クリップやじろべえ

161202 2年生と《おもりのはたらき》の授業を始めました。
 この授業は,やじろべえとおきあがりこぼしを作りながら,おもりのはたらきについて,学んでいくという内容です。
 まずは,やじろべえ。
 アルミはり金とクリップを使っただけの超簡単やじろべえです。形も自由に変えられるし,おもりや支点も自由に変えられるので,「どんなときにおちないのか」「なぜ,落ちないのか」などについて,子どもたちでも実験しながら考えることができます。すぐれものです。

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加藤義信著『アンリ・ワロン その生涯と発達思想』

 アンリ・ワロンのことが知りたくて,先ず手にした1冊目の本です。
 最近,ワロンの思想が見直されていると聞いて,興味を持って読み始めました。
 ピアジェと同時代を生き,同じ心理学畑で研究をしながら,〈日本の教育現場への影響〉という観点でいうと,これまでは圧倒的にピアジェに軍配が上がっています。わたしの職場のみなさんも,老若男女問わず,ピアジェなら知らない人はいないでしょう。
 さて,そのワロン。当時,フランス共産党にも関係があった関係で,アメリカあたりでは学問の成果云々の以前に,門前払いを食っていた感じもあったようです。まあ,東西冷戦という時代ですから,やむを得ないですね。共産党を文字通りの色眼鏡で見ていた時代ですから(今でも,共産党と言うだけで毛嫌いする人たちが日本にもいますが…まるで思考停止です)。
 本書を読んで,ワロンの生い立ちや,ワロンが研究しようとしていた「全体としての子どもの姿を捉えたい」という姿勢くらいはなんとか分かりましたが,いざ,ワロンの発達論の話になると,分かりづらかったです。
 第3章「アンリ・ワロンの発達論はなぜ難解か?」という章まで設けるほどのワロンの論理ですから,一読したくらいで分からないのは,仕方ないのかな。
 著者は,初期の頃の訳書はわかりにくい…と言っています。是非,分かりやすい訳本を出してほしいです。
 今,続けて,他のワロン関係の本もかじっていますが,そこでも,ワロンの論理の難解さと,訳本の稚拙さが指摘されていて,ワロンの論理を日本語で理解するのはなかなか難解なようです。
 だれか,分かりやすく教えてくれないかなあ。

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能登里海教育研究所発行『海の観察ガイド 能登内浦の海編』

161130 今日の理科研究会で,分科会が始まる前に,ある担当者から,全編カラーで55ページもある,右のような冊子を頂きました。本書をまとめたのは,能登里海教育研究所というところです。この研究所は,最近できたもので,その母体は,金沢大学環日本海域環境研究センター臨海実験施設や地元の施設などの職員が関わっているようです。確かなことはまだ調べていません。
 ま,とにかく,金沢大学の研究所ができたお陰で,これまでの既存の施設も生かしながら,地元の児童生徒や私たちは里海の学習がよりやりやすくなってきたんだなあと感じています。
 本書は,ふりがなもついていて,読みやすくなっています。写真もふんだんに使われていて,磯観察のお供にも,観察から帰ってきたあとのまとめにも,そして,単なる読み物としてもなかなか手応えのある冊子となっています。
 私の知らないこともいっぱい載っていて,興味深く読めました。
 裏表紙には,観察用のフレネルレンズまでついていて,サービス満点です。

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蔦の絡まる廃工場(こうば)で…

161128 写真は,半月ほど前に撮った紅葉した蔦の葉。うちの近くの工場(こうば)の外壁の一面を覆っています。今では,だ~れも使っていない工場です。
 蔦の葉って,紅葉するととってもきれいです。
 隣のうちとのコンクリートブロックの平垣にも,この蔦がからんでいますが,なぜか,すでに葉は落ちてしまっています。日当たりの違いでもあるのでしょうか? 蔦の葉は,殺風景なセメントの景色を,温かい雰囲気に変えてくれました。

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秋田聡一郎著『一気に分かる世界史』

 いやー,おもしろい本でした。
 文字通り,世界史が一気にわかった気になります。西洋史でもなくアメリカ史でもく中国史でもない,ちゃんと世界史なのです。
 本書は,当時,地球上で一番栄えていた国(地域)にスポットを当てて,その世界の中心地が,時代とともにどのように変遷していったのかを,時間軸に沿って紹介してくれています。
 高校まで行った人ならだれでも,一度は耳にしたことのある,いろんな帝国や王国・王朝の名前が出てくるのですが,本書を読み進めるうちに,学校で習っただけのバラバラだった世界史の知識が,大きな歴史の流れの中で,位置付いていく気持ちよさを感じることができました。
 学生時代(中・高・大学生の頃)は,日本史は好きだったのですが,世界史のいろんな国やら民族やらが覚えられないで,ついて行けませんでした。でも,こんな風に教えてもらえば,もっともっと興味を持って世界史を学習できたかも知れないなあと思います。
 世界の中心の変遷を見ていくと,それは,「となりとなりの法則」で移動していくのが分かります。オリジナルな,全く新しい文明はなかなかできないのです。これまでの文明に影響を受けながら,次の文明が成長していくのです。これまでの文明は,長年,繁栄したが故にこれまでのやりかたに硬直し,そのため保守的になって発展できずに滅んでいく。そんな繰り返しが,世界史の大きな流れなんだなあと感じました。
 私のような世界史が苦手な方にも,お薦めの本です。

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山々と船と朝日

161126 土曜日,小雨降る中,傘を片手に散歩に出かけました。
 海にいくと,向こうの立山連邦の方(東の方)は晴れていて,朝日も顔を覗かせています。なかなか絵になるなあと,いったん家に帰ってコンデジを持ち,もう一度,海岸へ。
 思いっきり,アップで撮った写真です。
 きれいだなあ。
 このあと,けっこう雨が降ってきて,向こうの景色も見えなくなりました。
 最近,日の出が遅くなってきて,散歩の時間に合わなくなってきました。土日は,朝日と付き合える,貴重な機会です。

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虹の季節

161125 毎年,この頃になると一度は書くテーマが,虹です。
 能登では,冬になると,空はどんよりと灰色になることが多いです。そして,時々,小雨が降っているのに日が差すこともあります。能登ではこれを「キツネの嫁入り」と呼んでいます。
 こういうときには,灰色の空に,きれいな虹が架かります。
 今日も,お昼過ぎに,学校の玄関から,きれいな虹が見えました。しかも2重に見えました。
 子ども達と一緒に,しばらく観察していました。
 見えているほどにはきれいに写真が撮れないのが,もどかしいです。

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秋の窓

161124_01 生活科の時間に,「秋の窓」(正式名称は調べていない…)というのをやってみました。
 ポリスチロールの白い枠の中に,自分のお気に入りの秋を入れて写真を撮ります(写真はわたしが撮ってあげます)。
 それを白い紙に貼って,「自分がなぜその景色を秋の景色として選んだのか」を,簡単に書いて,発表してもらいました。発表してもらうときには,枠の中だけをアップして大型テレビに映してあげました。まるで芸術家の気分。
161124_02 2年生なので,これで2時間かかりました。
 初めてやってみたけど,なかなか面白かったです。もっと早くから知っていれば,春からやれたのにね。
 これも,研究会仲間のネーチャー先生のFBで見つけたものです。

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聖徳太子像が公立学校に…

161122 先週,県視聴覚教育研究大会に参加した際,会場校の一つである小学校の玄関前に,写真のような像が建っていました。
 これは,お寺さんでよく見かける,聖徳太子の像に似ています。台座を見ると「和」と書かれていて,聖徳太子に違いありません。
 小学校と言えば,二宮尊徳(金次郎)像なら,今でも玄関前に建っていることがありますが,聖徳太子像を見たのは,初めてです。
 この学校にとって,聖徳太子はどんないわれがあるんでしょうか。
 このあとの会で,西田幾多郎記念哲学館へ行ったときに,「もしかしたら,西田幾多郎つながりかも知れない」と思いました。
 ご存じの方。教えてください。

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川がS字になっていくのは?

161121 出張続きで,しばらく子どもに会っていませんでした。久しぶりの学校です。
 今日は,5,6年生との授業。
 5年生は,知識構成型ジグソー法で「川の流れのカーブが急になっていくのはなぜだろう」という課題に挑戦しました。これは,昨年度,公開授業でやってみたネタです。昨年の反省を生かした,フリートークの部分では,班ごとに発表するのではなく,黒板に書いた川の絵を使って説明し合う展開にしました。すると,5人くらいが代わる代わるつけ加えながら,課題解決をすることができました。
 最後には自分でまとめます。黒板にはまとめは書いてありませんが,ほとんどの子が,ちゃんと書くことができました。

昨年の記事はこちら→http://suzutano.tea-nifty.com/blog/2015/10/post-2851.html

 6年生は,先日もらってきた珪藻泥岩から珪藻を取り出して顕微鏡で観察する作業をしました。でも,どろが混ざりすぎていて,きれいに見える班は少なかったのが残念でした。試行錯誤が必要ですが,時間もなかったので,私のもっているプロの作った珠洲の珪藻土からとった珪藻プレパラートを見てもらいました。

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