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文殊の里

110407_6  北陸自動車道を京都に向けて走っていると,福井県で写真のような建物を見ることができます。建物そのものは農協のものなのでしょうか。なにか穀物でも入っているのでしょうか。
 問題は,その外側の絵と言葉です。「文殊の里」という字と,文殊菩薩の絵が描かれています。なんで文殊なのか…日本人なら分かりますよね。そう,福井県には「もんじゅ」と呼ばれる高速増殖炉が建っているのです。今は事故のために動いていません。が,国は動かそうとしています。これが動かないと核燃料サイクルが頓挫してしまうからです。
 東海村でJOC臨界事故が起きたときに,「ようこそ原子力の町東海村へ」という看板が「ようこそ東海村へ」と書き換えられました。
 テレビで見る東北の双葉町の映像の中に「原子力と共存する双葉町」というような横看板が写っていて,私は「たぶんこの看板も書き換えられるんだろうなあ」と思って見ていました。
 「文殊の里」という言い方を未だに守っている福井県は,10年前の事故からなにも学ばなかったのかなあ…。早く消した方がいいと思うけど。

 追伸
 これを読まれた福井県民の方が「このあたりの地名を文殊というのです」と教えて下さいました(下のコメントをご覧ください)。古くからのこのあたりの地名だそうです。だから高速増殖炉「もんじゅ」とは何の関係もないそうです。知らない人に誤解を与える記事を書いてしまい申し訳ありませんでした。
 ただ,高速道を通る方たちは,たぶんわたしと同じように,この地元のことを知っているわけではありませんから同じ考え方をしている方もいることでしょうね。お寺で「もんじゅ」と聞けば文殊菩薩を思い浮かべますが,福井県で「もんじゅ」と聞くと原発を連想してしまうのは仕方がないことなのかもしれません。是非,地元の地名の「文殊」の方が有名になって欲しいものですね。

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コメント

あゆみさま
 同じようなことを考えている方がいらっしゃったんですね。それが分かっただけでも,この記事を書いた甲斐がありました。
 それにしても,車で走っている途中でこのブログにたどり着くとは…時代ですねえ。スマホでしょうか,ipadでしょうか…。

投稿: 珠洲たの管理人 | 2012年6月 5日 (火) 20:32

只今、北陸自動車道を京都に向かってます。写真と同じ建物を見て、文殊ってなんだろ~と検索して見ました。古くからこの土地が文殊とゆわれる由縁も気になりますね。

投稿: あゆみ | 2012年6月 5日 (火) 09:52

ふくいけんみんさま
そうなのですか。この辺りの地名が文殊なのですか。それは知りませんでした。なるほど,「もんじゅ」とは関係なかったのですね。それは申し訳ないことをしました。
あとで記事そのものも訂正しておきますね。

投稿: 珠洲たの管理人 | 2011年4月17日 (日) 13:50

こんちには

この記事を読んだとき,走か,そういう風にうつるのか…と思ったのですが,今日通ってみて,はたと気づきました。

この辺は,文殊地区という古くからある地区です。近くには,文殊山という山もあります。文殊小学校,上文殊小学校もあります。

だから,もんじゅと直接関係があるのかといわれると,県民としては?です。

でも,そんなふうに思われちゃうなら,考えなくちゃ行けないのかなぁ…。

投稿: ふくいけんみん | 2011年4月16日 (土) 21:36

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