそう。

 6年生との授業も教科書はそろそろ終わるので,最後の授業を何にするか考えておかんとね。

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こんなチョコ

120227 半月前の話題。バレンタインの日に神さんがチョコを買ってきた。そのチョコを見て「これは面白い。食べる前に写真を撮る」と言ったら,「そういうと思ったわ」だって。完全に行動を見破られている。
 そのチョコは,慶長小判の大きさ。で,大きさだけならさもありなんだが,さらに重さまで「1両分」だというから心憎い。
 箱には「慶長小判の大きさ,重さ,もようをそのまま再現したチョコレートです」と書かれていた。チョコの厚さは,当然,小判より厚かった…本物の小判の厚さは知らないけれど,重さが同じならチョコの方が厚いに決まっているよね。

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武田邦彦講演会

120226 今日,「ラポルト珠洲」で武田邦彦氏の講演会があったので,出かけました。
 職場で人伝で聞いた+新聞折り込みを見ての参加です。有料だったのでどれくらい来ているのかちょっと心配でしたが,まあまあの入りでした。
 主催者は,珠洲の若者たちでした。こういうふうに主体的に動いていく若者がいるっていうのがうれしいです。
 講演自体はおなじみの口調で(と言ってもテレビをあまり見ないのですが…),歯に衣着せぬ内容でした。リズムもあってあっというまの1時間30分。
 写真もビデオ撮影も自由なんてところが武田さんらしいです。
 「温暖化で南極の氷が解ける」ってことに対して「氷は0度にならないと解けないことは子どもでも知っている」って話など,ま,おもしろかったです。

☆武田邦彦ブログ(http://takedanet.com/
 この中の「医療崩壊か?…医師の自重を求める」は,たぶん珠洲での講演後の質問に対する答えだと思います。

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北村俊郎著『原発推進者の無念』

 「新聞記事にあえて規定されてやってみた読書」の最後の本です。
 元原発推進派が書いたというこの本は,どれくらい世間に影響があるのでしょうか?

 著者については私は全く知らない。原発推進者というからには,原子力業界のまっただ中にいたのだろうが,その様子は本書からはあまり伝わってこない。つまり著者はあまり自分の過去や現在を語っていないのだ。なんか,大きな組織がやったこと=他人事のように感じる。あとがきに「苦言は自らにも発したものである」と書かれているのだが,どうも私にはそう感じなかった。
 本書は2部構成になっていて,第1部の「原発事故に遭う」が3分の2くらいをしめており,第2部の「原発を考える」が残りである。
 避難者の生活を垣間見られる1冊として読むのがいいだろう。

 たとえばこういう文章があって愕然とする。

 確率論では事故がいつ起きるかまではいえない。確率論を理解してもらわねば納得してもらえないと,そのときは思った。だが,現実には発生確率と被害規模は掛けあわせて考えなくてはならなかったのだ。事故の発生確率だけを比較して議論していたことは,今考えれば実に幼稚なものであった。万が一にも起きたらとてつもない災害になるものに対しては,とてつもない慎重さと,とてつもない費用をかけた予防策が必要なのである。(191p)

 わたしはこんなことは当たり前だと思っていたけど,推進派の人たちは「原発事故の可能性は10000年に1回だから,もしものことは考えなくてもいいと思っていた」らしいですね。
 今まで推進してきた人たちの中で,こうやって反省した人が著者だけではないことを祈るだけです。

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やっと来た!「一太郎・承」

120224_01 予約注文していた新一太郎が昨日届きました。予約が遅かったのと,JustSystemsの予想を超える予約があったため,発送が遅れたようです。
 今回は,年末にWindows7のパソコンを購入したので,2年ぶりに一太郎を手に入れました。しかも,「スーパープレミアム」です。一番何でも付いているヤツ。そうしないと心配なんです。全部のソフトをインストールするわけではないのにね。花子なんて滅多に使わないのに,ないと心配なんです。
120224 さて,そのスーパープレミアムには,ハンディスキャナが付いています(上の写真)。これはとても優れものです。単3電池2個で動きます。コードレスなのでどこへでも持って行けるし,読み取った画像はminiSDカードに記録され,このスキャナ自体をUSB経由でつないで,外部記録装置として使用することができます。だからとても便利です。
 これからは旅に出るときに必ず持っていくでしょうなあ。そんで,いろんなところに見つけたものをスキャンします。でも,デジカメで撮影すればすむような気もします。
 下の写真はそのスキャナで読み取った画像です。なかなかきれいでしょ。

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佐藤栄佐久著『福島原発の真実』

 「自らあえて規定された読書」の3冊目は,元福島県知事の佐藤栄佐久氏が書いた福島原発に関する本です。本書の内容のほとんどが,今回の福島原発事故以前の東京電力との知事とのやりとりに関して割かれています。
 彼は,弟の経営する会社の不正疑惑で知事を失脚させられ,有罪にされるのですが,それが,えん罪の可能性もあるのでは…と感じてしまいます。その後知事になった別の佐藤氏は,さっそく福島第1原発3号機でプルサーマルを許可してしまいます。

 日本の原発政策が,この元知事の言うとおりに点検され,方向転換し,民主的な手続きを踏むようになっていれば,福島原発の事故は防げたかもしれない…と思いました。
 日本社会に深く浸透している「構造化されたパターナリズム」の行き着いた先の一つが今回の大震災でしょう。今,方向を変えなければ,次の「行き着いた先」に到着してしまいそうです。
 今こそ耳を傾けておきたい内容です。

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-erと-ist

 今年も一人で担当している外国語活動。6年生最後の単元は「将来の夢を紹介しよう」(文科省『英語ノート2』の場合)。
 そこで,いろいろな職業の言い方が出てくる。
 Scientist,Teacher,Doctor,Engineer,Farmer
 そこで思った…英語では,職業を表すときに,名詞や動詞に「er」と「ist」をつけることが多いのだが,その違いはなんなのか?
 Guitaristとはいっても,Guitaristerとは言わないなあ。Pianist,Violinistなどは楽器を弾く人。でも指揮者はConductorと「er」の仲間のようだし。Swimmer,Playerなど運動する人は「er」の仲間が多いのかなあ。Driverなんてのもあるなあ。Cartoonistは漫画家,Novelistは小説家,作家はWriter。
 そんなことをALTに聞いてみたところ…。
「分からない。でも,日本語にだって,『家』と言ったり『者』と言ったりしているではないか」「それはなぜだ。」と逆に聞き返されて,「…」となった私。
 確かに上の例だけでも
<家>…農家,漫画家,作家,小説家
<者>…科学者,医者,技術者,指揮者
とある。これらは,日本人にとって逆に書くことはないが,外国人が覚えようとすると「家と者の使い分けはどうするのだ」と混乱することになる。日本語には,さらに「師や士」という文字が付く言い方もあったりするので,これは日本語学習者泣かせの表現だということに,今更ながら気づかされる。

 ま,こんな楽しい文化的な交流ができるのもこんな田舎の学校にもALTが入ってきてくれているおかげです。
 

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たくきよしみつ著『マリアの父親』

 不思議なものです。
 昨日紹介した『裸のフクシマ』を書いたたくきよしみつさん。どっかで聞いたような…と思っていたら,10年ほど前に,小説を読んでいました。『マリアの父親』という作品です。今日,その本を手に取ってみたら,その腰巻きには,最近お世話になっている五木寛之氏が推薦文を書いていました。

たくき よしみつ
集英社
発売日:1992-01
 この作品について,私は2003年に次のような感想を書いていました。

 著者のたくきよしみつさんは,なんとも楽しい経歴の持ち主です。作曲から著述まで扱う,幅の広い活動家?といえましょうか。この人の本に『ワードを捨ててエディタを使おう』というものもあります。同じ著作でも,小説からビジネス書まで書いているんですからビックリです。
 さて,この『マリアの父親』ですが,著者によると,これは「エントロピー小説」宣言-だそうです。
 読後は,なんとも不思議な感じがしました。登場人物が現実にいそうで,いなさそうな雰囲気があり,本物の人間のようで何かの妖精のようで…。「第4回小説すばる新人賞」を受賞した作品です。
 この著者のことは,珠洲教組の情報紙に載っていたのを読んで,購入してみたくなったのです。小説を読まないボクですが,これはなかなかおもしろいです。

 自分のこの『マリアの父親』という作品についてたくき氏は,『裸のフクシマ』のあとがきで次のように述べています。

 いまから20年前の1991年,僕は『マリアの父親』という作品で第4回『小説すばる新人賞』を受賞した。/この作品を書くきっかけとなったのは,当時はまだ活発に行われていた原発論争だった。/テレビ朝日の『朝まで生テレビ』で,原発の是非を巡る討論が2回行われたが,そこに反原発の論客として出ていた物理学者・槌田敦氏の『資源物理学入門』(NHKブックス)と,経済学者・室田武氏の『エネルギーとエントロピーの経済学』(東洋経済新報社)を読み,それまでもやもやしていた疑問が一気に解けた思いがした。/そうだったのか! 世の中はこうなっていたのか!/目から鱗が落ちるという経験はまさにあのときのことだった。(344p)

 そしてできあがったのが『マリアの父親』というわけです。
 10年前に読んだというこの本について内容は全く覚えていません。ま,読んでも忘れるのはいつものことです。

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たくきよしみつ著『裸のフクシマ』

 規定された読書,第2弾は,たくきよしみつさんの『裸のフクシマ』。これは今回読んでいる4冊のうち,唯一新書版ではありません。
 たくきさんは,もともと福島県福島市生まれなのですが,ちょっと野性的な生活を楽しんでいる様な方です。新潟に住んでいたのですが,2004年の中越沖地震で自宅が壊れ,仕方なく,生まれ故郷の近くの双葉町川内村に引っ越して住んでいたのでした。仕事場は都会の川崎市。そことの二重生活をしながら…そしてそこで東日本大震災に遭遇するのです。
 原発事故にあった一住民としての視点が新鮮です。もともと物書きでもあるので,当時のテレビの放映や避難対策についての諸々に対する視点がユニークです。350ページあまりの本ですが,お休み中に一気に読んでしまいました。

 タイトルにもなっている「裸のフクシマ」とは,フクシマという場所で,原発がらみの利権が横行し,「国策」という名で地元を徹底的に貪ってきたそういう状態のことをいう。そこには,すでに地域が持っていた伝統的なよさもなければ,人が自分たちで立ち上がろうとする意欲もない電源三法交付金をあてにし,原発の固定資産税をあてにし,それがなくなってきたら「また新しい原発を」と要求する。そんな状態が裸のフクシマなのだ。
 著者は云う。
「裸にされた福島の地で,なお原発に頼ろうとする人たちがいることは驚きだ。」
 そうなんだ。原発の甘い汁を知った人たちにとって,原発は温暖化問題でもなく,エネルギー問題でさえない。それは楽して自分たちの生活の糧を得るための施設なのだ。本当の裸になってしまっているのに…。
 自分で服を着て再出発するしかないのだけれど…。

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菅野典雄著『美しい村に放射能が降った』

 ちょっと,他に規定された本の読み方をしてみます。
 『北陸中日新聞(2012年2月5日)』の「ただいま平積み中ーフクシマ発」という記事で紹介されていた4冊の本を,その紹介されていた順に読んでみようと言うわけです。
 フクシマに関する本はたくさん出ているけれども,こういう読み方をすることで,あるテーマが浮かびあがってくることでしょう。
 そういうわけで,まずは,飯舘村菅野典雄村長が書いた『美しい村に放射能が降った』です。

 3.11を境に,ほとんどの日本人が知ってしまった人口6000人の村=飯舘村の村長さんが書かれた本です。
 この村長さんは,元は酪農家,そして公民館の嘱託館長時代にユニークなとりくみをし,それが認められて村長選に出馬することになった方です。
 福島原発の事故で,その風向きのせいで汚染され,全村強制避難となった時の胸の内が語られています。
 ただ,本書のほとんどは,これまで菅野さんがふるさとで行ってきたことが綴られていて興味深いです。その愛したふるさとを出て行かざるを得ないということがさらに悲しさを増します。
 「までいライフ」という飯舘村の合い言葉を,今後も続けていくことができるのか…。
 2年後には戻るのだ!という村長の言葉は,私にはむなしく聞こえました。残念ながら,放射能で汚された土地に住むというのは,そんな簡単な話ではないと思うのです。

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じっくり特別支援・自閉症について

 今日は,サークルの日。大人数の一月とはちがって常連3名の会となった。
 でも,その分,一つ一つの話にじっくり時間を取ることができる。
 今回は,特別支援学級の子どもの様子や指導法・対処法について,じっくりと話ができた。
 わたしも今年度,特別支援の子どもとつきあっているが,特に自閉症の子についてはなかなか思うようにならない。その思うようにならないときに,どうかすれば,何かができるようになるのか? せっかく授業に出ても,なんにもできずに退散することさえある。そういう状況ではこちらの心身の様子もやや下降気味になるのだが,そのときの教師の気持ちの持ちようも大切だ。落ち込んでばかりはいられない。次の手を考えて再挑戦…そして玉砕(^^;)。
 自閉症についてシッカリ学ぶこともたいせつなのだと思いました。
 
 

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坂田昌一著『科学と平和の創造-原子科学者の記録』

 昔の本を取り出して読んでみました。裏を見ると金沢の古本屋さん「加能屋書店」で買ったことがわかります(私たちが仮説実験授業の全国大会などで出しているお店の名前はここからとりました。パクリだなあ)。
 最近,岩波書店から,1950年~70年代頃の坂田さんの論文を集めた本が出ています。ま,それを読んだつもりで再度読んでみました。

「2011年は、戦後の素粒子論研究を湯川秀樹、朝永振一郎とともにリードしてきた坂田昌一の生誕100年にあたる年である。坂田は研究者として一流であっただけでなく,のちにノーベル物理学賞を受賞する益川敏英,小林誠を育てたように,指導者としても一流であった。」
 上の文章は,2011年に新しく編集出版された坂田昌一の著作『原子力をめぐる科学者の社会的責任』の紹介文の一部である(岩波書店HPから引用)。
 さて,本書は,坂田が出版当時,色々な場所で書いていた文章を年代順・内容順に集めた著書である。この頃は日本の原子力研究の黎明期であり,その扱い方について坂田をはじめとする科学者たちがしっかりと発言していたのだが,今ふり返ってみると,日本の政府はその坂田たちの問題提起をほとんど無視して進めてきたことが分かって愕然とする。
 政治と科学研究がお金という観点で醜く結びつき,チェック機能が効かなくなった結果,福島の事故が起きたのかもしれないと思うのだ。
 素粒子論の部分は,予備知識がないのでよくわかんないですが,当時の熱い思いは十分伝わってきます。

 上の本は2012/02/17現在,アマゾンでも古本で手に入ります。
 新しい本の方が好きな方は,以下の新刊書をお薦めします。私は読んでいませんが,きっと感動すると思いますよ。

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ALTの出勤簿

 今年度から導入された小学校での外国語活動。本校では昨年から高学年で週1時間の授業をしてきました。で,全授業にALTが入ってくれています。
120216 わたしたちの学校に来てくれているのは右の写真の男性。27歳です。黒板の絵は「英語ノート」に出ている「大きなカブ」の劇の為にALT(仮にSとしておく)が描いた絵です。Sは絵がとてもうまいです。ついでにいうと歌とギターも得意です。
 さて,このALTのSさんも,出勤するとちゃんと出勤簿にハンコを押しています。今まであんまり気にしていなかったのですが,ふと,「どんなはんこを押しているのか」と気になったので,見せてもらいました。
 さて,ALTの印鑑の文字は,カタカナでしょうか,それとも英語だったでしょうか。ひらがな,漢字… 氏なのか,名なのか? どっちだったでしょうか。

 なんと,印鑑には「慕楽」と刻まれていました。この漢字は,Sさんの名字の発音を日本語に置き換えた当て字だったのです。こりゃあビックリです。ほかの市町村のALT も同じなんでしょうかね。よろしければ教えて下さい。
 なお,この写真は本人の了解を得ています(拡大はしません)。

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やっと見終わった「王と妃」

 昨年BS日テレで放送されていた韓国歴史ドラマ「王と妃」をやっと見終わりました。HDに撮りためてあったのですが,何せ186話もあって大変です。韓国の歴史ドラマにはときどきこんな長いのがあって,いったん見出すと,毎日の予定に組み込まなければならなくなります。月から金まで放映されていますからね。
 このドラマには,初期の朝鮮王朝の様子が描かれています。第5代文宗から第11代の中宗が即位するまでのドラマですから,長いですよね。この中宗が「チャングムの誓い」に出てくるあの王様と云うことになります。

「王と妃」オフィシャルサイト
 http://www.bs4.jp/drama/outokisaki/
 

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うれしい話

 先日,学校の玄関前にできている雪山(雪すかしの時にわざと山にしておく)で特別支援教室の子と体育?の授業をしていたところ,近くのピアノ教室の先生が通りかかりました。うちの学校の玄関前は一般の方の通路にもなっていますので…。
 そのピアノの先生との会話。
ピアノ「先生,楽しい図工をしていらっしゃいますね。理科の先生なのに…。」
わたし「何で知っているんですか?」
ピアノ「子どもたちが学校帰りにピアノに来るので,時々作品を持ってくるのを見ているからです。子どもたちに先生だれ?って聞いたらO先生だと教えてくれました。ガイコツもありましたね。そういえば,あの空と野草の作品やもやしも面白いですねえ。あれって先生が考えたのですか。」
わたし「いや,キミ子方式と云って,そんな絵の描き方があるんです。子どもたちは喜んでやるので取り入れています」
ピアノ「じゃあ,また…」
 この方の息子さんを担任したのが5年前。今は高校生になっています。そのときの図工は授業時数の関係で他の方に持って頂いていました。そんな私が図工をしているので,余計に興味を持ったのだと思います。本校では,これまで「理科の先生」で通っていますからね。
 それにしても,こうして授業の話で井戸端対話ができるのが楽しいです。

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30人近くのお坊さんの「正信念仏偈」

 昨日,近くのお寺さんでお通夜がありました。ここの住職だった方が亡くなったのです。もうおじいちゃんでした。
 私は,そのお寺の門徒ではありませんが,亡くなったおじいちゃんも知っているし,おばあちゃんもお父さんもお母さんも娘も息子も知っています。そんなわけでお通夜に行ってきたのです。
120213 お寺の元住職さんがなくなったということで,近隣の真宗寺院のお坊さんたちが大勢集まっていました。お寺の本堂の前にずらりと2重に並び30人くらいいました。この方たちが,一斉に挙げるお経の声は,とってもすばらしいものでした。本堂全体を覆い尽くすような声で,なんか,不謹慎だけどコンサートにいたような気分になりました。
 途中,家のブレーカーが落ちたのでしょう,2分ほど真っ暗になり,本堂にはろうそくの明かりだけがともっている時間がありましたが,もちろんお経は何事もなかったように続けられ,これまたなんとも幻想的な雰囲気に包まれていました。
 集まったお坊さんたちの中には,以前,珠洲原発反対運動に積極的に関わった方たちが大勢いました。今を生きる真宗の坊さんたちの力が伝わってきました。

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見附島の壁画がある銭湯

120212 私が住んでいる町には「見附島」と呼ばれる観光名所があります。
 その絵を銭湯の壁に描いている人がいて,関東でもみることができるそうです。
 下のような,一覧表もネット上に載っていました。
 こんど東京へ行ったときには寄ってみようかなあ。ちゃんと場所が見つけられるか心配だけど…。
 関東で見附島の壁画がある銭湯…http://okunoto.net/sentou.pdf

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「さよならVHS」という記事

 先日の新聞で「パナソニック,VHS市場から撤退」みたいなのが出ていて,「ついに来たか!」とショックを受けました。

ネットニュースには
 パナソニックがVHS方式の家庭用ビデオレコーダーの生産を終了したことが10日、分かった。放送のデジタル化やDVDの普及に伴い需要が急減しているためで、流通在庫がなくなり次第、同社製は店頭から姿を消す。VHS方式は昭和52年に発売したが、約35年の歴史に幕を下ろす。

詳しくはhttp://sankei.jp.msn.com/economy/news/120210/biz12021014430018-n1.htm

と説明されていました。
 そんなこともあろうかと,昨年末から,今まで取りためたVHSを順次DVDにダビングしています。ま,テレビ番組などは,どうでもいいので,カメラで撮った映像を残しています。が,いまの再生機が壊れたらと思うと心配です。
 今後は,DVDさえもなくなって小さなチップになるかもしれませんね。そうなるともう一度今のような作業が必要になるのでしょうか。ま,その頃には,興味もなくなっているかな。

 わたしの家庭では,
・オープンリールテープ
・カセットテープ
・ベータのデッキ
・VHSのデッキ
・VHSのカメラ
・VHS-Cのカメラ
・8ミリカメラ
・8ミリデッキ
・DVカメラ
・DVデッキ
・DVDデッキ
・BDデッキ
と変遷がありました。
 子どもが成長してからはビデオを撮りませんので,今流行のカメラは持っていません。が,今後孫でもできたらまた買うかもね。
 それにしても技術革新はすごいなあ。

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石川英輔著『ニッポンのサイズ』

 先週日曜日の新聞の書評欄に,新刊の文庫本として紹介されていた『ニッポンのサイズ』の単行本を読んでみました。文庫本はちょっと字が小さくて読みにくいんです。アマゾンでは,古本も扱っていて,新しい文庫よりも安くてに入ることがあります。本書も,たぶん,誰も読んでいないくらい新しい本でした。送料が250円かかるので,文庫本よりも数円高くなったけど…。眼のためにけちっていちゃいけないからね。

 面白い本でした。単位にはむかしから興味を持っていて,いろいろな本も読んできたのですが,本書の内容は,そんな私にもとても刺激的なものでした。
 普通,単位というのは,絶対的に確定したものであり,それが揺らぐと,単位そのものの存在価値がなくなる…というようなものです。
 ところが,日本などでむかしから使われている単位は,同じ名称でありながら,その大きさが時代や場所で変わってしまうのです。そんないい加減なものが単位として成り立っていたのは不思議と云えば不思議です。しかし著者は「そういう違いがあった方が便利だったからこそ,そんなことになったのだ」と云います。なるほど,不便だと感じてしまうのは,今のわたしたちがメートル法になれているからでしょう。
 日本の単位の話だけではなく,西洋のことも比較するために出てきます。少しでも単位に興味がある方は,面白く楽しく読めると思いますよ。

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新しい一太郎

 昔,教育界でパソコンを使っていた人たちは,ワープロソフトは「一太郎」,表計算ソフトは「ロータス1・2・3」が主流だったような気がします。しかし,Windows95が出てきて,WordやExelが最初からインストールされているパソコンが売り出されてからというもの,猫も杓子もマイクロソフトになってしまった感があります。そんな中,ちゃんと「一太郎の方が使いやすいよ」と職場で叫んでいるのが私たち(たちって誰だ!!)です。
 以前は,毎年,新バージョンを購入していましたが,最近は2年に一度くらいになりました。
 今年は新しい一太郎「承」を先行予約しましたが,申し込むのが遅かったために,発売日(2月10日)には送られてこないようです。明日,店頭には並ぶけど,わたしの手元にはこない…寂しいけどうれしい知らせです。それだけ一太郎党が健在だと云うことですから。
 先日届いた『「一太郎2012承スーパープレミアム」出荷遅延のお詫び』によるとわたしのところにくるのは2月下旬のようです。

一太郎承のページ
http://www.justsystems.com/jp/news/2011l/news/j12081.html

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地震なのか雪が落ちたのか…

 ついさっき,地震がありました。
 最初は屋根の雪が勢いよく落ちたのかなあと思いました。
 というのも,先日,ちょっと暖かくなったときに大屋根(2階)の雪が下の屋根(1階)に落ちて,さらにその1階の雪も道連れにして地面に大量の雪が落ちていったときに,とってもすごく家が揺れて,空気も揺れたんです。だから,今回もそれかなと思ったというわけです。
 でも念のためテレビをつけてみたら,佐渡で震度5強,珠洲では震度3。今,防災無線もなにやら言っています。
 能登半島地震からもうすぐ5年。この5年間に,日本のいろんな場所で地震がありました。
 わたしたちの日本は火山国であり地震国であることは小学校から習って知っていたはずですが,阪神大震災があるまでは,実感がわきませんでした。別に,「実感を感じたい」わけではありませんが,やはり,ちゃんと考えるべき時期に来ているんでしょうね。
 日本が高度成長を続けてきたのは,ちょうど地震の端境期だったんです。これから,地震とどうつきあって経済を作っていくのか…難しい問題だけど,やりがいのある問題でもあります。

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花王がとった「エコナ」行動

 本を読んでいると読んでいる本同士がひょんな所で繋がっていることがあります。

 この1週間,ビジネス本である『花王の日々工夫する仕事術』を読んだ後で,科学本である『もうダマされないための「科学」講義』を読んでいたところ,『もうダマされない…』の中に,花王の看板製品である,「エコナ」の製造・販売中止の話題が取り上げられていました。

 エコナの問題については,Kaoのサイトに出ています。

 この問題について『もうダマされない…』はどう取り上げていると思いますか。会社が宣伝する「安全な食品」という言葉にダマされないという意味でしょうか。それとも別の意味でしょうか。

 実は,このエコナ問題を取り上げているのは,「エコナ」を糾弾するためではありません。著者は「エコナ」に対してとった花王の行動をとても評価しています。
 「エコナには発がん性物質に変化するかも知れない物質(グリシドール脂肪酸エステル)が他の食用油よりも多い」とはいっても,体内でこの物質が発がん性のある物質(グリシドール)に必ず分解するとわかっているわけではないのです。それでも,花王は,「エコナ」がこれまで「特定保健用食品」として安全性を全面に打ち出してきた目玉製品だっただけに,自らとても厳しい措置を執ったわけです。この行動に対して著者は評価しています。
 しかし,一般の人々は「それみたことか,花王はやばい製品を作っていたのだ」「だから企業は嘘つきだ」みたな反応があって,花王バッシングにもなりました。『日々工夫する…』には「雪印」が食品問題で凋落してしまった事件に対して他山の石としなければならないと書かれてもいました。2年前,こうして早々と対策を取ったのはそういう花王の姿勢があったからだと思います。
 著者の言いたいことは,「すべての食品が必ず安全だなんてわからない」ということにあります。自然界にあるものでもそれは同じ。自然にある食品だって,発がん性が全くないなんて言えるかどうかわからないし,科学が進んで後からわかる場合もある。そもそも「絶対安全」なんて言えるわけがない。そんなことを言えるわけがないのに,それを求める消費者がいて,何かあると糾弾する。
 まあ,そもそも「薬は毒にもなる」ということがわかっていないと話は進まないのです。薬の場合はわかるが食品は絶対安全でないと…なんてことはないのです。
 エコナの問題を通して,食の安全の難しさを感じています。

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サイト「warblerの日記」

 昨日に紹介した『もうダマされないための「科学」講義』には,「巻末付録」として片瀬久美子著「放射性物質をめぐるあやしい情報と不安に付け込む人たち」が収録されています。
 そこには,原発震災以来出てきたあやしげな「放射線被害情報」や「放射能除去情報」などが取り上げられて一つ一つ解説されています。また,その情報の元となったサイトなどもしっかり紹介されています。
 そのサイトを集めたリンク集を片瀬さんが作ってくれています。興味のある方はご覧下さい。なかなか面白いです。

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菊池誠他著『もうダマされないための「科学」講義』

 文科省のやっている全国学力学習状況調査(一般には学力テストと呼ばれている)で「朝ご飯を食べている子は成績がいい」という結果が示されています。が,これは科学的・統計学的に見て本当に言えることなのか…。
 そんな話題から,放射能を除去するという食品の話題まで,日常に潜む,疑似科学・似非科学を切ってくれます。そして,「科学的な見方考え方」について,その方向を示してくれます。
 科学的な考え方や判断のための有効なキーワードとして,著者たちは「疫学的思考」「ローカルな知」「トランスサイエンス」などを挙げています。

菊池 誠,松永 和紀,伊勢田 哲治,平川 秀幸,片瀬 久美子
光文社
発売日:2011-09-16
 トンデモ科学,似非科学など,人をダマす「科学もどき」が後を絶ちません。その内容は,「誰が見てもウソだろう」と思うものから,ちょっと見では気づかない科学っぽい話まで身の回りには実にたくさんあります。「誰が見てもウソだろう」と思うのにさえ誰かが引っかかるのは,人の弱さにつけ込むからでしょう。
 福島原発の爆発事故によって放射能が飛び散りました。放射能は確かに危険だけれども,その危険性を必要以上に煽って,金儲けにつなげようとしている人もいます。本書でもそういう事例が何例も取り上げられています。ただ,こういう例は姿・形を変えて次から次へと出てくるに違いありません。一つ一つに対処している訳にはいかないのです。
 だからこそ私たち一般人は,「科学的に考える」とはどういうことかをしっかり学んでおかなければならないのでしょう。
 100の結果のうち自分の都合のいい結果を1つだけ取り上げて宣伝しても,それは事実であることは確かですが,報道されない「あとの99はどうだったか」をしっかり見ることのできる眼を持ちたいものです。
 本書で2度も取り上げられている「2×2(4分類法)」という疫学的な見方」はとても役に立ちます。これだけでも身につけておきたいです。

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高井尚之著『花王の日々工夫する仕事術』

 ビジネス本です。古本屋で購入。

高井 尚之
日本実業出版社
発売日:2006-05-27
 どこの家庭にもある「花王」の製品。その会社の現場の日常を切り取って66の話題を教えてくれます。
 私はいわゆる会社つとめではありませんが,それでも役立つことはいっぱいありました。
 たとえば「33 じっくり聴く耳を持ち,問い合わせがくる背景を考える」では,お客様からの電話の対応について書かれていましたが,その電話応対への姿勢には教員も学ぶべきものがあります。
 聞く…情報を収集すること
 聴く…お客様が抱える問題に耳を傾け,お客様の立場に立って「背景」を共有すること
 この2つを知っているだけでも,電話の対応が違ってくるでしょうね。

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お祝いありがとうございました

120203 昨日,職員のみなさんから,お祝いを頂きました。右のような立派な「のし袋」です。中身はまだ見ていません。わたしのパソコンの前に飾ってあります。鶴の水引がかっこいいです。
 まだ式の日まで2ヶ月くらいあるので,いきなりご祝儀を頂いたことにビックリしていたところ,昨日2月2日は,夫婦の日だそうです。しかも大安だったらしいです。なるほどそういうことか…。
 自分の子どもが結婚するなんて変な感じです。ま,それだけ私も歳をとったということでしょう。
 こうしてブログなんて書いている歳じゃないのかもしれませんね。イヤ,歳には関係ないな。

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五木寛之著『下山の思想』

 学生時代は『青春の門』,最近は『百寺巡礼』でお世話になっている五木寛之さんの最近の著書です。読みやすくて,読後はとても心が温かくなる新書でした。

五木 寛之
幻冬舎
発売日:2011-12-09
 五木さんが最近書かれた文章をまとめた本です。タイトルが五木さんらしくて,すぐに手に入れました。
 頂上を目指して生きてきた日本人はこれからどこへ行くのか。復興というのはもう一度山を目指してひたすら上り続けることなのか。そうではなく,山から下りていく思想こそ,今後の日本には必要ではないのか,そう説いています。
 これからも,私たちはやっぱり「世界で一番」を目指すべきなのでしょうか。何よりも(人の命よりも)世界で一番の経済大国を目指してきた結果が今回の大震災につながったとすれば,レンホウ大臣に言われなくても,そろそろ私たち自身で気づくべきなのだと思います。
 それは決して情けなくて覇気のない道ではなく,新しい風景を余裕を持って感じながら進んでいくことができる道なのだと五木さんは教えてくれます。
 本書の文章は,たぶんいろいろなところに書かれた小編をあつめたものなので,同じような文章が重複して出てきて,ちょっと物足りないと思う方もいるかもしれません。
 

 これから,五木さんの本を読み始めるかもしれないなあという予感がしています。だんだん宗教懸かってくる???

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やっぱり雪あそびは楽しいね

120201 この数日間,日本海側は大雪。でも,能登半島は割と降らないんです。3方が海に囲まれているからかもしれません。それでも,今回は,さすがに運動場でも25センチ近くはあります。
 今週に入ってからのお昼休みには,上からの雪は降っていなかったので,外遊びOKの許可が出ました(何せ未だに学級閉鎖をしているのだ!!)。元気な子どもたちは喜んで校庭に出て行きました。
 今日は,私も外に出て少し遊びました。写真は3年生たち。このブログでも度々紹介していますが,今年私は彼女らの図工を担当しています。
 にこにこ顔で写真に収まってくれました。手と目玉などの木の枝は私が準備してあげました(なお,プライバシーのため写真は拡大しません)。
 それにしても,今日外で遊んでいた子どもたち…明日ちゃんと学校に来るでしょうね。

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