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森達也著『「僕のお父さんは東電の社員です」』

 本の紹介をします。新聞に出ていたタイトルが気になっていたところ,たまたま行った本屋あったので,年末に読みました。

森達也 著+毎日小学生新聞 編
現代書館
発売日:2011-11-25
 毎日小学生新聞の編集部に寄せられた1通の手紙。「突然ですが,僕のお父さんは東電の社員です。」で始まる小学校6年生の手紙に,他の読者からも次々と反応がありました。本書の半分以上がそれら読者の手紙でしめられています。年齢も小学校2年生~お爺ちゃんの世代までさまざまです。
 本書のまとめ…というか最後の部分は,あの『A3』の森達也氏の執筆です。この論文は小・中学生にもわかってもらおうと思って書かれているので大変読みやすく,論点もしっかりしています。手紙の中にある「原発についてのまちがった常識」をしっかり正してもくれます。
 私たち大人は,地震大国日本にこれだけたくさんの原発を作って来てしまったというだけで「罪」をおっていると思います。が,しかし,だからといって東電や政府の責任がチャラになるわけではありません。
 東電というのは,一社員も含みますが,もっと大きな組織としての責任はやはりあるのです。

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