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あばれ祭りの由来

 宇出津のあばれ祭りの由来を,八坂神社の看板から紹介します。

110703 八坂神社
 毎年7月第1金・土曜日に開催される「あばれ祭り」(石川県無形民俗文化財)は,八坂神社の祭礼です。八坂神社の主神は素戔嗚尊で,寛文年間(1661~1672),泥棒風邪という疫病が流行したため,京都祇園社(八坂神社)より牛頭天王を勧請し,盛大な祭礼をはじめたところ,神霊と化した青蜂が悪疫病者を救い,喜んだ人々がキリコをかついで八坂神社へもうでたのが,「あばれ祭り」の始まりとされています。
 素戔嗚尊は荒ぶる神であり,この祭礼ではキリコ・御輿共々大いにあばれ,暴れれば暴れるほど神意にかなうとされています。(後略)

 2日間あばれまくった御輿は,酒垂・白山の両神社を出発し,最後はこの八坂神社にやって来ます。最初新しかった御輿は,八坂神社の拝殿に入るときにはボロボロになっているのです。
 ところで記紀神話では,素戔嗚尊(スサノオノミコト)はあの天照大神の弟にあたります。八岐大蛇を退治したというあの神です。
 また牛頭天王(ゴズテンノウ)は,元々仏教的な陰陽道の神で祇園精舎の守護神です。
 この素戔嗚尊も牛頭天王も疫病を流行らせる行疫神とされていて,日本ではこの二つの神が神仏習合し,祇園信仰として残ったのだそうです。
 京都の祇園祭も,行疫神を慰め和ませることで疫病を防ごうとしたところから始まったらしいです。本家の祇園祭はあんなに優雅で華やかなのに,宇出津は暴れまくる。なんともおもしろい変化ですね。

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