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カシミール地方

Kashmir_map 文科省検定済みの世界地図に示されていた「空白部分の話題・その2」です。今回は「カシミール地方」のことです。
 右の図はウィキペディアに出ていた「カシミール地方」の地図です。この赤線内がいわゆるカシミール地方で,1947年まで「ジャンムー・カシミール藩王国」とよばれていた地域です。赤線の南側がインド,東側~北側が中国(一部アフガニスタンにも接している),西側がパキスタンです。
 現在,赤線内のオレンジ色に塗られている部分はインドの「ジャンム・カシミール州」とよばれています。また,緑色の部分はパキスタンの「アザド・カシミール」「ギルギット・バルティスタン州」です。薄いストライプになっている部分は中国の「アクサイチン」となっていて,それぞれ実効支配されているのです。
 この地域は,1947年までイギリス植民地下のインドの一部であり間接的に支配されていました。その当時は「藩王国」というものがたくさんあったらしいです。その一つが「ジャンム・カシミール藩王国」です。
 しかし独立を機に,イギリス植民地だったところは「A:ヒンドゥー教…インド」「B:イスラム教…パキスタン」に大きく分裂しました。そのときそれぞれの「藩王国」はどっちにつくのかを決めざるをえませんでした。
 そのときカシミール藩は,王様は「A」だったのですが,住民の多数派は「B」だったからややこしくなります。

 ウィキペディアではこう言っています。
 この地域についてはパキスタンとインドが領有を主張し、これまで大小の軍事衝突(カシミール紛争)を繰り返してきた。現在は、ほぼ中間付近に停戦ラインが引かれている。 日本の学校教育用地図帳では、パキスタンから中国へ割譲された地域を除き、中印パ三国の主張するすべての地域を所属未定とし、実効支配線(停戦ライン)のみ描く手法がとられている。(下線部は引用者)

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