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オリンピックで見た台湾選手団の旗

The_republic_of_china  オリンピックの楽しみの一つに「国旗を見て国名を当てる」というものがあります。仮説実験授業≪世界の国旗≫の勉強をしてからは,いろんな国旗が気になりますからね。ヨーロッパなんて,ソ連の崩壊以来ほんとにいろんな国旗が増えました。今年もはじめて参加する国もあったようです。
 さて,そんな中見慣れない旗を見つけました。それが,右下の旗です。これは台湾(中華民国)の選手団が持っていました。台湾の国旗はもともと「青天白日満地紅旗」といって右上のような旗なのです。それなのになんで別の旗を掲げているのでしょうか。台湾と中国の間にはなかなか厳しい問題が横たわっていることはよく知っています。おそらくそれと関係があるのでしょう。
 以下はウィキペディアの記事です。

Chinese_taipei 「中華民国」という国名でなく「中華台北 (Chinese Taipei)」名義を用い、国旗である青天白日満地紅旗を使用せずに国際的な場に参画することを「オリンピック方式(奧運模式)」あるいは「オリンピック委員会方式(奧會模式)」と称する。オリンピックでは国旗の代わりにオリンピック委員会旗を使用する。オリンピック以外の国際競技大会や国際的な民間組織でも、オリンピック方式で参加している事例が多い。

 チャイニーズ・タイペイ・オリンピック委員会旗と呼ぶそうです。
 中国側は一つの中国を主張し譲らなかったのですが,今は,「中国の一地域から」という判断で,認めているようです。
 アナウンサーが「○○の国と地域から参加している」といっていますが,「地域」ってどこどこなのかもう一度確認しておくことで,その地域の歴史が見えてくることもあります。

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コメント

こかげさま。
貴重な情報ありがとうございました。
晴天白日旗が国民党の旗だったのは知りませんでした。日本の旭日旗をまねたのでは…という予想もあながちはずれていないような。
それにしても,オリンピックで旭日旗を上げているバカがいるんですが,他の国でも軍旗を揚げている人はいるんですかねえ。
場所を考えないと『国際感覚ゼロ』って言われちゃいますな。

投稿: 管理人 | 2010年2月26日 (金) 05:13

台湾の国旗も面白いですよ。晴天白日旗が基になっていて、その旗を赤い地の左上に配置しています。
晴天白日旗は日清戦争後、中国の革命化グループの一つが掲げ、このグループが後に国民党となり、中国革命を成功させ、清朝を滅ぼし、中華民国を作ります。孫文たちの集団です。

晴天白日旗は日清戦争後なんですが、どうしてその時点で太陽が光を放つマークを使用したのか?
考えてみると面白いです。

革命家たちは清朝を倒そうとしていた人たちです。その人たちが、清朝と戦って勝った国のシンボルをまねしたのではないかと思います? 日本の旭日旗です。当時の旭日旗は海軍のものではなく、日本軍全体の総隊旗でした。

旧体制(幕藩体制)を打破し、急速に発展を遂げた日本の革命軍を目標の一つとしていたのではないかと思います。

晴天白日旗は、今日でも、台湾海軍の旗として残っています。海軍旗として残っているというところが面白いですね。
日本の旭日旗が海軍旗となりましたから、晴天白日旗も本来あるべきところら落ち着いたのではないかと思います。

投稿: こかげ | 2010年2月26日 (金) 00:54

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