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最初から本気にしていないから「神話」なんでしょ

 今回の福島第一原発での相次ぐ炉心溶融に繋がりそうな事故と,建屋の水素爆発事故,そしてなりふり構わぬ海水の緊急注入などを見ていると,「いったいこの国は本当に技術立国だったのか」と首をかしげたくなります。
 新聞には「神話が崩壊」なんて言葉も出ていましたが,もともと「神話」というのは「信じている人が僅かにいる話」「本当だとは思っていないけど,ま,おもしろい話」というような時に使う言葉です。少なくとも現代においてはそうでしょう。天照大神がいたと思う人は殆ど皆無だし,ゼウスだっていません。だから「原発の安全神話」だってもともと作り話だったのですから,「神話は崩壊した」のではなく,「原発の安全性はやっぱり神話だった」で十分なのです。
 他の原発も早く止めないと大変なことになります。
 以前は,現実に動いている原発はある程度仕方がないとも少しは思っていましたが,ここまで「想定外」がつづくような日本の地面の上に,大量の原発があるのはあまりにも危険です。今すぐ原発をすべて止めて「計画停電」をしてでも,次の安全な世界をじっくり考えることも必要かも知れません。
 失って初めて分かることもあるのでしょう。残念ですが,これが我々人間の姿です。戦争しかり…。

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