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大仏の顔作りに挑戦

110131 今日の「ヒストリアクラブ」は,奈良の大仏の顔と右手づくりに挑戦しました。といっても,今日は,その下地となる新聞紙を貼り合わせただけで時間が来ました。
 5年生4名(全員男子)には右手を,6年生4名(全員女子)には顔を作ってもらいます。
 以前,担任をしていたころ,子どもたちと一緒に運動場で奈良の大仏の実物大を書いたことがあります。今回は,クラブ活動の一環として取り入れてみました。
 本格的に大仏を描くのは次回となります。
 今日の仕事はひたすら新聞紙を貼り合わせるだけなのに,子どもたちは,
「ええ~,こんなに大きいの~」
といいながら貼り合わせていました。できあがったら,またここに紹介しますね。

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軍まで市民の味方に

 エジプトが大変なことになっています。ムバラク大統領の退陣を求める市民のデモが日に日に大きくなってきています。デモ隊を鎮圧するために軍の出動もあったようですが,テレビにはその軍の装甲車の上に乗って手を振っている市民や,軍人らしき人がムバラク大統領の写真を破くシーンなどが出ていました。軍も市民についたとすると,ムバラクの失脚ももうすぐでしょう。チュニジアから飛び火したともいえそうですが,やはりエジプトの政治が行き詰まっていたのだと思います。
 30年近くの長期政権で,国民の貧富の差も激しくなっているといいます。報道によると,すでに120人が死亡,1000人を超す負傷者が出ているといいます。
 はやく事態が収拾することを祈るだけです。

asahi.com「エジプト,事実上の無政府状態 軍が治安維持にあたらず」http://www.asahi.com/international/update/0129/TKY201101290358.html

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リコール

 私が10年間あまり乗っているヴォクシーがリコールにあいました。それで今日,自動車工場へ行って部品を付け替えてもらいました。
 以前,携帯電話の電池の部分がリコールになったことがあって部品を交換したこともありました。
 リコールなんて他人の話と思っていたけど,わりと身近にあるもんですね。
 部品交換している間に乗っていた台車がウィッシュの新車だったので,このまま車ごと交換した方がいいなと…あははは…。

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雪道には慣れているけど

110128 ふだんなにげなく通っている通勤路ですが,雪になると大変です。
 通常20分ほどで行ける距離なのですが,雪になると凍結や圧雪のために30分~40分くらいかかります。しかも途中は坂道が多いので大変です。
 ま,雪には慣れているので,除雪車も塩化カリウムをまく車も出動してそれなりに道は空いているのですが,朝はところどころ圧雪状態です。
 学校へ行くまでに疲れてしまう日が続いています。
 ここ数日は最高気温でさえ2度くらいなので,雪は殆ど解けてくれません。あーあ。sad
 

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モーモーミルクと「ダース」

110127 いきなりですが,ポケモンたちのエネルギーを回復する?アイテムに「モーモーミルク」というものがあるらしいです。わたしはポケモンのゲームをしたこともないので,全くわかりませんが…。
 で,なんでこんな話題を出したのかというと,先日4年生のある子と個人レッスン(算数プリント)をしていたときに,問題に出ていた「ダース」という単位の話をしました。そのとき彼から「ダースなら,モーモーミルクを買うときに使っているよ」ということを聞いたのです。ポケモンの世界のことです。
 「ダース」という単位は,今でも教科書に出てきますが,世間では殆ど使われていません。昔なら1ケースに入った鉛筆が「1ダース」として文房具屋に売っていましたが,最近はそんな「鉛筆1ケース」よりも,2本~5本くらい入ったものがつり下げられて100均やホームセンターで売っていたりします。
 だから,鉛筆に代わる「ダース」を使った身近なものを日頃から探していたのです。

110127_01 あとで,このことを6年生にも聞いたら,
「知ってるよ。そのアイテムを買うときにはダース単位で買うんだ」
ということでした。
 ポケモンが流行っているうちは,この「モーモーミルク」の話題がダースの学習で使えるようです。文章題は,これでOKですね。
 右の写真はネットでやっと見つけた「ダース買い」の選択肢が出ている場面です。

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中学校で再会というか…

110126 今日,うちの卒業生が通っている中学校で公開授業がありました。
 それで,うちの学校からも3名が参加。私も行って来ました。
 午後1時すぎから2時間の授業がありました。
 1時間目は,3年生の数学と英語の授業を参観しました。この3年生には,私が小6の時に担任をしていた子たちが半分います。
 この中学校は今年度から「学び合い」の研究を始めています。佐藤学先生の〈あれ〉です。今日の授業もそんな授業でした。
 上の写真は,3年生の数学です。既習の「三平方の定理」を利用して,対角線を求める授業でした。3年間の間部活でお世話になったコートやグラウンドの対角線の長さをみんなで予想し,グループで計算をしていました。なかなかおもしろい授業でした。また,英語は,「千の風にのって」の英語版を使った授業で,これも歌から単語を聞き取ったりして楽しそうでした。

110126_01 授業後,3年生の男の子たちが,わーと寄ってきて,写真を撮りました(プライバシーのため拡大なし)。
「≪生類憐みの令≫はおもしろかった!」
と小学校での想い出を話してくれた男の子もいました。そういえばこの子たちとは理科や道徳や総合で仮説実験授業をよくやったんだったっけ。
「先生,卒業式に来てくれる?」
と女の子。うーん,どうかなあ。
 帰り際…「あれ,お前たちつきあってんの?」というカップルも発見できた,楽しい学校訪問でした。

 なお,学び合いの授業の話は,またあとで機会があれば…。

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120センチの釘抜きに変身

110125 てこの授業で,「釘抜き体験」をします。
 でも,5㎝ほどの釘を木に打ち付けた場合には,学校の図工室にあるような短い(30㎝未満)の釘抜きではなかなか抜けません。
 そこで,1m20㎝の鉄パイプの登場です。
 この短い釘抜きに鉄パイプをかぶせることで,あっという間に120㎝の釘抜きのできあがりです。
「センセー,殆ど力を入れていないのに抜けてきた!」
と大喜び。
 体験させるからには<体験する意味のあること>を体験させたいものですね。
 このパイプは,棒を使ってものを持ち上げるときにも活躍しました。支点から力点まで2mのくらいだった棒があっというまに3m近くになってくれるんです。長い木の棒は弱いけど,この鉄パイプは結構強いです。

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『もしもドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら』

110124 どうです。表題を聞いただけでもおもしろそうでしょ。腰巻きには「のび太でもわかる!? まったく新しい経済入門」と書かれています。
 この本は単なるドラえもんの秘密道具の説明書ではありません。本のタイトルにもあるように,「その道具が実現するためには,どんな会社が動き,どんな顧客や仕事が増え(あるいは減り),社会的にはどんな問題が起きて,法整備が必要になったりするか」というようなことをある意味真面目に考えてあるのです。

 例えば,冒頭のタケコプターの場合は…

 自転車やバイク,電車に代わる近距離移動手段として大ヒット。「空の通勤ラッシュ」が発声し,空の交通規制が敷かれた。…(中略)…一方で,「空飛ぶ権利とプライバシー権」をめぐる人権問題など,新たな社会モラルを問う議論も活発に交わされるようになった。(12p)

などと書かれています。どうです,読みたくなったでしょ。

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『ぼくらはガリレオ』

110123 板倉聖宣さんの『ぼくらはガリレオ』が,新しく岩波現代文庫に入りました。今までは,大きな本だったので,科学コーナーにおいてあったりして,普通の大人の人は手に取ることも少なかったと思います。でも,こうして現代文庫の一冊になると,いろんなジャンルに興味のある人がその棚を見るので,「おお,このタイトルは…」とか「板倉ってもしかしたら…」とか言って手に取る人が増えるかもね。
 岩波のHPでは,編集者の言葉がしっかり書かれています。その最後は次のようにしめられています。

 本書は,板倉先生の仮説実験授業をまさに体現した本といえます.子どもに限らず,わたしたちが科学的事実をどのように理解すべきなのか,また他人に教えるとしたら,どのように順序立てて説明するとよいのかなど,たくさんのヒントに満ち満ちています。

 右のページでご覧下さい。http://www.iwanami.co.jp/hensyu/genbun/
 私も新版を買おうかなあ。なお画像の本は,旧版の本の方です。私の持っているやつは,1984年版です。

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感動した「カタール戦」

 サッカー好きです。まあ,テレビで大きな大会を見ることくらいの「好き」ですけど…。
 昨日は,ちょうど金曜日でもあったので,ゆっくりと「日本VSカタール」を見ました。
 いやーおもしろかったですねえ。見ていた人は興奮していたのではないかと思います。
 とくに後半早々10人になってからの守りと攻撃がよかったです。「これはファールだろう」と思われるのに笛の音もなく「中東の笛」なんて言葉を思い出しながら見ていました。
 最後の得点の時にも,何人もの選手が転びながら(倒されながら?)もボールは確実に相手のゴールに近づいていくあの映像はすごみがありました。
 相手チームのセバスチャンもよく目立っていていい選手でした。

見ていなかった方は,以下の映像の8分40秒ぐらいから(最後の得点部分)見てください。
http://www.youtube.com/watch?v=JlkxedOVq5c&feature=player_embedded
日本チームの成長ぶりがわかるでしょう。

 

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子どもの成長を感じるとき

110120 先週の終わり頃からよく雪が降りました。
 それで,休み明けの今週月曜日には,除雪車がよけた雪で山のようになった玄関前の雪山を利用して,すべり台を作ってあげました。主に5年生の力を借りて…です。
 毎日,毎日,低・中学年の子どもたちはそのすべり台でよく滑っていました。

 さて,今日のお昼休み,運動場の端の方で,2,3年生が大きな雪だるまを使ってなにやら作っています。昨日まではすべり台の順番をまっていたハズの子どもたちが,今度は違う雪あそびをはじめたようです。

わたし「なに作っているの?」
子どもたち「すべり台」
 この子どもたちは,自分たちの手で一からすべり台を作ろうとしていたのです。この子たちの他にもすべり台を作ろうとしていたグループがありました。
 人様が作ったすべり台で遊ぶよりも,苦労して自分たちで作ろうとする姿に,「子どもってたぶんこうやって成長するんだなあ」って思い,一人感慨にふけっていたのでした。

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伊丹万作「演技指導論草案」を読んでみよう

 雑誌『教育』を読んでいたら,二ヶ月連続で「山田洋次さんと田中孝彦さんの対談」のことが取り上げられていました。対談そのものは二月号で読めます。
 この対談で,お二人は映画監督・伊丹万作の書いた「演技指導論草案」という文章について触れています。教育を考えるときにも参考になるものがあると田中氏はいいます。
 本としては岩波から佐藤忠男著『伊丹万作「演技指導論草案」精読』がでています。が,残念ながら今は品切れみたいです。
 でも,青空文庫に,「演技指導論草案」が掲載されていました。なかなかいい仕事をしてくれる人がいるもんです。

○法則とは自分が発見したら役に立つが、人から教わるとあまり役に立たぬものだ。
○自信と権威ある演技指導というものはすぐれた台本を手にしたときにだけ生れるものだ。作のくだらなさを演技指導ないし演出で補うなどということはあり得べきこととは思えない。
 くだらぬ台本を手にした場合、俳優に注文をつける自分の声はいちいち空虚な響きをもって自分の耳にはねかえってくる

 どうです。仮説実験授業を思わせる表現じゃありませんか。

http://www.aozora.gr.jp/cards/000231/card1190.html

 

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『悩めるみんなの統計学入門』

110119_2 「たのしい授業ML」で話題になっていたので,この年末に取り寄せて読んでみた本が『悩めるみんなの統計学入門』(技術評論社,2010)です。著者の中西達夫さんは筑波大学大学院を中退してソフトウェアー関連の仕事に携わった人。
 右の本の表紙を見てわかるように,最近流行の『もし高校野球の女子…』と同様,女子高校生が身近な話題から「統計」の話を進めてしていきます。難解な統計学の内容も,そのお陰で,少しは簡単になっているかどうかは…ご自分でお読みください。

 優衣は特に目立ったところもない,いわゆる“普通”の女子高生です。親友の千明からもよく「優衣って普通だねえ」といわれます。

という書き出しではじます。優衣は「普通ってどういうこと」という疑問を持って統計学に入門していきます。「平均はその集団の真ん中=普通,とは限らない」「平均を見る前に分布を見ることが大切」など,なかなかためになる話が満載です。
 カイ二乗検定やt検定など,「なにも見ずに説明してみろ」といわれると未だにまったくいえない状態ですが,そんな難解そうなものを読んでみて一応は理解できたと思えるのがうれしいです。

 統計学には興味があるけど,ちょっと敷居が高すぎでついて行けないかも…という方には,とりあえずまず本書を読んでみることをお薦めします。

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ムクドリの死

110118 今日,学校へ行ったらムクドリが2階のベランダで死んでいました。
 このムクドリはたぶん,昨日の夕方弱っていたあの鳥だと思います。昨日は中庭の地面にいたのですが,私が近くによっても全く動かないで立っていました。目だけ動いていました。
 急に寒さがきつくなって大雪になると,餌を見つけられなかった野鳥の中には死を迎えてしまうものもいるそうです。かわいそうだけどこれも自然の摂理…仕方ないですね。
 ムクドリといえば,一茶が詠んだ俳句に,次のようなのがあります。

 椋鳥と人に呼ばるる寒さかな(小林一茶)

椋鳥(むくどり)… 渡り鳥で、群棲して騒がしいことから、江戸者が地方人を軽蔑して、野暮ったい田舎者の意味で、「信濃の椋鳥」などと罵って呼んだ(下記HPより)。

 俳句の解釈についても下のページを見てください。

中学受験 学習用資料・俳句4より

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「イザイホー」という儀式

110117 『神々の島』という写真集があります。その写真集には,沖縄県久高島に古くから伝わる「イザイホー」という祈り・まつりの様子が白黒写真で収められています。
 久高島は,沖縄本島の斎場御嶽(せーふぁーうたき)から見て真東にある島です。古来から沖縄第一の聖域として崇敬されてきた島であり,歴代琉球王府の拝所でもあったそうです。
 その久高島で,12年に一度,「イザイホー」という儀式が行われます。この儀式は,<久高島で生まれた丑年の30歳から寅年の41歳までの女性が祖先の霊威(シジ)を受け,島の祭祀組織に入門する>という儀式です。
 私はNHKの「日曜美術館」という番組で,比嘉康雄という人の写真を見て,なにか知らないけど衝撃のようなものを受けました。それで,県立図書館からお借りして,写真家の比嘉康雄(1938年~)の写真集を何冊か借りて見てみました。「イザイホー」だけではなく,どの写真集もよかったです。
 いやーすごい儀式があったものです。
 奇しくも,ついこの間の「世界ふしぎ発見」でも「イザイホー」の様子が取り上げられていました。「写真」もすごいけど,この儀式自体に魅力があります。

日曜美術館(沖縄 母たちの神<―写真家・比嘉康雄のメッセージ―)

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阿辻哲次著『戦後日本漢字史』

 今年は,10人の子どもたちと「ヒストリアクラブ」をやっています。火おこしやらチャンバラやらといった「歴史ネタ」をやっています。
111016 前回は,「昔の教科書を読もう」とかいって,昭和初期の教科書を読んでみました。そのなかには今じゃ使わなくなった漢字も出ています。子どもたちは文章の流れの中で判断して読んでいました。今の漢字は随分と省略されていることに気づいたようです。
 では,この略された漢字はいつ頃誰によって小学校に降りてきたのでしょうか? 學を学と変えると決めたのは誰であり,圓を円としたのはいつからなのか? そんなことを書いた本がないかなあと思っていたところ,年末の新聞の書評欄で見つけたので読んでみました。
 まず,日本語の漢字の多さについては,明治の頃からいろんな方面の学者達が問題にしていたようです。これから西洋に追いついていくためには,漢字を覚えることに時間を使っているようでは競争できない…というわけです。
 例えば,前島密は慶応2年,徳川慶喜に対して「漢字御廃止之儀」というものを出し,「国家の大本は国民の教育にして,其教育は士民を論せす国民に普(あまね)からしめ之を普からしめんには成る可く簡易なる文字文章を用ひさる可らす」と述べてかな文字による教育の普及を主張したりしています(本書31p)。
 また,福沢諭吉は,漢字の数を段々減らしてゆくゆくは廃止するべしと考えていたようです。

 私ははじめ「漢字を減らしたり制限したり簡単にしたりしたのは戦後からなのではないか」と思っていたのですが,そうではありませんでした。漢字制限論あるいは廃止論は明治初期から戦前にかけても盛んに議論が行われていたのです。
 それを正式に政府の機関としてやってみたのが大正10年に文部大臣監督の下に設置された「臨時国語調査会」という組織です。ここでは,「漢字1960字,その簡易字体154字」を収めた規格が作られました。その名を「常用漢字表」とよびます。

 これ以後,現在に至るまで,同様の審議会が同様の判断をしながら「漢字基準表」を作ってきました。それは教育の中ではしっかりと根ざしています。新聞紙上では,あるときは拘束されあるときはわりと自由にやってきたようです。
 使ってはいけない漢字があるからといって,漢字仮名混じりの熟語なんてみると気持ちが悪くなります。小学校でさえもそうなのに,大人が読む文章にまで出てきたりすると,ルビを振っておけばいいだけだろう!!といいたくもなります。ところが,日本には「ルビを振るべからず」という時期もあったというのですからビックリです。

 漢字の略し方についても,まったくいい加減です。最近,漢字ブームになっていて,字源なんかにも興味を持って授業をしている人がいます。が,簡略字はそれがわからなくなってしまっているのがたくさんあって,困ります。
 「臭」は,今は「自」と「大」と書きますが,昔は「自」と「犬」と書いていました。これは「戻」「突」「器」なども同じです。なぜ「犬」だったのか,それは文字通り「いぬ」と関係があるからです。これを「大」にしてしまうと,なぜ「臭」が「におう」なのかがわからなくなります。たった1画を省略するためにこんなことが起きているのです。

 これら以外にも,「なるほど漢字の画数を減らしてすむ問題ではないんだな」と思わせる事例がたくさん出てきて,漢字について愛着が出てきます。
 パソコンや携帯でレポートを書いたりメールを打ったりする現代の日本人は,昔よりもたくさんの漢字を使うようになったと思います。これからは,絶対書き取りができないと困るという漢字(小中学生レベル)と判別できればいい漢字(顰蹙,憂鬱,懺悔など)とを区別しながら,漢字の持っている豊富な情報を操られる大人になっていくべきではないでしょうか。

 お薦めの1冊です。 

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「珠洲たの話題本」の本棚をつくりました

 以前にも一度お話ししましたが,このブログに「本棚」を設けました。これはブクログというサービスで,登録さえすればネット上に自分専用の本棚を作ることができます。タイトルやISBNを入力するだけで本が勝手に本棚に並べられます。レビューも書き込むことができますし,他の人が書いたレビューを読むこともできます。クリックすれば,アマゾンへ飛んでいってすぐに買うこともできます。なかなか便利な機能です。
 今まで「珠洲たの話題本」としてこのブログの下の方に紹介していましたが,スペースの関係であまり多くの本を紹介できませんでした。これからは,この本棚を使うことでいろんな本の紹介ができると思います。どうぞご贔屓下さい。

 本棚の「本」をクリックすると,その本のページへとびます。
 本棚全体を見たければ,左下の「家のマーク」をクリックして下さい。「珠洲たの話題本」を見ることができます。
 右下の「ブクログ」をクリックすると,ブクログのページへ行きます。

 あなたも作ってみてはいかがですか? もし作ったら教えて下さい。

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光田健輔の『回春病室』

 光田健輔著『回春病室』を読みました。昭和25年発行で,ネットの古本屋でも手に入らなかったので県立図書館から借りて読んでみました。
 光田健輔は,日本のライ救済の父として,あるいは優生手術をやった野蛮な医者として,またあるときには患者に優しい医者として,あるいは,ハンセン病の隔離政策を最後まで続けた暴君として…ハンセン病問題に関心のある人たちならば一度は聞いたことのある人だと思います。
 本書は,あとで出た『愛生園日記』と同様,自伝的な話です。『愛生園日記』と重なる部分もたくさんあるし,より詳しく描かれているところもあります。
 ハンセン病に興味をもった光田が,一生懸命「日本の国からハンセン病菌を撲滅しよう」という善意で寝る間も惜しんで邁進する姿が現れていて,心が痛くなります。
 彼のとった行動は最初から間違っていたのでしょうか。それとも途中から変になってきたのでしょうか? ハンセン病に興味のある人は,一度手にとってお読み下さい。

 なお,私が以前,『愛生園日記』を元にまとめたレポートに「ハンセン病撲滅への善意」がありますので,興味のある方はお読み下さい。

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「帝国ホテルの不思議」

110113 村松友視著『帝国ホテルの不思議』(日本経済新聞出版社,2010)を読んでみました。
 先に,同じような内容の本で『加賀屋の流儀』というのを読んでいたので,この本も気になったというわけです。年末の新聞紙上でこの本のことを知りました。
 村松氏は帝国ホテルで働いているいろいろな職業の人にインタビューをして,帝国ホテルの魅力を明らかにしています。その職業は,実にさまざま。ドアマンやフロントはもちろんのこと,氷彫刻の職人さんや宴会のチーフ,さらにはランドリーの係の人まで…帝国ホテルに興味がなくても,この仕事ぶりを覗くだけでおもしろいと思います。実際,わたしは帝国ホテルなんて見たこともありません(^^ゞ

○つねに頭に入れて時をすごす(総料理長)
 田中さんは,帝国ホテルのスケジュールに入ったさまざまな食事会のメニューを,つねに頭に入れて時を過ごしている。だが,一ヶ月前から考えつづけても,まったくそのメニューがまとまらないまま,日にちが近づいてしまうこともある。それがあるとき,神田駅から東京駅までの電車のひと駅のわずかな時間の中で,「全部いっぺんにまとまっちゃった」ことがあった。(中略)それは,四十年の経験のつみかさねや,抽出としての知識,それに感受性や瞬発力などが合体して,いちどきにほとばしり出たのだろう。(25p)

 田中さんのように授業プランが浮かんでくれば申し分ありませんね。日頃から広く高くアンテナをあげておくことで,明日の授業に生きるものが手に入るかも知れません。ある程度は経験がないとできないでしょうが…。

○お客様は十人十色でなく,一人十色」(客室課マネージャー)
 その“おもてなし”はもちろん臨機応変,これまでの経験則や独特の勘,宿泊客の心のありようへの観察力,人間という不思議な存在への読解力などの総動員が条件となり…(中略)…小池さんが到達した「お客様は十人十色でなく,一人十色」という境地は,客室課の新人にとっては,気が遠くなるほどの高い地平であるにちがいない。(32p)

 含蓄のある言葉ですね。教室の子どもたちだって「一人十色」だと思います。だからこそ,決めつけないで見てあげたいものです。新人にとっても気持ちよく子どもとつきあう方法を伝えてあげるのもわたしたち中年の役目ですね。それには仮説実験授業をやるのが一番です。すぐにマネできて,子どもたちの素晴らしさに嫌でも目がいきますからね。

 まだまだステキな仕事をしている人たちが紹介されています。
 教師の参考にもあると思います。お薦めです。  

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「支持率調査」ばかりでいいのだろうか?

 今日の北陸中日新聞の読者投稿欄「発言」に「支持率調査に一喜一憂せず」という文章が載っていました。書いたのは能登町の71歳のお爺ちゃんです。

 世論調査は本当に正確で有効か

ではじまる文章です。「世論調査」については,日頃から〈眉唾もの〉という捉え方をしている私としては,同意できる意見でした。

 政治家を萎縮させないで,次の選挙まで落ち着いて仕事をさせるのが本当ではないか。
 
支持率だけを問題にすると,常に選挙があるような気持ちになる。政治家は当選することだけが目的になり,選挙運動に明け暮れる。

 世論調査は,確かに〈世論のあるときのある断面〉を表しているのでしょう。しかしそれは,やはり〈ある断面〉でしかありません。その証拠に特に「支持率」なんてのは,政府が何かちょっとしたことをやると,すぐに上がったり下がったりしています。そこには10年先を予想したような冷静な判断があるとはとても思えません。
 昔から「衆愚政治」という言葉があります。あまりにも大衆に迎合した政治は,大所高所を見失って行き当たりばったりの政策しか取れないことにもなりかねません。大衆の意見を聞くことが民主主義ならば,少しはその民主主義の行き過ぎにも注意をしないといけません。

 数十年前の戦争は,日本でもドイツでも一応は民主的に判断して進んでいったはずなのです。バカな人が突然変異でやったのではないのです。
 そんなことを感じながら,最近の民主党政権を見ています。

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3学期が始まりました

 今日から,3学期が始まりました。最近は2学期制のところもあったりして,それはそれでどんな感じの始まりなのかは分かりませんが,うちらはちゃんと普通のリズムなので始業式もして書き初め大会もしました。
 折からの寒波で,朝から大変寒くて,道も凍っていそうで怖かったです。これから,こういう日が続くので…昔,寒冷地手当というのがあったんですが,今じゃ,うちらの地区はあたらなくなりました。確かに昔よりは雪は少なくなったけど,太平洋側の人達よりは,いろいろと冬対策に金がかかるんですけれどもね。なんか,数年前から基準が変わっちゃったみたいです。
 職員室では,「子どもたちが来る学校はやっぱりいいね」という声が聞こえてきました。そうなんですよね。教師は,やはり子どもたちといるのが一番なんです。それが好きで仕事を選んだハズなんですから。

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誕生日…も

110110 昨日の続き…二次会の会場に入るなり幹事のマリエが「先生,このクラッカー,合図をしたら出してね」とパーティークラッカーを私にそっと預けました。「今日はね,トモちゃんの誕生日なんだ」って。「へ~,そんなことも準備しているんだ」と感心する私。同級生っていいねえ。
 私はクラッカーを胸のポケットに入れて,その瞬間を待っていました。みんなにもそっと配っていたようです。
 そしてカラオケから,「ハッピー・バースデー」の曲が流れてきました。マイクを持たされた私は,みんなと一緒に「ハッピー・バースデー・ディア・トモちゃん!」と歌いました。なんと,ケーキもちゃんと用意されていて,そこには20本のロウソクに火がついていました。みんなに促されて一息で火を消すトモちゃん。そのご,ケーキはみんなでいただきました。もちろん私も。おいしかった。
 みんないいやつだよなあ。
 こんなサプライズはステキです。

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成人,おめでとう! 

110109_2  9日は珠洲市の成人式の日。私が6年生の時に教えた24名の子どもたちも今年成人式を迎えました。
 年末に保護者からと幹事のマリエから電話があり「夜のパーティー?にご招待」とのこと。喜んで行ってきました。
 二十歳になった子どもたちは,みんな敬語を使っていて,最初はなんか話しにくい…だっていつも普通の言葉で会話していたから。でも,数分経つと,あの頃の雰囲気がそのままもどってきて,たのしい夜を過ごしました。
 今回はデジカメも持って行きました。そして,セナに「なんでもいいから撮っておいてね」とカメラを預けっぱなしにしました。だから,70枚近くのたのしい写真がいっぱい。
 顔が特定されるとプライバシーに関わるので,今日の写真は小さくしておきます。また拡大もできないのでアシカラズ。

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1m上空でスカイ・ダイビングを楽しむ?

 人間,バカなことを考えるから進歩があるような気がしています。今まで通りの常識の囚われているだけでは,なにも新しい発見ができないのではないでしょうか。
 私が授業でもよく利用するソフトに「Google Earth」があります。そのGoogle Earthを使って,誠にバカな体験をしている映像を見つけました。「1m上空からスカイダイビングを体験する」というものです。
 論より証拠。百聞は一見にしかず。とにかく見てみてください。ほんとバカだねえ。

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書きたくないけど…殺人があった!

 書きたくない話題だけど,やはりこれはショックなので書いておきます。
 今朝,新聞を見たら,なんと「珠洲市飯田町の主婦(46歳くらい)が自宅で殺されている」という事件がありました。首を絞められていたようです。発見当時,そばには25歳の息子がいたとか…これはもしや…と思っていたら,案の定,逮捕されました。まだ本当のところは分かっていませんが…。
 自分のブログで殺人事件の話を書くのは気が引けます。でも,うちの市の場合,そんなに滅多に殺人なんてないのです。それは日本のどこも同じなのでしょうか?
 日本では,自殺者が約3万人,交通事故死が約5000人くらいます。殺人事件の件数って,年間どれくらいか知っていますか?
 下記のサイトによると,ここ10年ほどは,だいたい1100件~1200件で推移しているようです。自殺者の方が圧倒的に多いのです。交通事故死も多いです。これは日本の田舎である珠洲でも同じです。
 何があったのかは知らないけれど,こういう事件が身近にないことが田舎のよさなんだけどなあ。

 犯罪関連統計資料

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今年廃止される「雷鳥」

 昨日の「雷鳥」の記事に反応してくれたあっちゃんさんの「雷鳥廃止は今年3月」という話の裏を調べてみました。
 すると,北國新聞社の6月13日の記事に『特急「雷鳥」引退 来春限り』という記事が載っていました。これを読むと確かに今年の春に廃止されるようです。廃止されるのは2011年3月12日のダイヤ改正の時だそうです(ウィキペディアに出ていた)。もう2ヶ月しかありません。
110106 「雷鳥」がらみで西日本鉄道のHPを訪れたら,たのしいページを見つけました。「鉄道ファンコーナー」です。このサイトからは,電車のペーパークラフトの展開図(右写真)やスクリーンセーバーをダウンロードできます。興味のある方はご覧下さい。こんなのを組み立てるクラブもおもしろいかもね。

 西日本鉄道「鉄道ファンコーナー」http://www.westjr.co.jp/fan/

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古くなった「雷鳥」

110105 昨日の続き…
 待つこと約40分。やっと金沢発の臨時列車「雷鳥」がホームに入ってきた。もちろん誰も乗っていない。発車まで10分ほどある。娘は扉に一番近い,他のお客さんの迷惑にならない席を確保して坐ることができた。待った甲斐がある。
 ふと「雷鳥」の車体を見るとなんとバンソウコウが貼ってあるではないか。大学時代京都にいた私はよくこの「雷鳥」で金沢-京都間を往復したものだ。その「雷鳥」が傷だらけでも現役でがんばっている姿に感動してしまった。北陸新幹線ができれば,この「雷鳥」は姿を消すのだろうか? とにかく,このバンソウコウがとても日本の鉄道らしくない姿だったので,みなさんに紹介する次第である。

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車内販売

110104 今日もまた,2名の娘が金沢からの電車で帰ることになり,金沢まで送っていった。2日前にも金沢へ行ったのに…まさに親バカである。しかも,最後に帰えるヤツのために入場券まで買ってホームで待ってあげることにした。まさに親バカである。
 今日の大阪行きの特急サンダーバードや雷鳥の指定席はどの便も満席。自由席に座るためにはホームに並ばないといけない…。そんなわけで並んでいたのだった。
 写真に写っているのは,サンダーバードの車体。サインダーバードには,車内販売用の商品やワゴン車を入れる扉が別にあって,そこから入れていた。初めて見たので思わず写真をとった。このサンダーバードは,自由席も満席で,みんな立っていった。乗らなかった人もいた。
 私たちは最初から,金沢発の雷鳥を待つことにして一番前列に並んでいたのだ。写真に写っているペットカゴの中には,うちの子が育てているフェレットが入っている。ペット持ち込み代金もちゃんと払って電車に乗っているんだよ。

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おせち料理のあとで…

110103 正月はいいです。「何が?」って,朝からお酒を飲んでも叱られないし,ずっとだらだらしていても叱られないし…。
 今日の午前中は,みんなで箱根駅伝の復路を見ていました。最後の國學院にはビックリしましたね。選手が報道車に着いていったので「どうなることか」と思いました。で,城西はやっぱりあの位置にいましたね。いつももうちょっとというところで…シード権を逃しています。昨年は好かったのに…。
 10年ほど前から,箱根駅伝を見ることがうちの正月の行事の一つになっています。
 さて,今日の食卓には,久しぶりに写真のようなかわいいものが乗っていました。どっかからもらったアンパンマンの饅頭です。おせち料理の残り物と一緒に乗っていました。
 子どもが小さい頃は,アンパンマンのポテトフライとか,金太郎アメのようなアンパンマンやバイキンマンが切り口に現れるかまぼこなんかが食卓に並んでいたものです。なつかしいなあ。

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百万石まつりのポスター

110102 正月に田舎に帰ってきていた娘を,車で金沢駅へ送りに行ってきた。
 娘が電車の券を買っている間,ヒマだったので,金沢駅の「みどりの窓口」の隣にある展示コーナーをウロウロしていると,壁一面に「百万石まつり」のポスターが貼ってあるのに目がいった。第40回から15回分ほどのポスターが貼られていたが,その中で私の目にとまったのが右の一枚。
 以前から,「何かの形が集まって模様になっている」作品が好きなので,今回もそんな一枚を紹介してみた。人間の顔は,どんなものが集まってできているのか分かりますか? 予想を立ててからクリックしてみて…。
 地元なら余計にああいう場所にはあまり入らないので,興味のある方は一度覗いてみては。

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今年も始まりました

110101 新しい年が始まりました。
 今日は,朝から日本酒を飲んで,だらだらして過ごしました。私の「だらだら」は,酒を呑みながらコタツに入って本を読むということ。眠くなったら寝て,また起きて読むって生活。これぞ究極の正月生活!!
 年をはさんで読んでいる本はイアン・ホーキー著『アフリカサッカー』という本です。独立以前からの現在までのアフリカのサッカーについて書かれている本です。昨年は南アフリカ共和国でのワールドカップの開催,クラブ・チームではコンゴ民主共和国のマゼンベの活躍があったりして,私の触手がアフリカのサッカーに動いていたので引っかかってきた本です。
 本ってホントにおもしろいです。今年も,少しの時間を見つけて,本を読んでいたいです。いつの間にか活字中毒になってしまいました。子どものころは本なんて全く読まなかったのに…本が嫌いで理科系に進んだのに…不思議ですね。

 今年も好奇心の趣くまま,いろんな情報を書いていきますね。よろしく。
 ちなみに,このブログを読んでくれる人は,1年くらい前までは30人/日前後でしたが,最近は60人/日くらいになっています。

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