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中学校の文化祭

111031 日曜日の午前中,卒業生達が行っている中学校の文化祭を見て来ました。右は,ある教室にあった時間割表です。どのクラスにもお手製の楽しい時間割表が貼ってありました。
 時間割表については,昨年も紹介しました。
http://suzutano.tea-nifty.com/blog/2010/06/post-679b.html
 文化祭では,体育館で,各クラスの合唱コンクールやクラスで作った大きな壁画の紹介などを聞いてきました。しっかりやっている子が多くて安心。
 3年生のクラス歌の発表はさすがでした。この学校では,クラスの歌を自分たちで作って歌うんです。作詞作曲です。しかもそれを合唱にまで完成させるのですから大変です。

 体育館での発表のあと,教室にある作品を見て回りました。
 3年教室にほほえましい俳句があったので,ご紹介します。

・私より 意外にオシャレな かかしかな
・晩ごはん あっ このにおい サンマやな
・我がエギを 抱いておくれよ アオリイカ

 ※エギ…大型のイカをつるための擬餌鉤(ギジバリ)のこと

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幻日(げんじつ)か?

111030  29日の午後4時頃,羽咋で縦型の虹を見ました。思わず写真におさめました。
 今日の『北國新聞』のテレビ欄裏の「北窓」というコーナーでも同様の写真が紹介されています。新聞のものは金沢市で観測されたものです。
 私が見たものは新聞のものよりももっと虹っぽかったので,幻日と言えるのかどうかわかりません。
 実はこのスポットの太陽をはさんだ反対側にも少し薄いけれど明るい部分がありました(写真にも撮ったけど,よくわかりませんでした。それくらい薄かった)。幻日にはよくあることらしいです。
 この現象は,太陽の暈(かさ)と原理は同じということです。

 太陽が高層の雲におおわれたときなど(このときは暈があらわれやすい),太陽の左と右に,ひじょうに明るく色づいたスポットが見えることがある。これが幻日である。
 幻日は太陽の高度がわりあい低いときに見られる現象で,太陽と同じ水平線上に左右のスポットとしてあらわれる。
 色の並び方は暈と同じで,太陽に近いほうが赤で,遠くなるほど白か青になる。
                                  『空の色と光の図鑑』より

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『科学の原理と人間の原理』

111028  今朝,起きたら「こんな本が玄関に置いてあったよ」と親父が本を渡してくれました。
 本に添えてあった手紙を見ると,元珠洲原発反対連絡協議会の会長のY氏からのものでした。その本は高木仁三郎氏の講演記録をまとめた『科学の原理と人間の原理』という本です。
 本書は,1991年2月22日に浄土真宗の金沢教務所で行われた高木さんの講演記録です。なぜ今さら…と思われるでしょうが,その講演内容を読むと,教務所がこれを発行しようと思ったことがよくわかります。

 核の火というのはそういう意味で消せない火と私はよく言います。
 原子力発電所を運転する,停止する,これは制御棒の動作とかいろんな
技術的な動作によって行う事ができます。しかし原子力発電所を止めたところで原子の火は消えたわけではない。(57p)
 原子炉の運転は止まっても熱を発生し続けている。つまり火が完全に消えていないということでです。(58p)
 私は(死の)灰ではなくて熾であると言っています。(59p)

 今回の震災の頃の日本人のほとんどが,たぶん「原子炉が無事止まればそれでいい」と思っていたような気がします。私は,上のことを知っていたので「原子炉が止まりました」と報道があってからも「電源は大丈夫か」「もし電源が止まっていたのなら核分裂反応はずっと続いているはず」と思って,固唾を呑んで見ていました。それは原子力資料情報室のメンバーも同じだし,もちろん電力会社もよくわかっていたことです。でも,情報は小出しにしか出てこなかったし,ついに,多くの人たちが逃げ遅れて被曝してしまったのです。

 私も高木さんの講演を聞いたこともあるし,本もよく読みましたが,この冊子は,宗教者を相手に話したちょっと独特の雰囲気を感じます。
 朝日新聞の記事にリンクしておきましたが,(11月20日現在で)もう切れています。
 本書については,下のコメントにあるように,下記に問い合わせて下さい。

<お問い合わせ先>
 中村清淳さん。メールアドレスは(a.nakmra@arrow.ocn.ne.jp)です。

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『人はなぜ心を病むか-思春期外来の診療室から』

 「BOOK OFF」で105円。いいんだろうか? 
 私の「BOOK OFF」との付き合い方は,あるめあての本を探すというのではありません。欲しい本があれば,アマゾンで注文すればいいのです。「BOOKOFF」では,主に105円コーナーへ行って,「ちょっと興味があるような題名や内容の本」を購入することにしています。どうせ105円です。ピッタリ来ればもうけもの。まあ,期待に添えなくても,缶ジュースより安い。

 精神科医が書かれた本です。何よりももと思春期外来にいたという経験から語っている…というので読んでみました。
 たくさんあげられている症例や治療例を読んで,体全体でぶつかる著者の医療に対する,いや,人間に対する真剣な姿が伝わってきました。
 学校現場にいる教師達は,これだけ子どもたちに寄り添って考えているのか? 面倒なことを起こした子,勉強をしない子,といって排除しているだけではないのか。そんなことも考えさせられました。
 精神科医が無力になることこそ,自分のめざす社会なのだと言っています(引用を見てください)。

 1987年発行ですから,けっこう前の本なのに,とても新鮮に感じました。それは世の中がこの頃よりももっとこの本が心配するような人が増えているからかも知れません。
 105円じゃもったいない本でした。

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占いゴマ

111027  今月のサークルに出てきた話題を一つ。
 「占いゴマ」です。上のスペースで上手に回すと,あとは止まったところが今日の運勢。なかなかおもしろいでしょ。しかし…この上で上手に回すのが難しいのです。すぐに飛び出してしまったりします。単に指をこするだけなのに,この独楽を回すという行為も結構高度な技術が必要なのだとわかりました。しかも,親指と人差し指のこすり方が,反対の人もいました。親指を向こうに動かすのか,手前に動かすのか…です。あなたはどちらですか?
 この独楽を紹介してくれたSさんは,この「占いゴマ」を教室に置いておき,「○○ができたらこの独楽を使っていいよ」と言っているそうです。あなたならこの「○○」に何を入れますか?

 占いゴマはほかにも別のものもあるようです。「占いゴマ」で検索してみてください。

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『サントリー 知られざる研究開発力』

 BOSSというコーヒーが出たときに,なぜかとても飲みたくなって,それまで飲んでいたジョージアなんかをやめてBOSSを飲み続けたことがあります。今でも,BOSSの新しいパッケージが出ると飲んでみたくなります。
 そのBOSSを開発したのはサントリーの一部門です。

 金沢へ所用で行ったときに,久しぶりに時間があったので30分ほどブックオフに寄りました。そして本を3冊ゲット。1冊105円だと缶コーヒーより安いので気軽に購入できます。それでも,わたしは本をじっくり選ぶのですが…ケチだなあ。
 下記の本はなかなかおもしろかったです。企業の戦略っていろいろあるんだなあと感心しました。何より社長さんの「2,3回の失敗なんて,当たり前。5,6回までは仕方ない」みたいな話がよかったです。そうじゃないと新しいことには挑戦できませんからね。

 サントリーという企業が,なぜここまでシェアを伸ばして生き残ってきているのか。その裏話がいろいろと書かれています。
 オジサン世代にとっては,「サントリー」と言えば「オールド」ですが,わたしは,その「オールド」を,いつの間にか飲まなくなりました。本書を読むと,それはわたしだけではなく国民全体にそういう流れがあったようです。
 その「オールド」に寄りかかって成長してきたサントリーが,その後,どのように再生を果たしてきたのか。その時の開発のど真ん中にいた人にも話を聞いています。
 佐治社長の言葉に
「5,6回の失敗は目をつむっているのではないでしょうか」
というのがありました。これにはビックリです。たぶん,5,6回まで我慢できるトップの姿勢があったからこそ,新しい分野に挑戦して,成果を出すことにつながっているんだろうなあと思いました。

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机の上にあったお土産「御守り」

111025  10月連休後のある月曜日。職場へ行くと,机の上に「御守り」が置いてありました。わたしは神なんて信じないので御守りなんてほとんど買ったことがありません。ですから,これはわたしのものではない。だれかが置き忘れたのでしょうか。
 袋の中をよく見ると「御髪神社」(みかみ)と書かれています。わたしは,「はは~ん」と思いました。
 これは,職場の誰かが京都へ行って来たのに違いない。そしてばかばかしくも「あなたの髪の毛が生えるように」と買ってきたんだろう。
 そのとおりでした。うちのサブボス(教頭)が,ご夫婦で京都嵐山にミニ旅行したおりに,御髪神社を見つけて,そこで御守りを3つ買ったらしいです。一つはもちろん自分用。もう一つがわたしに…。そしてあとの一つは,やはり同じ職場の同僚に渡したのでした。三人とも髪が淋しくなっているという共通点があるのは,ご想像の通りです。
 それにしても,こうして職場のことを考えてお土産まで買ってきてくださるとは,頭が下がります。しかもこのユニークさ。
 このお土産騒動で,連休後の疲れも忘れて,みんな笑顔で教室へ向かいましたとさ。

御髪神社へは,わたしも2010年5月に行ってきました。
その時のブログがこちら↓です。
http://suzutano.tea-nifty.com/blog/2010/05/post-80c7.html

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『「東北」再生―その土地をはじまりの場所へ』

 震災後に書かれた本も,最近は少しずつ読むようにしています。
 本というのは,<それが書かれた時点>でのある予想の下で書かれていますので,もしかしたら,すぐに古くなって,数ヶ月後には,もう役に立たないものになるかも知れません。でも,それを承知で,今後の東北地方や日本のあり方について語っている本を読みたくなります。それはこれらの<新しい予想>があっているのかどうかの実験が,これから始まるというわくわく感でもあります。
 津波被害や原発事故被害が起きた当初は,「それみたことか」みたいな言論が多くて,とてもそんなものを読む気はしませんでした。しかし,そろそろ「これからどうするのか」という言論を読んでみてもいいでしょう。

赤坂 憲雄,山内 明美,小熊 英二
イーストプレス
発売日:2011-07
 福島県立博物館長である赤坂憲雄氏と小熊英二氏,そしてまだ学生(と言っても博士課程)の山内明美氏との鼎談集です。
 赤坂さんが原発事故を引き合いに出して,「東北はまだ植民地だったんだ」と言った言葉がわたしの頭から離れません。それまで原発に対して曖昧な態度だったという赤坂さんは,今回の事故で立場をはっきりさせて行動しています。「いわなくてはならない」「行動しなくてはならない」と思ったそうです。
 わたしのすんでいる能登半島も「大都市の植民地」なのじゃないかと思います。
 小熊氏が,「今回の震災がもし沖縄にあったても,やはり「がんばれ日本」って言っただろうか…」と疑問を投げかけます。わたしは,言わないような気がします。その違いはなんでしょうか。そんな新たな視点も与えてくれる本です。

 津波に遭った地域の人たちは,本当に高台でニュータウンを作れるのでしょうか?
 原発の被害は,いつ収まるのでしょう? 自宅に帰ってからしっかり仕事が見つかるまでに,どれくらいかかるのでしょう。それまで待てるのか?
 自由主義国で起こった初めての大災害。チェルノブイリの時は,私的財産がなかった分,簡単に集団で避難ができたのだということも言えるようです。
 一体,東電はどのように保障をして,被災者はどのように生活をしていくのか。ワカラナイことだらけだけど,原発がなければこんなことは起きなかったことだけは確かです。だって三陸海岸の人たちは,ずっと前から津波には何度も遭遇しているし,それでも海の近くに家を立てて,津波とつきあってきたという過去があるのです。原発事故は本当に「余計」でした。

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気になる「ふろく」

 「ふろく」ってなんとも魅力的なひびきです。子どものころから,雑誌の本体よりも先に「ふろく」を開けて組み立てたりしていました。おかしにもふろくがつくことがあって,仮面ライダーのカードがついているスナックなんて,そのスナックを食べないでカードだけ集めている子もいたくらいです。
111023  さて,先週のサークルに登場したのは,写真のようなチョロQです。このチョロQには磁石がついていて,スチール缶の回りをぐるぐる回りながら走ります。缶コーヒーのBOSSについていたものです。
 スチール缶では回るけど,アルミ缶では回りませんよね。磁石の応用として,あるいは,磁石の導入にどうですか?
 ちょっとした導入指導案。
①先生がチョロQを走らせてみる…子どもたちは「チョロQや~」と言うだろう。
②これを曲線に走らせてみるよ~…スチール缶の回りで走らせる
③ぼくもやらせて~…と言ってきたら,そっとアルミ缶を渡してやらせてみる
④あれ,走らないねえ~どうしてだろう?…缶の種類が違うって言うか? 磁石が入っているって気付くか?
 と,いうわけで,このふろくだけ売っていないかなあ。店頭で見つけるのは難しいんです。

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石川県教育研究集会に参加

 昨日と今日の2日間(1日半),石川県教育研究集会に参加してきました。これは組合が主催する研究集会です。<教職員組合が,自分たちの力量を高めるために教育研究の会を行っている>というのは世界的にも珍しいらしいです。一般に労働組合といえば,自分たちの労働条件を良くするために結成されているものですからね。
111022 会場は能美市だったので,珠洲からは2時間40分ほどかかりました。どうにか全体会の途中から間に合いました。
 記念講演は,NHK論説委員の早川信夫さん。論説委員の役目からはじまって,福島原発事故後に見えてきた,新たな棄民状態への危惧まで,常に穏やかな口調で語ってくださいました。

 教育の成果は10年後,20年後になってやっと分かるものだと思います。だからこそ,今やっておくべきことをちゃんとやっておかなければならないのではないでしょうか?


 明日のテストの点数に一喜一憂している昨今の教育界の状況(PISA症候群)と比べながら聞いていたのはわたしだけではないはずです。

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ヒガンバナのその後

 1ヶ月前ほど,盛んに咲き誇っていた赤いヒガンバナの花は,もうどこにも見当たりません。ヒガンバナは葉っぱも何もない状態で花茎が伸びてきて花だけ咲かせてどこかに消えていきます。その様は,なかなか潔いのですが,以前から「葉っぱってどうなっているのか」が気になっていました。
111021  そこで今年は,花の場所を覚えておいて,その場所をときどき観察することにしました。また,同時に,サークル仲間のNさんから,自宅の田んぼの畦にあったヒガンバナの球根を分けてもらい,家と学校に植えて観察することにしました。
 通勤路の途中にあるヒガンバナの群落のところを見ると写真のような葉っぱが出て来ています。ちょうどニラのような感じです。これがこのあとどうなっていくのか,また冬にでも紹介します。
 家にも植えたので,それも時々見てみます。
 

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低温で作る塩

 能登海洋深層水施設に行ったときのこと。初めて知ったことがありました。それはここで作られている製塩の仕方です。
111020  わたしはてっきり,海水をグツグツ煮て作るか,化学的に取りだしているのかと思ったのですが,ちがっていました。
 原水より少し濃くなった濃縮水(塩分5%)を写真のような製塩プラントに流し込みます。ここで,非直火型低温製法と言われる方法で,60度以下の温度で5日間かけて約2トンの濃縮水から約60キロの塩を取りだすそうです。
 沸騰させて製塩したときとは微妙に違う塩ができるんでしょうね。たぶん。
 こうして得た塩は,100gで500円です。
 ご購入は例えば下のHPに出ています。 
 http://www.notostyle.jp/index.php?id=797&listid=93

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能登海洋深層水施設へ行って来ました

 昨日の午後,一部の3年生を引率して,能登町小木にある「能登海洋深層水施設」を訪問してきました。総合の一環として担任が組んだもので,担任はもう1カ所の別の場所に行っています。
 実は,わたしもこの施設に行くのは初めてでした。「子どもたちにもカメラを持たせてありますが,先生も写真も撮ってください」と担任にお願いされていましたが,そんなお願いがなくても撮るつもりでした。だって初めてだし,どんな教材がころがっているか分かんないですからね。
 最初,施設に入ったら真水(脱塩水)を飲ませてくれました。とてもおいしいお水でした。その次に海水から製塩された塩をなめさせてもらいました。これもまたおいしい塩でした。
111019 この施設では,逆浸透膜脱塩・濃縮装置を使って塩分を調節しています。真水や塩を販売していたのは知っていましたが,原水(塩分3.5%)や濃縮水(塩分5%)を販売しているのは知りませんでした。濃縮水はお漬け物や干物などに使うそうです。なるほど…。
 右の写真は,深層水を汲み上げるために海底に伸ばしている取水管の一部です。「一重鉄線鎧装付ポリエチレン取水管」と呼ばれているもので,内径は75mmあります。これが施設の地下から沖合へ約3.7㎞伸びているそうです。取水している場所は水深約320m。思っていたより浅かったです。生物が生活する大陸棚(水深200m)より深いから…という意味なんでしょうね。生物が活動していない分,安定した成分が保たれているのでしょう。

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白根山・湯釜

111018_01  お目当ての白根山の湯釜に到着です。と言っても,駐車場から登ること約20分の展望台から見てみました。実はいつもなら,もっと近くの「火口展望台」という所から見ることができるそうですが,ここ数日は硫化水素の濃度が高くて,火口展望台までの登山道は立ち入り禁止になっていました。
 登ったときにはキリががかっていましたが,しばらくするとエ111018_02 メラルドグリーンのような色の湖が現れました。そこにいた人たちはおもわず「お~」と感動の声を上げていました。もちろん私たちも。
 「この神秘的な色は,鉄イオン,粘土,硫黄などの粒子が溶けて攪拌され,太陽光線を反射しているためと考えられている」(『パークガイド草津白根』より)そうです。同書には「水質はpH1.2で,鉄の五寸クギも一週間ほどで溶けてしまう世界有数の酸性湖である」とも書かれていました。
 駐車場横の売店に「湯釜の水」なんてお土産がないかなと思ったのですが,ありませんでした。まあ,これだけ強酸性なら,ハンコか身分証明書がないと買えないな。 

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肥田舜太郎・鎌仲ひとみ著『内部被曝の脅威』

 内部被曝について,震災前に書かれた本(2005年発行)を読みました。
 肥田さんは,自らも広島で被曝したお医者さんです。その医者という立場からたくさんの患者を見てきた上で,内部被曝の危険性や,低線量被曝の危険性に言及しています。ICRPが何と言おうと,<現場で見て来た患者の姿から出発する>という考え方がうれしいです。教師だって,だれがなんといおうと,<目の前の子どもの姿から出発して>考えるべきですよね。
 鎌仲さんはジャーナリストです。イラクやボスニアで取材を行い,戦時中に使われた劣化ウラン弾の被害を見て,使った側(例えばアメリカ)が言うよりも放射線による被害が出ているようすを報告しています。が,これも正式には「認めない」事実となっています。

肥田 舜太郎,鎌仲 ひとみ
筑摩書房
発売日:2005-06-06

 引用を一つ…威力の大きな爆弾としての原爆の被害は理解するけれど,内部被曝がゆっくり人を殺すことを確信できる医師はほとんどいません。彼らの尺度は現在の医学であり,それが内部被曝の脅威を認めないかぎり,彼らはその線を離れられないのです。 (191p) 

 「自分たちの感覚を信じて新しく研究しその成果を公表しよう」とすると,つぶされる世界が,どこにでもあるようです。現状の追認しかできない人たちに,「進歩」はありませんね。

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ロバート・ゲラ―氏が講演!

 今日の「北陸中日新聞」の1面に,昨日の地震学会特別シンポの様子が出ていました。もしやと思って読んでいくと,こんな文章が…。

 冒頭,四月に「不毛な地震予知はやめるべきだ」との論文を発表したロバート・ゲラ―東大教授が講演。
 予知の根拠とされる地震の前兆現象について,これまで確たるものは見つかっていないなどとして「いろんなものを白紙に戻して再検討する時期ではないか」と指摘。政府の地震予知政策の根拠法令,大規模地震対策特別措置法(大震法)の撤廃などを訴えた。

 おいおい,「今年4月に論文を発表した」というのはちょっと誤解される恐れがあるなあ…。
 この記事を読んだ人は,たぶん,「R.ゲラーという人が,東日本大震災があったあとで,エラソウにはじめて<地震予知なんてできないよ~>と発表したんだなあ」と感じてしまうのではないか…と危惧します。
 新聞が言うように,確かに,今年4月28日発行の『ネイチャー』誌に「日本の地震学,改革の時」という論文を発表しました。
 が,ゲラ―はそれ以前にも,1991年7月25日発行の『ネイチャー』誌上で「ゆらぐ日本の地震予知」という論文を,また,1997年3月14日発行の『サイエンス』誌上で「地震は予知できない」という論文を発表済みなんですよ。で,それを無視して,「東海!東海!」と連呼していた日本の地震学会の懺悔が,昨日のシンポというわけだろ。
 でも…これで「地震予知」をやめるとは思えませんなあ。

 地震予知にしても原発安全神話にしても,今回のように明らかな実験結果が出てからも,あとから「あーだ。こーだ」とへ理屈をつけて予想変更できないのが,日本の優等生なんだよなあ。
 明治時代の「脚気」しかり,昭和になってからもずっとつづいた「ハンセン病」しかり。

シンポジウムの案内…http://www.zisin.jp/modules/pico/index.php?content_id=2305
 

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ロバート・ゲラ-『日本人は知らない「地震予知」の正体』

 以前,このブログで紹介した『人は皆「自分だけは死なない」と思っている』の第五章「地震予知・防災常識のカラクリ」で触れられていたロバート・ゲラ-という学者の書いた本を読んでみました。実は,『人は皆…』と並行して読んでいた『たのしい授業2011年10月号』の板倉先生の記事「心理は実験によってのみ決まる」にも,ロバート・ゲラーのことがわりと詳しく紹介してあり,ビックリ。ますます本書を手に入れたくなったのでした。
 これが大変おもしろくて刺激的だったので,すぐに読んでしまいました。

 本書は,東日本大震災後に書かれたものですが,紹介されている内容はほとんどが以前から予言?されていたことです。
 この半世紀,日本は,東海地震(地震が起きる前から名前がついている!!変な地震?)ばかり心配しているあいだに,それ以外の場所で何度も地震が起きて,大きな被害が出ています。
 地震学者たちはこれらの被害に対して「想定外」という言葉で済ませて来たのです。そんなことってありですか?

東京大学理学部教授 ロバート・ゲラー
双葉社
発売日:2011-08-27
「地震予知はできる」「地震予知ができると信じたい」と思っている人たちが日本にはたくさんいるようです。私も以前はそうでした。
 地震学者たちも,地震予知のための予算を獲得しようと必死です。特に将来起きるであろう「東海地震」を予知するために…。
 しかしロバート・ゲラー博士は「地震予知は無理だ」といいます。そのわけは…本書を読んでください。
 日本は地震国であり,地震は日本のどこにでも起きるのだから,どれだけやっても実現しない予知のための研究などに多額の国費を費やすよりも,全国の耐震工事や減災の対策のために血税を使う方がより必要であり,それこそ喫緊の課題だと言っています。
 阪神淡路大震災,東日本大震災は,まったく予知していない所で巨大なものが発生しました。そろそろ方針転換をしないと,また,どこかで(東海地方以外で)大きな被害が出てしまう可能性があります。
 また,「予想が当たるとはどういうことなのか?」といった科学的なものの考え方の基礎も学ぶことができます。まるで後出しジャンケンのように,あることが起きてから予兆現象を付け足すという姿勢はまったく科学とは相容れないものなのです。
「地震予知はできるという“マインドコントロール”にこれ以上騙されてはいけない!」(腰巻きより)

 最後に本書から引用を一つ。
 プリンストン高等研究所で活躍したフリーマン・ダイソン氏(物理学者)の言葉を借りるならば,「新しくエキサイティングな理論にぶつかったときの科学者の職業的義務はその理論が誤っていることを証明しようとすること」なのである。これこそが科学の神髄であり,科学が正当であるための方法なのだ。 (P145)

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長野・群馬県境

111014_01  向かうは「草津白根山・湯釜」。やっと長野と群馬の県境にあるレストハウスに着きました。
 ここは渋峠と呼ばれているようです。
 ご覧のとおり,なかなかユニークな「県境」の標記があって,この場所で記念撮影をしている人がいっぱいいました。
 わたしは,自分が入った写真はあまり好まないので,人が記念撮影しているところを撮影したりしました(^^;)。
 レストハウスの中にはいると,同じようにユニークな看板が…。
111014_02  せっかくなので喫茶の方で一休みすることにしました。焼きたてのパンと珈琲がとてもおいしかったですよ。特にカレーパンはおいしかったです。
 ここを出たら,湯釜までは数㎞しかないのですが,当日は2時間以上もかかるという大渋滞でした。さすが観光地です(^^ゞ。
 

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志賀高原:木戸池と大噴泉

111013_01  志賀高原には実にたくさんの池があります。これらの池をめぐるトレッキングコースも整備されているようです。随分たくさんの人が歩いているのが車窓からも認められました。
 さて,右の池は「木戸池」という池です。すぐ近くには木戸池温泉ホテルもありました。ここもまた鏡池より鏡でした(^^;)。この池にはめずらしくコイがいました。志賀高原の池は酸性が強くて魚が住めないそうですが,ここは違うようです。
111013_02  この池を出てさらに群馬方面に進むと,硫黄臭い蒸気が吹き出ている場所がありました。柱には「平床大噴泉」と書かれています。写真を撮るために少しだけ停車。車の窓を開けていたら,いつまでも「硫化水素」のにおいが…。体に良くないので気をつけましょう。写真右が私の車。

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志賀高原:丸池と琵琶池

111012_01  長野の旅,2日目。この日は,県境を越えて白根山まで行くつもりです。
 志賀高原の麓から出発。途中,幾つか池があったので,途中下車しながらの旅です。
 まずは,丸池。ここには,道路沿いにとても多くのカメラマンがいました。本当にビックリするくらいいました。丸池は,昨日見てきた鏡池よりも,鏡池ぽかったです。
111012_02  丸池からちょっと歩くと琵琶池という大きな池があります。琵琶池の立て看板には,
 標高1396m,最大水深21m,周囲2300m,志賀高原第二の大池。楽器のビワに形が似ているのでその名がある。横湯川と丸池を経て,角間川から水を取り入れて発電用貯水池に利用しているので水位の変化が大きくPHも8.2と高い。 長野県
と書かれていました。確かにこの日の水面は結構低かったです(白い部分が露出していると思われる)。

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戸隠神社奥社と参道杉並木

111011_01  実は中社へ行ったときに「ここは見たことがある」と思いました。なんと4年前の学校の職員旅行にも来ていたのです。思い出すまでに約30秒。歳をとったものです。
 でも,この奥社までは来ていません。駐車場から約2キロ。最後には階段もけっこうきつくて,大人でも片道30分はかかります。実はこの時点で3時30分。シャトルバスの最終出発が4時30分ですから,ギリギリです。でもせっかく来たので,早足で歩いて行くことにしました。
111011_02  参道の途中(赤い随神門)から現れる杉並木はとても立派なもので,長い参道を歩いていても飽きません。この杉並木は長野県の天然記念物にもなっていて,約800mの道の両側には,樹齢400年の大杉が220本も並んでいます。
 4時頃,奥社に到着。ここの御神体は,天の岩戸を力ずくで開いた天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)です。後の険しい山は何というのでしょうか?
 横にあった九頭龍神社も見て,足早に帰りました。
 が,しかし最初の鳥居も見えないのに4時30分になってしまいました。最終シャトルバスが出てしまった時間です。でも,淡い期待を持って駐車場まで行きました。すでに35分です。ところがちゃんとあとシャトルバスが待機しているではありませんか。よかった…。このバスに乗ったのは私たちともう一家族だけ。
 スキー場の駐車場には,私の車だけがぽつんと止まっていました。
 みなさん,観光地には余裕を持っていきましょう。

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戸隠高原・鏡池

 中社の次に訪れたのは「鏡池」。「<鏡>というくらいなのだから,たぶん,見る角度によっては景色が池の水に全反射して,きれいに映るんだろうなあ」という予想を立てながら,バスに乗り込みました。
111010_01 池の近くの掲示板には,ベストコンディションのときの写真が掲載されていて,山の名前も書かれています。九頭竜山や戸隠山って山があるんだなあ。
 で,実際に下に降りてみましたが,さざ波だっていてとても鏡に映っているとは言えません。そんなに風があるような気がしないのですが,池にとっては波打つほどの風だったのでしょう。
111010_02 おもわず「フランクリンの油の実験」を思い出してしまいました(^^;)
 ま,鏡じゃなくても景色はよかったです。
 池の周りには,大きなカメラや三脚を持った(たぶん)アマチュア写真家たちが,いい瞬間を撮ろうと待ち構えていました。こんな写真家たちの姿は今回の旅のあちこちで見受けました。たぶん,それだけ一眼レフとレンズが手に入りやすくなったんでしょうね。オレも欲しい…。

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戸隠神社中社

 最初に訪れたのが,戸隠の戸隠神社中社(ちゅうしゃ)です。
111009_01 なお,この三連休は,車が多くてうまく駐車場に入れません。そこでちょっと離れたスキー場駐車場からシャトルバスが運行されていたので,それを利用しました。このシャトルバスは中社以外にも奥社や鏡池にも連れて行ってもらえるので便利でした。
 中社のトイレの横にプランターがありました。その植物を見ると…たぶんそばの花です。こんなとろこにもそばなんて…さすがです。
111009_02  さて,中社の社殿には龍の天井絵があって,なんかお寺さんみたい。見所は樹齢800年を超える三本杉です。鳥居の左右両側と境内にありますが,どれも立派な杉の木でした。写真には写っていませんが。
 この附近には戸隠そばのおいしいお店がたくさん並んでいますが,私たちがここに着いたのは午後2時をすぎていたので,シャトルバスに乗って次の場所へと移動しました。そうそうシャトルバスは,乗り降り自由で500円/日です。
 

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ガラス浮玉

 能登有料道路に「西山」というユニークなパーキングがあります。最初は,普通のお店でしたが,だんだんと魚屋さんが大きくなって,今じゃ,立派な魚屋さんです。
 今日は,娘の所に出かけるので,ここで「サザエ,アジ,アオリイカ」という能登の幸を購入して,持って行きました。
111008  さて,そのお店に,なつかしいモノが売られていました。写真のようなガラス玉です。子どものころ,近くの船小屋や港にたくさん置いてありました。網の浮きに使うものです。最近はプラスチックになってきたようで,売りに出されたのでしょう。それにしても,10000円/個という値段はいかがなものでしょうか。それでも買い求める人はいるんでしょうね。旅館のオブジェなどには合うと思います。

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山村武彦著『人は皆「自分だけは死なない」と思っている』

 面白い本を見つけました。本書の発行は,2005年3月です。
 <今回の大震災以前に「防災」ということについて,ここまで語っていた人がいたんだ>と感心してしまいました。本書の内容がもっと前から世間に流布していれば,今回の大震災や原発事故での政府の対応も,学者の対応も,もっと違ったものになっていたのではないかと思います。
 今年読んだ本の中でも,お薦めの本です。
 最初に出ていた「ある学生寮での実験」から,私は本書に引き込まれ,一気に読んでしまいました。
 おもしろかったし,ためになったし,今後にも生かすことのできる内容の本です。

 東日本大震災前に出版されていた本です。
 まるで予言書です。本書の内容をしっかり読んで準備をしていれば,もしかしたら,もう少し被害が少なかったのかも知れないなと思いました。
 社会心理学的な立場から,防災や危機管理について述べています。
 人は,とっさの時,どんな行動を取るのか? それは一人でいるときと集団でいるときでどんな違いがあるのか? 防災無線はどれくらいの人が聞いていて,それによりどれくらいの人がすぐに行動するのか? パニックを起こすから本当のことを小出しにするというのは,正しいのか?
 日本では今度の震災で「想定外」の津波が起こり,「想定外」の原発事故が起こり,未曾有の被害が出たことになっています。
 しかし,本書を読む限り,それは<想定内の人災事故>でしかありません。
 本書の題名通り,「私だけは大丈夫」と,なんの根拠もなく思っている私も,けっこう反省しました。
 今回の地震で,「地震予知はできないのではないか」と思われています。地震予知ができるといって,大規模地震対策特別措置法などを制定しているのは日本だけだとか…。
 著者は,地震予知について「東京大学のロバート・ゲラ-博士の意見にこそ耳を傾けるべきだ」と云っています。予知に頼っていると,いつも想定外の地震しか起きないのですから…。

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仏穴と見仏上人

 能登少年自然の家に行って来ました。5年生の宿泊体験学習に着いていったのです。
 どちらかというと,やんちゃな子どもたちなのですが,夜はあまり騒がずに寝てくれました。

 自然の家の「追跡ハイキング」というメニューでは,約7.3㎞の道のりを100分くらいでグループで歩きます。20のポイントで問題を解きながら,ゴールまでもどってくるのです。海岸線には飛び石があったりして,景色を見ているだけでも飽きません。ついつい夢中になって遊んでしまうチームは…ないんですけどね。だって時間との勝負だから。
 私は第12ポイントで待っていました。ここでの問題は「洞穴で修行したという僧侶の名前は」というものです。
 旧内浦町観光協会が立てた看板(昭和38年のやつ)によると「仏穴は,高僧見仏上人が修行された霊場である」と書かれていました。
 あとで子どもたちの問題の解答用紙を見ると,正解の「見仏」「見仏上人」と書かれているのは少なくて,「高僧見仏上」と書かれているものが多かったのです。なぜなら,この看板の1行目の文字が消えかかっていて「上人」の「人」の字が見えなくなっていたからです。でも他の行を見るとちゃんと「上人」と書かれているんですが,そこまで読まないんでしょうね。

111006  見仏上人は,約800年前奥州松島寺に住し,鳥羽天皇が深く帰依された聖僧で,精勤苦行の結果,神通力を以て霊応を示し毎月上旬には松島からこの岩窟に現れて,断食座禅に力められた。
 ここ比那の部落には見仏上人がこの地を去られる時残されたと云う
  三とせまで おりかさねつる 布うらを
        へふたちそめて いつかきて見む
の歌と共に昔語りとして受継ぎ,この聖地を守り続けてきたのである。(看板より)

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曼珠沙華(ヒガンバナ)

 自宅から学校まで車で約20分。毎日15㎞くらいの運転です。その間,海沿いを通るのは恋路海岸くらいなので,ほんの1分ほど。あとは,田んぼや山の中や小さな集落の中を運転します。
111005 だから,季節によって,田畑や山の様子が変わっていくのを楽しむことができます。
 今は,ヒガンバナの最盛期。川の土手や田んぼの近く,木の根元などに,真っ赤な花の塊を見ることができます。
 ヒガンバナは,いきなり満開!ってな感じで開きます。昨日までそこには何もなかったのに,一気に咲いているのです。しかも葉っぱがないので,赤い色がすごく目立ちます。葉っぱは,この花が枯れてから出て来ます。だから気付きにくいんですね。
 今回は,ちょうど花粉の観察をしていたので,ユリやトルコキキョウなどと一緒に,このヒガンバナの花粉も観察しました。

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児玉龍彦著『内部被曝の真実』

 原発震災後に書かれた,放射線の内部被曝に関する本を読んでみました。
 以前にも書きましたが,いくら原発を批判しているとはいえ,あの事故があってから「そら見たことか」というような本を読むのはあまり好きではありません。
 でも,本書は,フクシマ後に書かれたとはいえ,その内容は,とても示唆に富むものです。
 これまでの事故後の政府・電力の対応が,ばらまかれてしまった放射能に対してまったくと言っていいほど的確な対応になっていないことがひしひしと伝わってきます。専門的な内容もありますが,大変読みやすいですので,是非読んでみてください。

 

 東京大学アイソトープ総合センター長の児玉龍彦氏(著者)が,7月27日の衆議院厚生労働委員会に呼ばれて発言した内容をメインに収めた新書です。
 私も福島原発の事故以来,「問題は内部被曝を如何に防ぐかだ」とブログなどに書いてきました。本書は,専門家の立場から,その内部被曝について警鐘を鳴らし,「はやく現在の測定方法や法律などをすぐに変えて,対処すべきだ」と,訴えています。
 「人が汚したものを人がきれいにできないわけがない」という熱い思いが伝わってきます。
 時々専門用語も出て来ますが,その都度,脚注がありますので大丈夫でしょう。

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トノサマバッタは殿様っぽかった

111003  先週,遠足で行った柳田植物公園で子どもたちがトノサマバッタを見つけて持ってきました。見てみるとなんと交尾をしている最中ではありませんか。おもわず「かわいそうだから離すなよ!」と言ってやりました。だってこのオス,次にいつメスに会えるのか分かんないですからね。
 それにしても,子どもたちにつかまえられながらも,しっかりメスを掴んでいるオスに殿様らしさをかんじました。
 が,一方で,下の大きなメスの方がより殿様らしく見えたりしました。

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永井隆著『この子を残して』

 この土・日,久しぶりに寝転がって本を読んでいました。以前,ブックオフで105円で手に入れていた文庫本です。最近,文庫本くらいの小さい字になるとメガネがないと読みにくいのですが,これはそうでもありませんでした。活字がやや大きいからです。
 本文は,「青空文庫」でも読めます。 
 ここです→http://www.aozora.gr.jp/cards/000924/card49192.html

 ナガサキで被曝した一大学教授。妻を失い,自分も放射線に犯されていて,いつまで命が持つのか分からない。残されるのは,二人の兄妹だけ。この状況で,父親として何ができるのだろうか?
 病床からこの兄妹の成長を見つめる父親の心の叫び。キリシタンでありながらも,ときどき頭をもたげる「普通の人」の感覚。
 キリスト教への記述には,キリスト教徒ではない読者には違和感を感じるでしょう。それでも,「残して」去って行かざるを得ない父親の心境を赤裸々に語ったこの遺言書は,同じ子を持つ父親としてじーんと来るものがあります。

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仮説社関連商品の動画

 仮説実験授業関連の書籍や実験道具,おもちゃ(これは仮説に関係ないモノも多い)などを扱っている仮説社という出版社には,本当にお世話になっています。
 で,仮説社からのメールで

 少しずつですがYou tubeに仮説社商品動画をアップしています。まだまだ閲覧数が少ないので,お時間が空いた時にでも,ぜひご覧ください。そして一言コメントをいただけると感激です…!
http://www.youtube.com/
↑仮説社で検索してください。これからも続々と製作していきたいと思います。

という内容の紹介がありました。
 おもちゃなんて,実際にどんなものなのかワカラナイと購入できませんから,こういう動画があるのはうれしいことです。
 その中の一つ,「紙たつまきハイパー」という動画を紹介しておきます。

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