三宅なおみ他編著『協調学習とは』

 やっと出ました,「知識構成型ジグソー法」を詳しく扱った本が。
 これまでは,「知識構成型ジグソー法」の紹介は,ネット上の論文だったり,いくつかの実践方法の紹介本の一部に入っていたりしたのですが,本書は,まさに,「知識構成型ジグソー法」に特化した内容となっています。
 しかし,特化したと言っても,単に「知識構成型ジグソー法」の指導の仕方やマニュアルを紹介しただけの本ではありません。
 「知識構成型ジグシー法」を中心にして授業研究することで見えてくるものは,〈人間の思考過程〉そのものであり,そういう人間の頭の働かせ方が分かることは,他の授業パターンを考えるときにも,効力を発揮します。
 「知識構成型ジグソー法」の研究を牽引してくれていた三宅なおみさんは,残念ながら,昨年,急逝してしまいました。そこで,本書の内容も,三宅さんが書いた文章などを引用しながら,論が進められています。ご冥福を祈るとともに,今求められてきているアクティブ・ラーニングが,この本の中にずっしりと詰められていることも確認したいと思います。
 本書は,主に高校の教員向けに書かれたということで,実践例は高校からのものですが,小中の教師が読んでも,十分な内容が詰まっていますよ。
 「話型」から入りがちな小学校の先生達にこそ,読んで欲しいとも思います。子どもの思考って,話型から入っていたのでは,深まらないよ…って言いたいなあ。

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山路敏英著『理科教育法入門:科学のたのしさ伝えたい』

 親の仕事を受け継がず,公立中学校で理科を担当して,今は,明星大学で教員希望の学生を教えている著者が,その学生達にどんなことを語っているのかが書かれています。
 教育界の常識(実験的に明らかにされたわけではないようなものが実に多い)に対して,居丈高に反論するのではなく,現場にいたときの子どもの授業の様子や感想を紹介しながら,しっとりと「こうじゃないかな」「こっちの方の考え方が,子どもの認識に合っているのじゃないかな」と語りかけてくれます。これぞ,生きて働く〈教育原理〉を教えていただいた感じがします。
 「日本の科学教育の歴史から学ぶ」は,なかなか骨のある論文ですが,こちらも,とても読みやすくなっており,まさに,理科教育法にピッタリです。これを知っているのと知らないのとでは,現在の理科教育・科学教育への取り組み方が変わります。私たちは,雑多な知識を教えて満足していてはいけない。
 これからのアクティブ・ラーニングとやらは,科学の基礎・基本を扱う授業でこそ,その有効性が出てくるんだと思います。
 仮説実験授業から学ぶことが如何に多いかの証明でもあります。

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久しぶりの現場

 16日に行って以来の現場でした。ちゃんと座席はありました。
 子どもの夏休みは,教師にとっても夏休みか…というと,世間が思っているほど,休んでいるわけではありません。学校に子どもたちがいない分,違うことをしているんです。
 で,先週は,17日~19日まで金沢で理科教育(科学と言った方が好きだけど)関係の仕事があって学校には行かなかったのでした。
 今日は,この間の講座に使ったものを整理したり,2学期に使うものを準備したりしました。また,学校に児童用のタブレットが入ったので,その講習会もありました。同僚のパソコンソフトの再インストールやらで,結局,学校を出たのが6時過ぎ。なんか,夏休みなのに…って思ってしまいます。
 帰りに近くのホームセンターに寄ろうと駐車場に車を止めたところ,自転車に乗った中学2年生の2人の男の子が近づいてきました。私が,算数と理科を教えた子どもたちです。ちゃんと,夏休みをする時間もあるようです。1人の子は,「実は塾がもう始まっている時間なんです…」と言っていましたが…。
 学校を出たのが6時頃になって,なんかなあ~と思っていたのですが,子どもたちに出会えたので,よしとしよう。

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李政美のミニコンサート

160821 日曜日の夜,地元の旅館・さか本で行われた「李政美(イ・ジョンミ)」のミニコンサートに行って来ました。李さんの生歌を聞くのは,これが2回目。
 家の中で行われるコンサートなので,もう,みんな土かぶりの場所で聞きます。
 この家の息子さんも,飛び入り参加して,楽しいひとときを過ごしました。前座の若者たちも,いい味出していました。
 「あなたはそのままでいいのよ」というメッセージが,日本語・韓国語,両方で発せられていて,気持ちのいい時間でした。
 珠洲に来るのは,今回で,7回目だそうです。

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お掃除ロボット

160820 電気製品は数あれど,「これは必要ないだろう」と思っていたお掃除ロボット。ついつい購入してしまった。ほとんど,遊び感覚…でも,高いおもちゃだ。
 買ってしまった理由。
○その1 電子レンジが壊れていて電気屋さんに行ったのだが,その電子レンジがおもいのほか安く済んだ。わたしは,最近の電子レンジは10万くらいすると思っていたが,神さんが欲しいと言ったのは,予想の半額以下だった(以前ならケーキも作ったけど,もう,子どももいないしね…とか言って…安いのを選んでいた)。
○その2 近くにあるお掃除ロボットのコーナーを見ていたら,知り合いの店員さんと話が弾んでしまった。
○その3 昨年,自宅をバリアフリーに改装したので,ロボットが動きやすい部屋がいくつもできた。
○その4 お掃除ロボットにもいろいろあって,三角の奴がかわいかった。
○その5 買おうと思っていたギターは,まだ買っていなかったので,心に余裕ができてしまっていた。
○その6 うまく充電できなかったデジカメを調べてもらったら,少しの試行錯誤で使えるようにしてもらった。
○その7 ときどき娘家族が帰って来てくれるが,そのとき,かわいい孫と一緒に必ず猫を連れてくる。家の中に生きものを飼ったことのない私たちは,ついつい猫の抜け毛が気になるのである。もちろん,自分の抜け毛も別の意味で気になっているが(^^;;

 ま,このようなことで,ついに,高価なおもちゃを買ってしまったのである。
 結局,高い電子レンジを買ったのと同じになったのだが…。

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初ルビー・ロマン

 今日も,ある研究会の打ち合わせのために金沢へ。これで,3日連続の金沢。運転するのも飽きてくる。
 打ち合わせ会が始まる前の雑談の中で,ルビー・ロマンの話しになり,
「かほくイオンにあるぶどうのきというケーキ屋さんに行くと,ルビーロマンが一粒どんって乗っているケーキが売っているよ」
と聞いた。
 帰り道,ちょうど,そのかほくイオンで新しいギターを見てこようと思っていたところだったので,そのケーキ屋さんも寄ってみた。
160819 でも,ショーケースを眺めても,それらしき名前のものや姿のものが見当たらない。
 そこで,
「あのー,ルビ・ーロマンが乗っているケーキがこのお店にあるって聞いてきてみたのですが…」
と,大のおっさんがもじもじしながら聞いてみると,
「奥にあります。3つなら…」
とのこと。
 無事3つゲットして,他のケーキも買って,帰ってきたとさ。
 ルビーロマン。確かに,あまくて美味しかったです。これまでのブドウとは違うって感じでした。

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やっぱり楽しかったスクール

160818 二日間にわたる,KITサマー・サイエンス・スクールが終了しました。
 今回も,初めて会う子どもたちと,楽しく学ぶことができました。子どもたちの感想も,大変よいものでした。
 帰り際,ある男の子が,お母さんと妹を連れて私の所に来て,私が最後に紹介した本や模型のことなどについて聞いていきました。
 別の子は,「モルQ」(カードゲーム)を調べ,何が何枚あるのかをノートに控えています。
「なんで,そんなことしているの?」
と聞くと,
「家で,自分で作るんです。」
とのこと。買っても1400円くらいのものなんですが,子どものこの気持ちがうれしいです。

 別れ際に聞いた,今回スタッフに来てくれた学生さんの感想もうれしかったです。
「原子分子の担当になって,どんな難しいことをするのだろう,小学生にも分かるのかな,と思って参加していたけど,こんなふうなものなら,とても楽しくて分かりやすいですね。」
 帰り際,こういう感想を言ってくれました。

 また,来年も,日程さえ許せば参加したいです。
 写真は,今年の新作。お風呂に入っているオランウータン。可愛いでしょ。

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KITサマー・サイエンス・スクール

160817_01 今年もまた,金沢工業大学で行われる「サマー・サイエンス・スクール」に参加しました。今年の担当は,「原子分子となかよくなろう」です。
 分子模型を見せながら,つくりながら,カードゲームで遊んだり,エレメントハンターの歌を歌ったりと,通常の理科では体験できない…ことも盛りだくさんです。
 朝,続々と集まってくる子どもたちの顔を見ていると,見覚えのある顔も…昨年,私が担当した「光とカメラ」の講座に参加していた女の子でした。

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準備

160816 明日から始まる,KITサマー・サイエンス・スクールの準備に,1日中かかっていました。
 分子模型の選別から始まって,いろんな道具を,授業順に準備します。授業は8コマあるので大変です。普通の授業は,少しずつ進みますからね。
 ま,なんとか,6時前には,車に積み込みました。
 そうそう,12日から色水の中に入れてほおって置いた稲がご覧のとおり。水もなくなっていて,真っ赤になっていました。

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あの新シリーズの「ブラタモリ」が本になったんだって

 ブラタモリは,なかなかおもしろ番組で,時々,見ている。今回,それが本になったと言うことで,手に取ってみた。
 もし録画できるのなら,番組を見ていた方がいいのに決まっているが,本は,本で良さがある。
 まず,随所にQRコードが掲載されていて,すぐに地図上で場所を見つけることができる。これは,本当に旅するときにはとても便利な機能だ。
 そして,同行した方やアナウンサーのまとめの感想なども載っている。これはこれで,内容の深まりが出たり,タモリさんの横顔が見えたりして,おもしろい。
 第1号は,2015年夏にオジャマした鎌倉と,地元の金沢と,2017年にオジャマする予定の長崎の特集。どれも興味深く読むことができた。旅に出る前に,車に積むことになるシリーズかもしれない。

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