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市川伸一著『学ぶ意欲とスキルを育てる』

 ひさしぶりに本の紹介です。教師としての日頃の授業を整理するためにもご一読ください。なかなかおもしろかったです。

 認知心理学者で教育学者でもある市川伸一氏の本です。
 本書の発行は,2004年ですから,今のようにネコのしゃくしも「学力向上」と叫ぶちょっと前のことです。
 さすが学者だけあり,「これまでの授業や学習方法では,子どもたちがついいてこないのは当たり前だ…」という前提で話が進んでいくので,読んでいて気持ちいいです。だって現場では,勉強しないのはほとんど子どものせいになってしまうんですから…。子どものせいにしているうちは,教師の進歩はありませんからね。
 「基礎から積み上げる学び」と「基礎に降りていく学び」,「なりたい自己」と「なれる自己」など,教師として今までの実践を振り返るキーワードがあります。「教えて考えさせる」という授業のバックボーンが分かります。
 ただ時間を使うだけの問題解決学習にはおさらばしましょう。
 子どもたちが自分のノーミソを使って思わず考えたくなる場面でこそ,じっくり考え討論させればいいのですから。

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