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津本陽著『勝海舟』

110621   津本陽著『勝海舟-私に帰せず(上・下)』(潮出版社,2003年)を読みました。勝海舟にはとっても興味を持っています。変革のときに,幕府側にいながらも尊皇攘夷派とも微妙な関係を保ちながら,なんとなく日本を新しい世界へと導いていった人です。
 あの当時,日本が本格的な内戦になった場合,欧米列国がそれぞれに贔屓の方に荷担して,日本は大変なことになっていたかも知れません。それを阻止したのが,勝海舟であり,その勝の弟子である坂本龍馬たちだったのでしょう。
 本書は,勝海舟の著作の引用なども多くて,史実に基づく…という姿勢がとてもはっきりと打ち出されています。その分,物語としては読みにくくなっているかも知れません。が,あまり小説を読まない私にとっては,これくらい引用文のある方がおもしろいかも。小説っぽいものをスムーズに読みたい人には,ちょっと不向きかも…。
 明治維新後の勝の生活がとてもかけあしで進んだ感があって,「もう少し,明治の世になってからの勝の生き方を知りたかったなあ」と思いました。

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