コルチカムが伸びてきた

160926 今年,群馬県伊香保温泉のホテルに泊まったとき,ホテルの玄関で自分で作った作物を販売しているおばちゃんがいた。そのおばちゃんがもっていた球根が,とても変わっていたので,サークル仲間にも分けてあげようと1000円分購入(分けるのを忘れちゃいました)。
 水がなくても花がさくよ…というので,そのままほおって置いたところ,ここに来て花芽が伸びてきて、もうすぐ花が咲きそう。
 説明書によると,このあと,翌春になると,オモトのような葉っぱがでてくるらしい。
 花を観察した後は,鉢にでも植えることにしよう。

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割合の問題ができるようになるには…

 「平成27年度全国学力・学習状況調査 算数B」に次のような問題が出たそうだ。

(2)次に,せんざいを買います。家で使っているせんざいが,20%増量して売られていました。増量後のせんざいの量は480mLです。
 増量前のせんざいの量は何mLですか。求める式と答を書きましょう。

 さて,あなたは,この問題にすぐに式を立てて答えることができるだろうか?
 できなくても大人になっているのなら,こんな問題で子どもを苦しめる必要はないのか?
 増量されていてしかも,安いのなら,計算なぞせずに,それを買ってくればいいだけの話。この問題がさっとできるのが生きる力なのか?
 というような話は,この際置いておくことにしよう。

 ま,それでも,この問題は算数を使えば,計算で求めることができるのだから,できた方がいいんだろう。
 わたしだって,どの単元も,できるように教えてきたつもりだが,中でも,一番定着してくれないのが「割合」である。

 この問題の正答率は…全国平均でなんと13.4%だったらしい。10人に1人くらいしかできないのだ。

 この問題が解けるようになるための対策について,清野辰彦氏(東京学芸大学)は,次のような対策を述べている(「教室の窓 vol.47」東京書籍の教育情報誌より)。

○学習指導では,基準を明確に意識することや二つの数量の関係を捉えるための数直線の用い方を丁寧に指導することが重要となる。
○それだけでなく…中略…たとえば,親子で買い物に行き,割合が関連している商品の情報を記録し,その情報から金額や量などを求める活動を,家庭学習としてぜひ行わせたい。

 現場にいる者としていうと,一つ目のことは,教科書通りやっている教師ならみんなやってきたことである。それでも,数週間たつとできなくなるのが,割合の問題の難しさなのだ。また,教科書会社がなぜか好きな「数直線」という使いにくい図を使うよりも,もっと分かりやすい図を取り入れた方が,よほどまし。ちゃんと,より分かりやすい図を考えてくれている人はいるんだから。
 また,そもそも量と割合の関係もよく分かっていない。教科書にあるように,式に単位(や助数詞)をつけてこなかったために,いったい自分はなんのために,こんな計算式を立てたのか,よくわかっていないのだ。「4mと基準にすると,1mはそのいくつ分ですか?」なんて,なんのことやら…。
 また,2つ目については,もはや家庭の教育力に期待するしかないような感じがして,「それは学校現場としては違うだろう…」といいたくなる。
 もともと,学力がなかなかつかない子は,家庭でも勉強を見てもらえない子が多い。それは家庭の問題ではなくて,ちゃんと身に着くまで学校で見てあげられないことが問題なのだと思う。そう思わないと,教育課程の改革なんてできないのではないか。
 今の教科書が示す時間数配当では,割合を理解できないまま単元が終了してしまう子がいるのが現実だ。もう少し教育内容を絞り込んで,割合などの重要な単元に時間をかけるようにカリキュラムを再考してほしいものだ。

 もっとも,単元による時間数の増減などは,これまで,担任の裁量でもできていたことだが,最近は,「○○スタンダード」と呼ばれると「しばり」が大きくなって,どの学校でも,どんな先生も同じような授業のすすめ方が奨励されるようになってきた。その分,分からない子がいても,「自分は言われたとおり教えているのだから…」という教師が増えてくるのではないか。
 自分で納得できる教え方(教育内容と方法)で子どもたちと対してこそ,仮にその実践が不十分だった(子どもの理解が深まらなかった)場合には,教師は自分のこととして大いに反省するのではないか。そして,そんな教師こそが,指導力のある教師になるのではないかと思うのだが…。

 もっと教師に自由度をもたせて,しっかり教材研究をさせる。そして,教科書を参考にしながらも,自分の納得した内容と方法で実践させる。そういう昔からの積み重ねが大切だと思うのだ。

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鈴木大裕著『崩壊するアメリカの公教育-日本への警告』

 日本の教育の行き先は,本書に示されています。
 こうなる前に,止められるのか。
 止められるとすれば,「子どもの今を大切にする人たち」がふえることです。

 日本の窮屈な教育に飽き足らずに、自分を発見するためにアメリカに留学した著者。そこで繰り広げられていた,個性を生かす教育と文字通り個性的な同級生たちの姿。著者は「これぞ,日本の教育の目指すべき道」と思っていたそうです。
 が,その一方で,新自由主義のもと,公教育の場がどんどん民営化されていき,「公」というものがなくなっていくアメリカの教育界。著者には,アメリカの教育界が「格差拡大再生産の場」であることが,見えてきます。自分が体験したのは,エリートを育てる私立校だったんです。それはアメリカでも特殊な教育環境であることに気づきます。
 新自由主義に犯され,何ごとも経済最優先で突き進んだ結果の社会が,アメリカにあります。しかし,「数値,数値…」と追い立てられる教育現場の状況は,アメリカだけではありません。日本もまた,アメリカが進んできた方向に向かっているように思います。だからこそ,弐の轍を踏んではいけない…と思います。本書の副題が「日本への警告」とあるのは,そういう意味です。
 著者が何度か紹介する,チョムスキーの次の言葉は,深いです。
「いかなる抵抗をも抑圧し得る賢い方法は,議論の範囲を制限し,その中で活気ある議論を奨励することだ。」
 確かに,チョムスキーの言うとおり,日本の教育現場も,学力テストの点数を上げるために,いかに研究するかということに閉じこもって,活発な議論がくり返されています。「学力」の枠組みそのものを問う議論などは,ずっ~と昔になくなりました。

 また,レスポンシビリティとアカウンタビリティーの違いなども,現場の教育を見る視点としておもしろいし,現状を打破するポイントの一つとなるでしょう。

 「おわりに」で紹介されているマキシン・グリーン女史との関わりやその言葉も頭に残りました。
「答えしか提供しない社会では,自由は存在し得ないでしょうね」
 数値目標を掲げ,子どもをその数値を上げるための評価の対象としてしか見ていない教師たちがどんどん増えています。限られた枠内で頑張る姿は,輝いて見えるけど,滑稽でもあります。
 新自由主義をひっくり返さないと,全人教育にはつながらない…答えのない全人教育こそ,本来の教育のはず。

 数値化できなくて何が悪い?
 費用対効果が分からなくて何が悪い?
 教育とは元々そういうものだろう。
 子どもの不安定な心と付き合うことのできるプロの教師になりましょう。子どもは,そんな教師を求めているはず。そしてそれは親も同じ。

 今の状況を打破する方法として,「我が子に学力テストを受けさせない」テストオプトアウト運動というのがあることを知りました。実際,ニューヨークでは,2015年には50万人という規模でテストを受けませんでした。
 数値に反抗するには,その数値を意味のないものにすることが大切。保護者から出てきたオプトアウト運動は,日本でも起きるかも…。

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珠洲市の避難訓練に参加してきた

160924_01 今日は,朝9時から,珠洲市内一斉に地震・津波を想定した避難訓練が行われました。今年の会場は,宝立町。同町に住んでいるわたしにも,区長からの依頼があって,会場まで出かけました。ただし,なにをするのかよくわからないままに…です。
 テントに座っていると,わたしの地区名が呼ばれます。私には,「倒壊建物救出訓練」というゼッケンが与えられました。他にも5人ほどいましたが,その中に,私の家の改築をして下さった工務店の専務もいたりしました(^^;; 
「いつもは家を建てているのに,今日は壊れた家を片付けるんだって…」
160924_02 やることは,こわれた屋根の上に積み重なっている木材を撤去すること。消防が来たら,屋根の一部をチェンソーで切り取り,下敷きになっている人を助け出す手助けをする…ということ。
 また,そのあたりにけがをしている人(木材のまわりにいる人)を臨時救護用テントまで運ぶという仕事もありました。
 ホントに,こんなことがあっちゃ困るけど,近所が助け合わなければならないことは確か。
 

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ひぐちともこさく・え『4こうねんのぼく』

160922 先日,満天星へ出かけたとき,プラネタリウムの上映が始まるまで,ロビーにあった絵本を読んでました。興味深い本だったので,紹介します。
 絵もなかなかオリジナリティーがあって好きです。

 タイトルからは,どんな話なのか想像できませんでした。
 「せんせい,あのな」という“ぼく”の言葉から始まる物語は,“ぼく”の軽快な関西弁に乗って進んでいきます。
 登場人物は,ぼくと弟と,そしてお父さん。お母さんの存在は…。
 「4こうねん」の意味が,読んでいる私たちにもしっとりとしみこんでくる物語でした。
 これ以上いうとネタバレになるので…。
 高学年くらいに読み聞かせてあげたい物語です。

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キリコの出ない祭

 

160921今日は,知り合いのお宅のお祭りで,「よばれ」に行ってきました。
 で,このお祭り,いつもはキリコが出るのですが,今年は,台風16号が来るかも知れない…ということで,キリコを立てませんでした。子どもたちは,キリコに乗ったり,太鼓をたたいたりするのが好きなんですが,それができない…かわいそうです。
 その代わりと言っては何ですが,このお宅には,写真のような小さなキリコがありました。ちゃんと太鼓も乗っているし,提灯もあります。3兄弟が,仲よくキリコを運んでいました。
 来年は,この子たちの為にも,頑張ってキリコを出してくださいね。

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ベコニアの雄花と雌花

160920 《花と実》の授業の一コマ。
 学校の花壇にある植物の花は,「一つの花に,おしべとめしべがいっしょにある」「おばなとめばながある」のどちらでしょう。調べてみましょう。
 「おしべとめしべがいっしょにある」
という話を聞いて,子どもたちは,
「ええ~,同棲や~。」
「気持ち悪い~。」
と大騒ぎ。カボチャの学習から入ると,ほとんどの動物と同じように,雄・雌が分かれている方が自然になるんですね。これまでにも,桜などの写真も見ているのにね。
 さて,予想を立てた後は,玄関で,サルビアとベコニアの花を観察。
 ベコニアは,雄花と雌花があります(写真はベコニア)。が,サルビアは,一つの花に両方の「しべ」が入っていて…これまた大騒ぎ。
 一つに花におしべもめしべも入っているのを「同棲花」とは言わずに「両性花」ということは,次の時間に教えておきました。でも,いっそ,同棲花にしちゃうか。
 それにしても,こういう話題に極端に反応するのが女子なんだよなあ。疲れる…。

 実は,ベコニアに雄花と雌花があるということを知ったのは,以前,このような授業をしたときだったんです。その時も,子どもたちが出してきた植物を観察したのですが,私が一種類の花だと思っていたベコニアの花に,2種類あってビックリしたことを覚えています。遠くから見ていたら,一種類に見えますからねえ。よく似ています。

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「星のお兄さん」に会ってきました

160919_01 今日,柳田植物公園内にあるプラネタリウム満天星で,あの「星のお兄さん」のライブを聞いてきました。
 ただ「星のお兄さん」といっても,お兄さんではありません。もう立派なおっさんです。そのあたりは,ちゃんと「星のお兄さん」もわきまえていて,「わたしは,星のお兄さんという名前のおじさんです」と言っていました。ま,その自己紹介から、爆笑です。
 笑いのあるプラネタリウムの解説は,今回もホンモノでした。DVDで見たことのあるネタも,やっぱり面白かったです。漫才や落語と一緒で,ネタが分かっていても楽しいんです。
 やっぱ,ライブはいいですね。ライブがいいのは,音楽だけじゃないってことを再確認しました。

160919 最後に,「星のお兄さん」に理科室掲示用のサインを書いてもらいました。そして,一緒に来ていた6年生の子ども2人と写真を撮ってもらいました。
 この6年生たちは,4年生の時から,「星のお兄さん」の星座解説のビデオのファンです。もっともっとファンはいるのですが,いろんな行事が重なって来れなかった人もたくさんいます。
 明日は理科がないけど,このサイン色紙をみんなに紹介します。
 「星のお兄さん」,そして,満天星のみなさん! 今日はどうもありがとうございました。

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羽咋のお祭り

160918 ふらりと実家に向かったら,羽咋地区のお祭り二日目でした。まったく予期していなかったので,家の前の獅子舞にビックリ。
 小雨降る中,大人も子どもも頑張っていました。
 羽咋のお祭りといえば,,1日目の夜に行われる羽咋神社の「御神輿の川渡し」が有名です(必ず地方の新聞には出るね)が,こういうこともしているんですね。
 まだまだ伝統が残っているところに,自分の地区との違いを感じてしまいました。子どもがいるって大切なことだよなあ。

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ついに老後の話も…

160917 さてさて,今日はサークルの日。
 お祭りや部活などで,参加人数は,最初は2人。そのあと,遅れて1人。若者たちはゼロ。
 ということで,なぜか,じっくりと老後の話に盛り上がりました。
 退職されたメンバーがこんな本をもってきたので,それがキッカケです。
 50歳からと言われてもなあ…。すでに,おそい…(^^;;

 ま,たまには,こういうサークルもいいものです。

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