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北國新聞社編集局編『禅(Zen)-鈴木大拙』

 石川県の出身で,一時期,珠洲市の飯田小学校にも勤めたことのある鈴木大拙。「禅(Zen)」を西洋にひろめたことで有名ですが,その内容については,あまり知りませんでした。本書を読んでも,「禅」についてはよくわかりませんが,大拙の人となりがわかる周辺の話題は,なかなかおもしろいです。
 大拙の「禅」について知りたい人は,別の本を探した方がいいでしょう。たとえば,岩波新書からは,大拙の著書『禅と日本文化』という翻訳書が出ています。

 本書は,鈴木大拙・没後40年を記念して『北國新聞』に連載されていた記事を集めた書籍。だから一つ一つのお話は短くて読みやすいです。
 大拙の伝記と言えますが,現代から過去に遡ったり,地元石川の賢人,西田幾多郎たちとの交流の様子が書かれていたりと,なかなかおもしろいです。
 大拙が90歳の頃の話。ビートルズの来日に対して
「あれは窮屈な体制が嫌になって,東洋の洒脱をまねたハイカラだ」
といったとか。

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